「水素吸入」や「水素風呂」など、美容や健康維持、日々のケアとして【水素】を取り入れる生活は広がりつつあります。
とはいえ、

高額な水素吸入器は手が出しづらい…
もっと気軽に水素を生活に取り入れられる方法ってないかな?
こんなふうに感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
そんな方にご紹介したいのが『宮川式水素キット』 です。
法政大学教授であり、水素についての超人気書籍『最強の水素術』の著者としても知られる宮川路子先生が、ご自身でも愛用されているというこのキット。
水素吸入・水素風呂・水素水づくり が1台で全部できて、電源不要・初期費用も抑えられるといったメリットもあり、

もっと手軽に水素生活を始めたい!
と思っている方にぴったりのアイテムといえるかもしれません。
今回は、『宮川式水素キット』を実際に使ってみることができたので、その体験をもとに、使い心地やメリット・デメリットまで、詳しくご紹介してみたいと思います。
「水素生活をもっと身近にしたい」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼宮川路子教授インタビュー動画
▼宮川式水素キットの使い方
『宮川式水素キット』とは?

『宮川式水素キット』は、法政大学教授であり、人気書籍『最強の水素術』著者でもある宮川路子教授がキットの完成に関わられ、ご自身でも愛用もされているという水素生成キットです。
▼宮川教授の著書「最強の水素術」
>>宮川教授のサイト『宮川路子の水素栄養療法』
>>宮川教授の著書『最強の水素術』紹介記事|スイスピ
1台で「水素吸入」「水素風呂」「水素水づくり」の3役をこなす、いわばオールインワン型の水素生成器具で、値段とスペックは以下のようになっています。
『宮川式水素キット』スペック表
価格 | 66,000円(税込) |
---|---|
水素発生量 | 20分で8,000ml |
水素生成方式 | 化学反応式(電源不要) |
本体サイズ・重量 | 幅108 x 奥行108 x 高さ280mm 重さ:613g |
用途 | 水素吸入・水素風呂・水素水生成 |
キット内容 | ・本体ボトル ×1 ・水素発生剤用カゴ ×1 ・水素発生剤 x60回分 ・すべり止めシート ×1 ・水素吸入用カニューレ(滅菌パック済)×3 ・水素風呂用エアストーン ×1 ・水素飲料生成用スティック ×1 ・キティちゃん専用ケース ×1(おまけ) |

ここから、『宮川式水素キット』の4つの特徴をみていきましょう。
特徴❶ 化学反応式で水素を発生|電源不要・持ち運びもOK
宮川式水素キットでは「化学反応」で水素を発生させ、
アルミニウムと酸化カルシウムを主成分とした「水素発生剤」に水を加えることで水素ガスが発生する仕組みになっています。
電気を使わずに水素を作れるため、
- 電源不要でどこでも使える
- 電気分解式水素吸入器に比べ、軽量・コンパクト
- 構造がシンプルなので壊れにくい
- 初期費用が安く始めやすい
といった特徴があります。
とくに「電源不要」「軽量・コンパクト」という点は大きなメリットとして感じる方が多く、
- 家で毎日電解式の水素吸入器を使っているけど、旅行に行くと水素が吸えないので不安で旅行に行けなかった人が、宮川式水素キットを持って旅行に行けるようになった
- 斜め掛けバッグやリュックにに宮川式水素キットを入れて、家事・仕事等でいろんな場所に動き回りながらでも水素吸入をしている
- 機械の持ち込みができない入院先の病院に持っていって水素吸入を続けている
など、水素をとりいれられる時間と場所を広げることに役立っているのがわかります。
一方で、使用するたびに「水素発生剤」(消耗品)が必要になるため、ランニングコストがかかる点は覚えておきたいところです。
特徴❷ 水素発生量は反応直後が一番多い|化学反応式ならではの特徴
電気分解式の水素発生器では「ほぼ一定量」の水素を生成しますが、化学反応式では水素発生量が時間とともに変化します。
以下のグラフを見るとわかる通り、
- 反応直後に水素発生量がピークに達し、その後徐々に減少していく
- 十分な水素量を確保するなら、吸入時間の目安は30〜60分ほど
といった特徴があります。

「安定して一定量の水素を長時間発生させる電気分解式とは異なる」という特徴はしっかり押さえておきたいですね。
「短時間でもしっかり吸入したい」という方に特に適していると言えるかもしれません。

ただし、水素量が減るとはいえ、8時間くらいは水素発生が続きます。
特徴❸ 水素吸入・水素風呂・水素水、すべてに対応
宮川式水素キットは、1台で「水素吸入」「水素風呂」「水素水づくり」の3つの使い方ができるのが大きな特徴です。
通常、水素吸入器・水素風呂用発生器・水素水生成器はそれぞれ別の商品として販売されていることが多く、すべてそろえようとすると高額になりがちですが、宮川式水素キットならこの1台で済みます。
- 水素吸入
カニューレをセットすれば、電源なしでどこでも水素吸入が可能。
持ち運びもできるので、家事をしながらや入院中・旅行中の方にも活用されています。
- 水素風呂
付属のエアストーンを浴槽に沈めるだけで水素が発生し、手軽に水素風呂が楽しめます。
- 水素水
付属の水素飲料生成用スティックを使い、水素を飲料水やお茶に溶かし込むことができます。
「1台3役」として、日常のさまざまなシーンで水素を取り入れられるのが、宮川式水素キットならではの強みですね。
特徴❹ 町工場でひとつずつ手作り|壊れにくく長持ち
宮川式水素キットは、大手メーカー製ではなく、町工場で一つ一つ手作りされている点も特徴的です。
見た目は素朴で、いわゆる「機械っぽさ」はありませんが、そのぶん「シンプルで壊れにくく長持ちする」と宮川教授も評価されているようです。

では『宮川式水素キット』の特徴を把握したところで、実際に使ってみた様子をご紹介していきましょう。
実際に『宮川式水素キット』を使ってみた
まず、『宮川式水素キット』の同梱物は以下のようになっています。
- 本体ボトル ×1
- 水素発生剤用カゴ ×1
- 水素発生剤 x60回分
- すべり止めシート ×1
- 水素吸入用カニューレ(滅菌パック済)×3
- 水素風呂用エアストーン ×1
- 水素飲料生成用スティック ×1
- キティちゃん専用ケース(宮川先生からのプレゼント)

水素発生剤は60回分ついてるのね。

1日1回使うとすると、約2ヶ月分付属していることになるね。
❶ 水素吸入をやってみた
まずは、宮川式水素キットで「水素吸入」を試してみました。
本体ボトルに水を注ぎ、水素発生剤を専用カゴに入れてセット。
あとはカニューレ(鼻にあてるチューブ)をつけるだけで準備完了です。

すぐにシュワシュワッと反応が始まり、ボトル内から細かい泡が勢いよく出てきました。
化学反応式の特徴どおり、最初がいちばん勢いよく水素が発生しているのがわかります。
吸いはじめは、だいたい『600ml/分』の勢いで水素が発生しているので、一般的な水素吸入器としてはかなり上位クラスの機器で吸ってるのと同じレベルです。
短い時間とはいえ、

この初期費用でこれだけの水素量の吸入ができるのは大きいな・・!
と思いました。
30分後たつと泡の勢いは少し落ち着き、60分後にはかなり穏やかになってきました。
▼60分後の様子
とはいえ、水素発生量は少なくなるものの水素発生は8時間ほど続くとのことなので、長めに吸入するのもアリだと思います。
水素生成時の「音」|機械の作動音がない分静か
また気になる「音」ですが、最初の一番激しいときでもボコボコ(ポコポコ)という水素の発生音だけです。
電解式水素吸入器によくあるモーター音(機械の作動音)はないので、夜寝るときの水素吸入としても向いているなと感じました。

機械の作動音がない分、静かなのね。
コンセントにつなぐ必要がないので作業しながらでも吸入しやすい
また「電源不要」なのでコンセントコードを気にする必要もなく、家事の作業中でも移動しながら吸入を続けることができました。
「どこでも水素吸入できる」という安心感は、電気式ではなかなか味わえない感覚ですね。
宮川先生によると、
斜め掛けバッグやリュックに入れて、家事をしながら吸っている方もいますよ
とのこと。
忙しい毎日の仕事や家事の時間も有効活用しながら水素を吸えるとしたら、とてもありがたいですね。
❷ 水素風呂を試してみた
次に試してみたのが「水素風呂」です。
宮川式水素キットには、セラミック製の「エアストーン」が付属しており、これを湯船に沈めることで水素の細かい泡が放出され、水素風呂を作ることができます。

浴槽にエアストーンを沈めるだけ
使い方は、お風呂にお湯を張ったら、
- 本体に水+水素発生剤をセット
- 本体にエアストーンをチューブをつなぎ、エアストーンを浴槽に沈める
これだけです。
注意点として、エアストーンは使う前に「一晩水につけておく」ことが推奨されています。これをすることで、エアストーンから細かい水素のバブルが出るようになります。
エアストーンから細かい泡が発生
エアストーンを浴槽に沈めるとすぐに、細かい泡がシュワシュワ〜っと出てきます。
▲上から撮ったので小さく見えますが、エアストーンの直径は約10cmあります。
ストーン全体から泡が出るわけではなく「あれ、出ていないところもある?」と思う部分もありますが、これで正常みたいですね。
宮川教授も、
ストーン全体から泡が出ることはあまりありません。目に見える泡だけでなく、目に見えない細かい泡となってお湯に溶け込んでいます。
とおっしゃっていて、泡が見えなくても水素はしっかり出ているとのことです。
じんわり温まる体感は予想以上
入浴してみると、水素入浴でよく感じる以下の特徴:
- じんわり身体が温まる度合いが、明らかにただの入浴とは違う
- 湯あたりがやわらかい感じ
- 肌のすべすべ感がアップした感じ
この3つはすぐに実感できました。

これらは水素風呂全般に感じる効果ですが、かなりしっかり感じられました。
またお湯の水面から出ていく水素ガスを吸い込むことにもなり、「風呂+吸入」どちらも一緒にできているせいか、まさに「水素浸け」になったような、血流がすごくよくなるような感覚を覚えました。
水素入浴後の「電解式の水素生成器」との違い
水素風呂について、私は普段「リタライフ」という電気分解式の水素風呂用水素発生器を使用しています。

リタライフとの一番大きな違いを感じたのは、
「入浴が終わったあとに水素生成を停止できない」
という点でした。
いざ入浴を終えてお風呂から出ようと思ったとき、水素発生剤はまだ水素をぷくぷくと発生させていて、
「発生を途中で止めて、また後で使う」
といったことができないのですよね、化学反応式だけに。

一度発生剤を水につけて化学反応が始まると、水素の発生をコントロールすることはできません。
この点が最初は少し残念に感じました。
ただ、宮川教授はこの点についても解決策を提示くださっていて、
水素風呂が終わったら、カニューレ(吸入チューブ)に付け替えて水素吸入するとよいですね。
とおっしゃっているんですね。
これはなるほど!と思いました。
『宮川式水素キット』は電源がなく持ち運びが自由なので、お風呂から出たらカニューレに付け替えれば、髪を乾かしたりする間にも水素吸入をすることができます。

すきま時間を水素吸入に使えるのは、効率がいいね。
参考データ:水素バス・リタライフとの酸化還元電位 / 水素濃度比較
『宮川式水素キット』での水素入浴がどれほどのものなのか、今回参考までに、簡易的な「酸化還元電位/水素濃度計」を使って、
- 宮川式水素キット
- 水素バス(水素発生剤を専用カゴに入れて水素を発生させ、水素風呂にするもの)
- リタライフ(私が普段使用している電解式の水素風呂用水素生成器)
それぞれにどのような違いが出るか、実際に計測してみました。
酸化しやすさ・還元しやすさを示す指標で、単位は「mV(ミリボルト)」。
- 数値が高いほど:酸化力が強い(=老化を進める)
- 数値が低いほど:還元力が強い(=抗酸化作用が期待できる)
とされています。
水素が豊富に含まれると、この値はマイナス方向に傾く傾向があります。

その結果がこちら:
0分後 | 10分後 | 30分後 (生成終了後にかき混ぜた状態) | ||
---|---|---|---|---|
宮川式水素キット | 酸化還元電位 | 約250mV | 105mV | −74mV |
水素濃度 | 0ppm | 泡の上で1.0-1.4ppm/泡のない場所は0ppm | 0.3ppm | |
水素バス | 酸化還元電位 | 約250mV | 93mV | 31mV |
水素濃度 | 0ppm | 泡の上でも0ppm | 0ppm | |
リタライフ | 酸化還元電位 | 約250mV | 81mV | 29mV |
水素濃度 | 0ppm | 泡の上で0.8-1.1ppm/泡のない場所は0ppm | 0.1ppm |
※水素濃度は機器の構造上、正確な数値を測定しにくいため、参考値としてご覧ください。
「水素バス」は、発生剤そのものは宮川式水素キットのものと差はないのですが、
今回の数値を見ると、
宮川式水素キットは「水素バス」(発生剤だけをそのまま使うタイプ)よりも水素がしっかりお湯に溶け込んでいる
のが分かります。
やはりエアストーンによって水素の泡が細かくなっている効果があるのでしょうね。
さらに、電解式のリタライフと比べても、短時間でより高濃度の水素が溶け込んでいることが確認できました。

宮川式水素キットは「水素風呂としての性能面」でもかなり優れてるんだね。
私自身は普段、電解式の水素風呂用水素生成器『リタライフ』の「スイッチひとつで毎日手軽に使えて、水素発生のオンオフをコントロールできる」という「取扱いのしやすさ」が大きな魅力だと感じていますが、

『宮川式水素キット』も水素発生量がしっかりあって、水素風呂の効果を実感しやすいかも・・
という、宮川式水素キットならではの強みも感じました。
- 「手軽さ・取扱いしやすさ」で選ぶならリタライフ
- 「水素量・実感重視」で選ぶなら宮川式水素キット
このようなポイントを頭に入れて、水素風呂を取り入れる目的やライフスタイルに合わせて選ぶのがいいかもしれません。
❸ 水素水をつくってみた
宮川式水素キットでは、専用のエアーメタルをチューブの先に取り付け、水やお茶に入れるだけで、水素水をはじめとする「水素飲料」を簡単につくることができます。

温かい飲み物にも対応
水素水というと「冷たい水」を想像するかもしれませんが、宮川式水素キットは耐熱性のエアーメタルを採用しているため、80℃程度までの温かい飲み物にも対応しています。
宮川教授のおすすめは「白湯」だそうで、ただでさえ健康に良いといわれている白湯が水素飲料になれば、かなりよさそうですよね。
使ってみてわかった『宮川式水素キット』のメリット・デメリット
ここで、『宮川式水素キット』を使ってみて感じた【メリット】と【デメリット】をまとめてみたいと思います。
水素発生量の変化や、発生剤が必要な点など、化学反応式ならではの特徴もありますが、やはり「水素吸入・水素風呂・水素水が1台でできる」というのは大きな魅力ですね。
また、ランニングコストについて言うと、同じ化学反応式の水素吸入器に「水活」という製品がありますが、そちらは1回分が330円(税込)、1日1回使用すると毎月9,900円(税込)かかります。
それに対し、宮川式水素キットは最初に付属している水素発生剤60袋を使い切ったあとは、
水素発生剤30回分:5,643円(税込)
で購入できます。
長い目でみてもコストが抑えられる点も、「宮川式水素キット」のメリットのひとつだといえそうです。
参考記事:水活(化学反応式水素吸入器)ってどうなの?水活vs宮川式水素キット徹底比較|水素吸入を安く始めたい方へ
『宮川式水素キット』の購入方法
『宮川式水素キット』は、宮川教授のさまざまな要望を取り入れてこのキットを形にしていった、「株式会社水素生活」さんのほうで取り扱いがされています。
購入を希望される場合は、以下の販売サイトに飛んでみてください。
まとめ
以上、今回は法政大学の宮川路子教授が推奨する『宮川式水素キット』について詳しくご紹介しました。
「水素吸入」「水素風呂」「水素水」が1台でできて、しかも電源不要でどこでも使える のが、このキットの最大の特徴です。
- 手軽に水素生活を始めたい
- 旅行先や外出先へ持ち運べるタイプを探している
- 電解式の水素吸入器は価格的にハードルが高い
このような方にとっては特に検討する価値があるのではないでしょうか?
宮川教授ご自身も愛用されているという安心感も、大きな魅力ですよね。
水素をもっと身近に取り入れたい方は、ぜひチェックしてみてください。