人気の水素風呂用水素発生器「スパーレ」のハイクラス版
「スパーレEX」
が新しく発売されています。
スパーレEXは従来のスパーレと比べてどうなのか?検証してみたいと思います。
スパーレ(スパーレNEO)とスパーレEXの違いは?
まず「スパーレNEO」という紛らわしい名前の製品について
スパーレEXについてみていく前に、
名前がまぎらわしい「スパーレNEO」について確認しておきましょう。
「スパーレNEO」はスパーレのデザイン違いの製品で、中身はまったく同じです。
▼スパーレ
▼スパーレNEO
「明るくてカラフルなデザイン」のスパーレと、「高級感を意識したデザイン」のスパーレNEO。
機能は同じなのでデザインの好きなほうを選ぶといいですね。
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スパーレとスパーレEXの違い
ではハイクラス版スパーレ『スパーレEX』についてみていきましょう。
スパーレEXが従来のスパーレから進化したポイントをまとめると・・
- 水素発生力が20%アップ
- カバー部分を開けるのに付属工具が不要になった
- 大きさが少し大きくなった
- デザインがアイスブルー1色に
- バッテリー残量が確認しやすいように3段階のバッテリーモニターがついた
- 価格は99,900円→159,840円(税込)にアップ
以上の点が「スパーレEX」で進化したポイントになります。
「スパーレEX」より「スパーレ」を選んだほうがいい?3つの比較ポイント
これらの違いから「スパーレ」「スパーレEX」のどちらを選ぶべきか?考えてみましたが、結果として「スパーレのほうがお得!」という判断になりました。
その大きな理由を3つあげてみたいと思います。
1.バッテリー・充電機能が進化していない
スパーレは充電式のバッテリーで稼働するので日々の取り扱いは非常にシンプルで簡単なのが特長です。
ただそのかわり、2~3年でバッテリーの寿命が尽きたときに
メーカーに本体ごと送ってバッテリー交換・メンテナンスをしもらう必要がある(料金14,040円)
というデメリットがあります。
スパーレが進化するのなら、ぜひともこの部分が進化してほしかったというのが本音です。
たとえば「本体をメーカーに送らなくても自宅でバッテリー交換ができる」とか、「バッテリーの寿命が伸びる」とか。
ところがバッテリーまわりについては、スパーレEXはスパーレとまったく同じで進化していませんでした。
- フル充電まで4時間
- 2~3年の使用でバッテリ交換必要
- バッテリー交換時は本体ごとメーカーに送る必要あり
これらの点はスパーレと全く同じで、進化していないのは本当に残念でした。
2. 水素の発生量はそれほど増えていない?
「基盤回路の変更により、水素発生量が20%アップ」というのがスパーレEXのウリになっていますが、この20%アップというのは「200Lの浴槽で使用したときの水素濃度実測比較による」とされています。
ただ、このような200Lもの水量で実測した場合、計測する場所によっても微妙に濃度は変わってきますので、あまり正確な数字とはいえません。
そこで小さなボウルのなかで水素を発生させて水素濃度を計測した結果を「スパーレ」「スパーレEX」で比較してみたいと思います。
▼こちらは「スパーレ」
▼こちらは「スパーレEX」
ppmになおすと、「1.596ppm」と「1.599ppm」という違いです。
水素発生力で考えるとそれほどの違いがあるとはいえないですよね。
3. 性能の差より価格の差が大きい
これがいちばん大きな理由になりますが、
- スパーレ/スパーレNEO:99,900 円(税込)
- スパーレEX:159,840 円(税込)
となっています。
これまで見てきたように、約6万円多く支払えってもいいと思えるだけの性能の差はスパーレEXにはないという印象があります。
これくらいの性能の差であれば、99,900円のスパーレを選んだほうがお得ではないでしょうか?
まとめ
ということで「スパーレ」と「スパーレEX」の違いについて見てきました。
スパーレEXの仕様と価格をはじめてみたときに抱いた率直な感想が「値段アップのわりに進化していないな・・・」というものでした。
「スパーレEXのアイスブルーのデザインがいちばん!」
「水素発生量は少しでも多いほうが安心」
「とにかく新しいモノが好き」
という方であれば「スパーレEX」を選んでもいいかもしれませんが、
少しでも節約して水素風呂を楽しみたいという方であれば「スパーレ」のほうがおすすめできると思います。
よろしければ参考にしてみてくださいね。
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