水素風呂を始めたので水素濃度をはかってみたい
先日、こちらの記事でご紹介したとおり、「ナノH2スパ」という入浴剤を使って水素入浴を始めました。
結果は体感としてはかなり良く、これは誰にでも水素風呂はオススメしたいなと感じました。
とくに最近は関東でも身体を悪くされるかたが増えている印象があるので(電車に乗っていると数年前と急病人救護の数が明らかに増えています)周りの皆にも薦めていきたいと思っています。
水素風呂の水素濃度はどれくらい?
ところで水素風呂の水素濃度ってどれくらいなんでしょうか?
今回使用している「ナノH2スパ」には、とくに「これぐらいの濃度になりますよ」という表記はありませんでした。
あったのは「入浴剤投入後、3時間以内をめどに入浴してください」という表記だけです。
3時間後には水素もかなり抜けてしまうということなんでしょうね。
飲用の水素水には「何ppm」という水素濃度の表記があるのが普通なので、水素風呂の濃度がどれくらいなのかは気になるところです。
そこで実際に調べてみました。
水素濃度判定試薬で水素風呂の水素濃度を調べてみた
まず最初に、入浴剤(ナノH2スパ)投入後30分後の段階を調べました。
使用した「溶存水素濃度判定試薬メチレンブルー」はブルーの液体で、1滴たらして透明になると、そこには0.1ppmの水素が溶け込んでいることの目安になります。
実験の結果10滴透明になって11滴目でブルーのままでした。
そのため、水素濃度は1.0~1.2ppmであることがわかります。
これは思ったより高濃度でした。
アルミパウチで販売されている水素水濃度(実測値)はだいた0.8〜1.0ppmくらいのものが多いです。
それを考えると皮膚から吸収することができて、飲むより効率が良いとされる水素風呂でこの濃度はかなりのものだといえます。
3時間後の濃度は?
次に、説明書に「3時間以内を目処に入浴してください」とある、その3時間後の濃度を調べてみました。
その結果、さすがに濃度は減っていましたが、それでも0.5~0.7ppmという値が出ました。
アルミ缶で販売している水素水だと0.3ppmくらいだったりするので、これでも水素風呂の効果は充分ありそうな感じがします。
ちなみに水素発生器でつくる水素風呂の水素濃度は・・
今、資料をとりよせて検討をしている水素発生器「スパーレ」という商品があります。
充電バッテリー式で、風呂の中に入れてスイッチオンで水素を発生させるというものです。
価格は税込99,900円で、1年半以上使用するならもっともコストパフォーマンスが良い水素入浴方法なのですが、商品パンフレットに計測した水素濃度が載っていました。
それによると・・
なんと1.596ppmもあるんですね。
これは1気圧下で水に水素が溶存できるほぼ限界値です。
これをみるとランニングコストを考えても、やっぱりスパーレを検討したくなっちゃいますね・・
入浴剤タイプの水素風呂でも充分。でも長い目でみると・・
以上、水素風呂の水素濃度について見てきましたが、いかがだったでしょうか?
体感的にも約20回分で3,800円(税込)の「ナノH2スパ」で、充分水素入浴のメリットは享受できると感じます。
なので気軽に水素風呂を試したいならこの方法がベストだと思います。
ただ、仮に毎日継続すると考えると、ナノH2スパの場合、年間コストは69,350円(税込)になります。
水素発生器スパーレの場合、初期投資の99,900円(税込)プラス電気代(充電)が月100円もしないので、長い目でみると一番お得に水素入浴が続けられるんですよね。
しかも水素濃度も1.6ppmという高濃度になります。
というわけで、水素風呂を取り入れる流れとしては、
- まずは水素濃度の充分な入浴剤で水素風呂をためしてみる
- 気に入ったら「スパーレ」のような本格的な水素発生器で水素風呂を続ける
というのがいちばん自然なのではないかと思いました。
わたしもちょっと本気だしてスパーレを検討してみようと思います^^
水素の医学研究の第一人者である太田成男日本医科大学名誉教授のサイト・著書で、水素入浴剤のタイプについて注意喚起がされていました。
それによると「水素化マグネシウム」以外のタイプは水素以外の不純物(ホウ酸など)が残る可能性があり、おすすめできないとのこと。
「ナノH2スパ」は「炭酸マグネシウムタイプ」の水素入浴剤で、私自身利用してそれなりに効果を感じていましたが、人によっては不純物の影響がでるケースもあるようです。
ですので、現在この製品は水素風呂の方法としてはおすすめしていません。
