この記事では、
水素吸入器の比較って、何をどう比べればいいのかわかりにくいのよね。。
という方のために、
- 水素吸入器を選ぶときにチェックしたい8つのポイント
についてまとめてみました。
さらに8つのチェックポイントでの評価にもとづいた
- おすすめ5機種 +9機種
についても詳しくご紹介しています。
健康や美容のために「本気で水素吸入器を検討してる」という方には参考にしていただけると思いますので、ぜひみてみてください。
長い記事なのでブックマーク推奨です!
水素吸入器(吸引器)比較一覧表
▼表は横方向にスクロールできます。
品名 | 価格 (税込) | 水素ガス発生量 | 詳細記事へのリンク |
---|---|---|---|
▼ 医療・業務用レベル 水素吸入器 | |||
Hhuhu【ふふ】 | 880,000円 | 500ml±10%/分 | 詳細記事 |
H2JI1 | 2,420,000円 | 250ml/分 | 詳細記事 |
▼ 本格派家庭用水素吸入器 | |||
シェルスラン・プロ | 495,000円 | 300ml±5%/分 | 詳細記事 |
ピュアラスキューブ プレミア | 448,470円 [期間限定価格] | 250ml±10%/分 | 詳細記事 |
シェルスラン・エレ | 328,900円 | 150ml±10%/分 | 詳細記事 |
ラブリエリュクス | 275,000円 | 60ml±10%/分 | 詳細記事 |
ミンテック MT-A100 | 644,600円 | 100ml/分 | 詳細記事 |
▼レンタルのおすすめ | |||
リタエアー | 5,500円/月額 | 100ml/分 | 詳細記事 |
リタアクア | 4,950円/月額 | 30ml/分 | 詳細記事 |
▼ ポータブル 水素吸入器 | |||
ダブル水素ボトル | 184,800円 | 約5ml/分 | 詳細記事 |
ラブリエエラン | 174,900円 | 30ml/分 | 詳細記事 |
ケンコス4 | 43,450円 | 8ml/分 | 詳細記事 |
ドクター水素ボトル | 203,280円 | 10.5ml/分 | 詳細記事 |
H2エア | 16,500円 | 0.03〜0.1% (水素濃度) | |
おすすめ5機種
❶ 水素発生量300ml/分
シェルスラン・プロ
495,000円(税込)
水素ガス発生量300ml±5%/分
>>シェルスラン・プロ詳細記事へ
❷ 高性能コンパクト&5年保証
ピュアラスキューブ プレミア
448,470円(税込)
水素ガス発生量250ml±10%/分
>>ピュアラスキューブプレミア詳細記事へ
❸ 医療・業務用レベルの家庭用
Hhuhu【ふふ】
880,000円(税込)
水素ガス発生量500ml/分
>>Hhuhu【ふふ】詳細記事へ
❹ 定番・スタンダード
シェルスラン・エレ
328,900円(税込)
水素ガス発生量150ml±10%/分
>>シェルスラン・エレ詳細記事へ
❺ レンタルのおすすめ
リタエアー
5,500円(税込)/月
水素ガス発生量100ml/分
>>リタエアー詳細記事へ
水素吸入器(吸引器)を選ぶときはここをみて!8つのチェックポイント
それではまず、水素吸入器を選ぶ8つのポイントについてご紹介していきましょう。
水素吸入器を比較検討するときに大事にしたい「8つのチェックポイント」は以下のとおりです。
(クリックすると各詳細へジャンプします)
- 水素ガス発生量&濃度
- 連続吸入時間はどれくらい?
- 発生する水素ガスの安全性
- 水素水はつくれるか?
- ランニングコスト
- メンテナンスのめんどくささ
- 本体ボディのサイズ・重量(持ち運びできるか)や材質
- メーカー/販売会社の信頼性・アフターケア
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
❶ 水素吸入器の「水素ガス発生量」&「水素濃度」
水素吸入器のスペック(性能)として「水素ガス発生量」や「水素濃度」というのが表記されていることが多いですが、シンプルに比較しやすいのが
「水素ガス発生量」
(毎分の水素ガス発生量が『◯◯ml/分』という形で表される)
です。
単純に数字を比べるだけですね。
適切な「水素ガス発生量」は?
ただ、10ml/分以下のポータブル水素吸入器から、1000ml/分を超える業務用水素吸入器までいろいろな吸入器があるので、
どのくらいの発生量があれば十分なの?
と悩まれるケースも多いんじゃないでしょうか。
この問題について「すべての人に当てはまる最終的な結論」は出ていないと思います。
現状わかっていることや参考になる情報について、詳しくはこちらの記事(>>水素吸入器の水素ガス発生量、最適なのはどれくらい?)で書いていますが、
要点をしぼると・・
- 250ml/分が一つの基準となる可能性(慶応大の研究)
- 業界団体は「200ml/分以上(200〜640ml/分)」推奨
- がん治療では1200ml/分前後が使用されている
- 多ければ多いほどいいとは言えない(個人的見解)
- ちなみに個人的には100ml/分を使用中、将来的には増やしたい
以上のような内容が参考になると思います。
▼詳しくは、ぜひこちらの記事をご覧ください。
水素ガス発生量については「第三者機関による測定結果」などが公表されているかもチェックしたほうがいいでしょう。
水素吸入器の「水素ガス濃度」はどう見ればいい?
もうひとつ、水素吸入器の「水素ガス濃度」ですが、これはなかなか扱いが難しいです。
というのは、水素吸入器の「どの場所の水素濃度か?」によって数字はバラバラになるからです。
たとえば下の図のAとBでは「水素濃度」は大きく異るケースがあります。
たとえば、上の図「A:水素ガス発生時の濃度」は吸入器のタイプによってことなり、
- 水素ガスのみ発生するタイプ:99.◯◯%
- 水素酸素混合ガスのタイプ:66.◯◯%
このような数字が一般的です。
(たまに「67万ppm」「99万ppm」などという表記がみられることがありますが、ppmは濃度の単位で、67万ppm=67%となります)
このA(ガス発生時)の水素濃度は、「水素以外に不純なガスが混入していないか?という安全性をしめす数字」といっていいかもしれません。
たとえばガス発生時の水素濃度が99.999%なら、水素以外の不純ガスが限りなくゼロに近いってことだね。
なるほど・・
B(カニューラ出口)の水素濃度については、製品によって
- 空気と混ぜることにより、あえて調整して数%まで落とすタイプ
- 調整せず、90%以上の高濃度を維持するタイプ
といろいろです。
個人的にはここ(カニューラ出口)の水素濃度よりも「水素ガス発生量」を比べたほうがわかりやすいかな、と思っています。
以上、水素濃度をまとめると・・
- 水素ガス発生時の水素濃度はガスの安全性をしめす
- カニューラの先の水素濃度は参考程度に
このようなことがいえるのではないかと思います。
❷ 連続吸引はどれくらい可能か?
「自宅で水素吸入したい」と考えている方のなかには、わけあって
少しでも長い時間、水素吸入をしたい・・
と希望している人も少なくありません。
そんな方にはとくに大事なのが「連続吸引はどれくらい可能なのか?」というポイントです。
水素吸入器によって「5分まで」「30分まで」といった制限があるものもありますので、要チェックポイントです。
❸ 水素ガスの安全性・危険性(塩素ガスが発生していないか?)
「水素ガスの安全性」と聞くと、まず
「爆発しないのか?」
ということをいちばんに気にされるかもしれません。
水素が空気中で爆発するには「空気中の水素濃度4%〜75%(一説によると10%〜75%)」である必要があります。
この点について、水素製品の業界団体であり、水素製品の認証事業をおこなっている「日本分子状水素普及促進協会(JHyPA)」では、認証基準について以下のようにコメントしています。
『水素は、4%以上では燃焼の可能性がありますので、多すぎれば多いほど良いというわけではありません。
鼻カニューレで100%の水素ガスを吸入した場合、吸う時は、水素ガスは体内に入りますので、問題ありません。』『1分間に600 mL以上水素が発生する場合は、別途安全性の対策を求めることにします。』
『また、念には念を入れて、火気厳禁としてください。』
つまり、
- 基本的に水素ガスのほとんどは体内に入るので、水素ガス発生量600ml/分までは問題なし
- 水素ガス発生量が多い場合は注意が必要
というわけですね。
ちなみにこの記事でご紹介している水素吸入器は、すべて水素ガス発生量600ml/分以下となっています。
水の電気分解で塩素ガスが生じる?
爆発とは別に気をつけないといけないのが、水に含まれる塩化物イオンが塩素に変化し、危険な「塩素ガス」が発生する可能性です。
水道水や天然水には天然由来の塩化物イオンが含まれていて、電気分解のプロセスで「塩素」が発生してしまいます。
(殺菌のために水道水に添加される塩素とは別モノです)
普通の水を電気分解すると、発生する水素ガスのなかに「塩素ガス」が混じってしまう可能性がでてきてしまうんですね。
直接的にからだに気体分子をとりいれる水素吸引の場合、塩素にたいするケアもより真剣に考える必要があります。
水道水の残留塩素だけじゃなく、「電気分解によって生じる塩素」にも気をつける必要があるっていうことだね。
へ〜〜知らなかった。。
「電気分解による塩素ガスの発生」をさけるために
塩素ガスが発生しないようにするため、各水素吸入器では以下のような対策がされています。
- 塩化物イオンをふくまない「専用液」や「精製水」等を使って水素を発生させる
- カートリッジに塩素除去機能がついている
できる限り、このような塩素ガス対策がされている水素吸入器を選びたいですね。
❹ 水素水もつくれるか、水素吸入のみか
水素吸入器には
- 水素吸入のみのタイプ
- 水素水もつくれるタイプ
があります。
水素吸入は水素水を飲むより効果が高いんだよね?じゃあ水素水は必要ないんじゃない?
そうともいえなくて、「水素水ならでは」のメリットもあるみたいだよ。
水素水ならではのメリット
水素水飲用のメリットは以下のようなものがあります。
- 胃から水素を吸収することによって、脳神経の保護などの効果があるホルモン「グレリン」が分泌されるなど、内分泌系への水素のはたらきが期待できる
- 上記のようなさまざまな「水素吸入とは異なる働き方/メリット」が観察されている
- 単純に水分をとりやすくなる
>>参考記事:水素ガス吸引の効果はわかるけど、水素水には期待できない?
また、細かいメカニズムはわかっていないものの、
「パーキンソン病(脳の神経細胞が関係している)には水素吸入より水素水のほうが効果が高い」
という順天堂大学による研究結果も出ています。
水素水を作れるか?というのも吸入器選びのポイントになってくると思います。
❺ ランニングコストはどれくらいかかるか
水素吸入器は意外とランニングコストがかかることも多いので要注意です。
本体の販売価格だけでなく、消耗品や交換品のコストにも注意したいですね。
❻ メンテナンスは何が必要か
水素吸入器は、メンテナンス方法や毎回使うときの手順・手間などにも、機種によって大きな違いがあります。
水素吸入を継続していくためには、
ストレスなく使い続けられる、シンプルな操作とメンテナンス方法
も、製品を選ぶひとつのポイントになります。
操作やメンテナンスが大変だと、せっかく買っても続けられなくなっちゃいそうだもんね。。
❼ 本体ボディ(持ち運びしやすい大きさかどうか?材質・頑丈さは?)
外出時や旅行先でも使いたい場合、また自宅でも移動する機会が多い場合は「サイズや重量」も大事なチェックポイントです。
また製品によっては、本体ボディに安全性・耐久性の高い材質を使用しているものもあり、長い目でみたときの安心材料として評価できることもあります。
❽ メーカー/販売会社の信頼性・アフターケア
個人的に水素吸入器を選ぶ際にとくに大事だと思っているのが「メーカー/販売会社の信頼性・アフターケア」です。
水素は目に見えませんし、非常に拡散しやすいため、専門的な機関ですら「測定が非常に難しい」という特徴があります。
いっぽうで、安全性を問わず「水素分子を生成させる」だけであれば、機械そのものをつくるのはそれほど難しくなく、メーカーの質は玉石混交なんですよね。
また水素吸入器は水まわり・電気まわりを扱うので、万が一の故障やトラブル時の対応能力(アフターケア)もとても重要です。
ですので、水素製品を選ぶ際には
- ほんとに表記どおりの量の水素が発生してるの?
- 吸入するガスの安全性は大丈夫?
- 使用中に故障などがあった場合、ちゃんとアフターケアしてもらえる?対応能力がある?
といった疑問や不安を払拭してもらえるメーカー・販売会社を選ぶことが重要です。
そのためのチェックするポイントしては・・
- 購入前のさまざまな疑問・質問に誠実に回答してくれるか?
- 「売ったら売りっぱなし」ではなく、しっかりとしたアフターケア・対応をおこなう姿勢・体制・能力があるか?
- 誠実に、できるかぎり客観的なデータ等を公開する姿勢があるか?
こんなところですね。
メーカー情報や顧客満足度については表から見えにくいこともあると思いますが、「スイスピ」ではできる限り情報を集めていきたいと思っています。
ではここから上記8つのポイントをふまえ、市販の水素吸入器についてご紹介していきます!
【実際に使用中のモデルもあり】おすすめ水素吸入器4選
まずは、私が実際に操作したことがある(個人的に使用しているモデルを含む)おすすめの5機種からご紹介します。
水素発生量300ml/分 [シェルスラン・プロ] 水素ガス発生量 300ml±5%/分 495,000円(税込) >>詳細へ | |
高性能コンパクト&5年保証[ピュアラスキューブプレミア] 水素ガス発生量 250ml±10%/分 >>詳細へ | |
医療・業務用レベルの家庭用[Hhuhu【ふふ】] 水素ガス発生量 500ml±10%/分 880,000円(税込) >>詳細へ | |
定番・スタンダード[シェルスラン・エレ] 水素ガス発生量 150ml±10%/分 328,900円(税込) >>詳細へ |
「どんなところがオススメできるのか?」についても解説しているので、参考にしてみてくださいね。
❶ シェルスラン・プロ 【水素発生量300ml/分】
シェルスラン・プロのスペックは以下のとおりです。
価格(税込) | 495,000円(税込) |
水素ガス発生量 | 300ml±5%/分 |
水素ガス純度 | 99.995%(発生する気体中の水素濃度) |
使用できる水 | 精製水のみ |
運転時間 | 2時間/4時間/8時間タイマー/インターバルモード |
水素水は? | 専用タンブラーを接続して生成可。(90秒で1.2ppm) |
サイズ | 幅200mm x 奥行250mm x 高さ380mm |
重さ | 6kg |
充電パワー | 充電ではなくコンセント式 |
日々のメンテナンス | 月1回程度 精製水入れ替え 500時間ごとにイオンフィルター交換 |
保証期間 | 1年 |
シェルスラン・プロは、太田成男日本医科大学名誉教授が推奨している「水素ガス発生量:300ml/分」をクリアしているというのが魅力です。
ちなみに「シェルスラン・プロ」は私の父が現在使用中の水素吸入器で、私が個人的に使用している「シェルスラン」という水素吸入器の上位機種です。
我が家でシェルスランやシェルスラン・プロを選んだのは『性能的・コストパフォーマンス的な評価』もありましたが、販売元である『株式会社インタークリスティーヌさんへの評価』も決め手になりました。
株式会社インタークリスティーヌは何年も前から水素製品を専門的に取扱っている会社で、
- 水素製品を見て触れるショールームがある
- 水素製品に詳しい「水素コンシェルジュ」になんでも聞ける
- ユーザーさんの満足度が非常に高い
という特徴のある会社です。
>>レビュー記事はこちら:水素吸入器シェルスランプロの口コミ体験談|水素ガス発生量300ml/分の実力は?
それではシェルスラン・プロについて、水素吸入器を比較するときの各ポイントを確認していきましょう。
❶シェルスラン・プロの水素ガス濃度・水素発生量は?
シェルスランの水素ガス発生量は、第三者機関による測定の結果、
- 300ml±5%/毎分
となっています。
水素吸入器の水素ガス発生量についてどのように考えればいいか?という点についてはいろいろな見方がありますが、
- 日本医科大学の太田成男教授は
「これまで多くの動物研究と臨床研究で使われてきた有効水素濃度をもとに、1分間に300 mL以上の水素ガスを発生する水素吸入器を推奨」 - 慶應義塾大学の研究によると「毎分250mlの水素吸入で治療効果を得るのに最適な血中水素濃度を達成できる」
このような話が事実としてあります。
シェルスラン・プロの水素ガス発生量は、上記の情報からするとかなり理想的な量といえるのではないでしょうか。
「発生するガスの水素濃度(純度)」は99.995%
また「発生するガス中の水素濃度」も第三者機関によって測定されており、99.995%以上の結果がでています。
「水素以外の有害ガスが発生していない」という安全性についても問題ないといえます。
❷シェルスラン・プロは連続吸引できる?
シェルスラン・プロは1回ボタンを押して2時間/4時間/8時間の連続運転が可能です(いつでも止められます)。
8時間タイマーを使うと睡眠しているあいだじゅう水素吸入することもできますね。
❸シェルスラン・プロの水素ガスの安全性は?
シェルスランは
- 精製水
のみを使って水素を発生させます。
精製水なので、水に含まれる塩化物イオンから生じる塩素ガスのリスクはないと考えて大丈夫でしょう。
シェルスラン・エレ同様、シェルスラン・プロにも「精製水の純度を保つ」ための脱イオンフィルターがついています。
その分水素以外の有害ガスが出る可能性が低くなるため、水素吸入器としての安全性はより高いといえるでしょう
❹シェルスラン・プロは水素水もつくれる?
シェルスラン・プロは「水素水生成タンブラー」が付属しており、これを使うと
- 2分で1.0ppm以上
の水素水が生成できます。
さらに水素水だけでなく、
水以外のコーヒーやお茶を(温度も80度くらいまでOK)水素飲料にできる
というのも大きな特長です。
❺シェルスラン・プロのランニングコストはどれくらい?
シェルスランのランニングコストは、
- 水素ガス発生のための「精製水」購入費用
- 500時間使用で交換する「脱イオンフィルタ」:7,678円(税込)
となっています。
精製水の交換頻度は最低月1回(吸入時間が多く、精製水が減った場合は随時補充)で、精製水はドラッグストア等で500m150円ほどで販売されています。
水素吸引器の中ではランニングコストは低い部類に入るといえると思います。
❻シェルスラン・プロに必要なメンテナンスは?
シェルスラン・プロはコンセントにつないでおきさえすれば、【12時間ごとの予備運転】によって機械内の状態が一定に保たれ、その際電気が流れることで嫌気性菌を死滅させるといった効果もあります。
また運転中に純酸素が精製水タンク内に注入されることで、細菌やウイルスが生存不可能な状態が維持されることになるため、ほぼメンテナンスフリーといってもいいでしょう。
日常的に必要な作業としては、
❶ 1ヶ月に1回、精製水を交換(一度排水して入れ替える)
❷週2回以上、気液分離ボトル内の精製水を入れ替え
以上の2点となります。
気液分離ボトルの精製水交換は、カニューラの内側を清潔に保つたすけとなるようです。
❼ シェルスラン・プロの本体ボディの携帯性や材質は?
サイズについては、下位機種の「シェルスラン・エレ」と比較すると把握しやすいかもしれません。
シェルスラン・エレ | シェルスラン・プロ | |
---|---|---|
サイズ | W161×D131×H220mm (突起物・付属品を除く) | W200×D250×H380mm (突起物・付属品を除く) |
重量 | 1.5kg | 6kg |
軽量さ・コンパクトさの面では、下位機種のシェルスラン・エレのほうが優れています。
シェルスラン・エレと同レベルの取り回しの良さを重視するなら、この後ご紹介する「ピュアラスキューブ プレミア(水素ガス発生量:240ml/分)も検討されるといいでしょう。
ただシェルスラン・プロのようにサイズが大きめであることのメリットもあって、
- 精製水タンクの容量が大きいため、長時間水素吸入を続けてもひんぱんに精製水を追加しなくていい
- 精製水の量が多いので、機械内部がより熱をもちにくく、機器への経年ダメージが少ない
という点はプラスにとらえることができます。
メリット・デメリットの両方をみて検討されるといいでしょう。
❽ メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
先ほども触れましたが、シェルスラン・プロの性能以外にも評価できるのが、販売元である「株式会社インタークリスティーヌ」さんの顧客対応力の高さです。
>>参考ページ:長年評価の高いインタークリスティーヌさんの顧客対応|シェルスラン口コミレビュー
詳しい内容は上のリンク先にありますが、細かい配慮の行き届いた顧客対応に多くのユーザーさんが満足していることが伝わってきます。
また機器の製造・メンテナンスについても、日本で水素濃度No.1の水素水サーバーを展開している東証一部上場「株式会社トーエル」に水素技術を提供しているメーカーでおこなっています。
>>参考記事:トーエルの水素水の評判は?4.1ppm超高濃度水素水がいつでも飲める水素水サーバー
▲おそらく日本で一番高濃度(4.1ppm)の水素水サーバーに水素技術を提供している会社が、シェルスラン・プロの製造・メンテナンスを担当
「水素吸入器を長く使い続けていく」ことを考えたとき、シェルスラン・エレを選ぶ安心感は高いレベルにあると思います。
シェルスラン・プロの総評
以上、シェルスラン・プロの特徴をまとめると、
- 太田成男教授が推奨する値:300ml/分の水素ガス発生量をクリア
- 8時間までの連続運転が可能
- ランニングコストが安く、メンテンスがかんたん
- 販売店の対応が良い
ということで、本格的な水素吸入を自宅でやっていきたいという方には、かなり魅力的な製品だと思います。
また、
というポイントもあります。
参考:水素吸入器の「価格と水素ガス発生量」比較
品名 | 水素ガス発生量ml/分 | 価格(税込) |
---|---|---|
Jobs-α | 200ml/分 | 748,000円 |
ミンテックMT-A100 | 100ml/分 | 644,600円 |
H2JI1 | 250ml/分 | 2,420,000円 |
ナノコ水素分子発生器 | 300ml/分 | 880,000円 |
ピュアラスキューブプレミア | 240ml/分 | 498,300円 |
シェルスラン・プロ | 300ml/分 | 495,000円 |
たしかに性能のわりに、価格はかなりおさえられてるね。
「水素ガス発生量300ml/分」に価値を感じる方であれば、検討すべき製品といえるでしょう。
>>シェルスラン・プロのレビュー記事はこちら:水素吸入器シェルスランプロの口コミ体験談|水素ガス発生量300ml/分の実力は?
❷ ピュアラスキューブ プレミア【高性能コンパクト&5年保証】
ピュアラスキューブ プレミアのスペックは以下のとおりです。
価格(税込) | 498,300円(税込) ※期間限定キャンペーン価格 448,470円(税込) |
---|---|
水素ガス発生量 | 250ml±10%/分 |
水素ガス純度 | 99.995%(発生する気体中の水素濃度) |
使用できる水 | 精製水のみ |
運転時間 | 10分/30分/1時間/2時間/3時間/8時間/10時間タイマー |
水素水は? | 専用タンブラー(オプション)を接続して生成可。 |
サイズ | 幅145x奥行き145x高さ278mm |
重さ | 約1.85kg |
充電パワー | 充電ではなくコンセント式 |
日々のメンテナンス | 精製水随時補充 500時間ごとにイオンフィルター交換 |
保証期間 | 5年(消耗品/消耗部分を除く) |
ピュアラスキューブ プレミアは、慶應義塾大学の研究によって明らかになった、
一定の疾患にたいする治療効果がもっとも高い血中水素飽和度:2.0%を実現するには、水素ガス発生量250ml/分が適している
という内容に合致した水素吸入機です。
さらに
- 高性能でありながら本体サイズがコンパクト
- メーカーによる直販のみのため、性能のわりに低価格
というのが大きな特徴で、
高性能の水素吸入器はほしいけど、なるべく省スペースですませたい・・
という方におすすめの水素吸入器です。
>>レビュー記事はこちら:ピュアラスキューブプレミアは効果が期待できる?水素吸入器の口コミ体験談
\ おとくなクーポン情報あり /
▼動画レビューはこちら
それではピュアラスキューブ プレミアについて、各ポイントを確認していきましょう。
❶ピュアラスキューブ プレミアの水素ガス濃度・水素発生量は?
ピュアラスキューブ プレミアの水素ガス発生量は
- 250ml±10%/毎分
となっています。
実はこれまでの研究により、
抗酸化力や虚血性再灌流障害、脳梗塞、心筋梗塞など、一定の疾患にたいする治療効果については血中水素飽和度2.0%が最も効果的である
ということがわかっています。
>>血中水素濃度2.0%で脳梗塞サイズ抑制効果(2007年)
>>血中水素濃度2.0%で心筋梗塞サイズ抑制効果(2008年)
>>院外心肺停止患者の予後改善に効果(2023年
そして慶應義塾大学の研究により、この「血中水素濃度2.0%」を達成するのに最適とされたのが、
水素ガス発生量:250ml/分(水素ガス濃度100%・鼻カニューレによる吸入)
なんですね。
>>Low-Flow Nasal Cannula Hydrogen Therapy
ピュアラスキューブプレミアはこの条件にぴったり当てはまる水素ガス発生量となっています。
効果はかなり期待できそう。
また水素ガス濃度(吐出口)の測定値は99.995%となっており、吸入する水素ガスの安全性も問題ないといえます。
❷ピュアラスキューブ プレミアは連続吸引できる?
ピュアラスキューブ プレミアはボタンひとつで長時間連続運転が可能になっており、
選べるタイマーの時間は
10分/30分/1時間/2時間/3時間/8時間/10時間
と、かなりバリエーション豊富です(タイマーが切れる途中で止めることもできます)。
ボタンひとつで最大10時間連続運転できるという点は、家庭用水素吸入器としてはかなり優秀だといえます。
夜眠りながらでも、ずっと水素吸入できるね。
❸ピュアラスキューブ プレミアの水素ガスの安全性は?
ピュアラスキューブ プレミアは
- 精製水
のみを使って水素を発生させます。
精製水なので、水に含まれる塩化物イオンから生じる塩素ガスのリスクはないと考えて大丈夫でしょう。
ちなみに「精製水であれば安全」と言っても精製水の純度がずっと保たれるわけではありません。
短期間での「精製水の交換」をすすめる機種があるのはそのためですね。
先にご紹介したシェルスランもそうですが、ピュアラスキューブ プレミアも精製水の純度を保つための「イオンフィルター」が内蔵されており、水素吸入器としての安全性はより高くなっています。
❹ピュアラスキューブ プレミアは水素水もつくれる?
ピュアラスキューブ プレミアは、オプションの「専用水素水シェーカー」(13,200円税込)があれば、本体と接続して
- 60〜90秒で1.2ppm程度
の水素水が生成できます。
❺ピュアラスキューブ プレミアのランニングコストはどれくらい?
ピュアラスキューブ プレミアのランニングコストは、
- 水素ガス発生のための「精製水」購入費用(ドラッグストア等で500ml 150円程度)
- 500時間使用で交換する「イオンフィルタ」:6,600円(税込)
となっています。
水素吸引器の中ではランニングコストは低い部類に入るといえると思います。
❻ピュアラスキューブ プレミアに必要なメンテナンスは?
ピュアラスキューブ プレミアに必要なメンテナンスは
- 日常的には精製水の交換のみ(精製水が減ったら随時補充)
- 500時間の使用で「イオンフィルタ」の交換(6,600円税込)
のみとなっています。
使用しないときもコンセントにつないでおきさえすれば「自動洗浄モード」というのが機能するようになっており、日常的にはほぼメンテナンスフリーといっていいでしょう。
メンテナンスが楽なのは助かるね。
❼ ピュアラスキューブ プレミアの本体ボディの携帯性や材質は?
ピュアラスキューブ プレミアの一番の特徴は、
水素ガス発生量250ml/分もあるのに、本体サイズがコンパクトで軽量
という点だと思います。
ピュアラスキューブ プレミアのサイズ感を、たとえば近い性能(水素ガス発生量250ml/分)の「H2JI1」という水素吸入器と比べると・・
ピュアラスキューブプレミア | H2JI1 | |
---|---|---|
水素ガス発生量 | 250ml±10%/分 | 250ml/分 |
幅 | 14.5cm | 23cm |
奥行き | 14.5cm | 37cm |
高さ | 27.8cm | 48cm |
重量 | 1.85kg | 13kg |
このように、圧倒的に軽量・コンパクトになっています。
女性にとっては持ち運びしやすいのは助かる!
❽ ピュアラスキューブ プレミア・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
2006年に創業した株式会社ドクターズチョイスは、アメリカなどに比べて遅れていた「日本人の健康のためのサプリメント活用」を進める目的で、医師とも連携した高品質サプリメントの開発・販売をとおして発展してきた会社だそうです。
水素製品についても、これまでに
- ピュアラスミニ(水素水サーバー)
- ピュアラスミニデラックス(吸入機能付き水素水サーバー)
- ピュアラスキューブ(水素吸入器)
を製造・販売してきた実績があります。
ドクターズチョイスさんの水素製品は、これまでに慶應義塾大学病院などの医療機関に導入された実績もあるそうで、メーカーとしての信頼性は十分あるのではないかと思います。
さらにピュアラスキューブ プレミアについては
「安い買い物ではないので、安心して購入してほしい」
とのことで、保証期間がなんと5年もついています。(消耗部分・消耗品は除く)
このようなアフターケアにたいする姿勢も評価できると思います。
ピュアラスキューブ プレミアの総評
以上、ピュアラスキューブ プレミアの特徴をまとめると、
- 慶應義塾大学の研究(250ml/分の水素吸入で治療レベル同等)と合致している250ml±10%/分の水素ガス発生量
- その性能のわりにコンパクト&軽量
- 連続運転可能時間が長い(タイマーで10時間)
- ランニングコストが安く、メンテンスがかんたん
- 5年保証
ということで、本格的な家庭用水素吸入器として上位の選択肢に入ってくるんじゃないかと思います。
またシェルスランシリーズ同様、ネット販売に特化しているため
というポイントもあります。
他の水素吸入器の「価格と水素ガス発生量」の関係例:
品名 | 水素ガス発生量ml/分 | 価格(税込) |
---|---|---|
Jobs-α | 200ml/分 | 748,000円 |
ミンテックMT-A100 | 100ml/分 | 644,600円 |
H2JI1 | 250ml/分 | 2,420,000円 |
ナノコ水素分子発生器 | 300ml/分 | 880,000円 |
ピュアラスキューブプレミア | 250ml/分 | ※期間限定キャンペーン価格 448,470円(税込) | 498,300円
たしかに・・!
上の表の中ではシェルスラン・プロと迷う方もいるかもしれませんが、「コンパクトさ・軽量さ」を重視する方にはピュアラスキューブ プレミアがおすすめできると思います。
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>>レビュー記事はこちら:ピュアラスキューブプレミアは効果が期待できる?水素吸入器の口コミ体験談
❸ Hhuhu[ふふ] 【医療・業務用レベルの家庭用水素吸入器】
Hhuhu【ふふ】のスペックは以下のとおりです。
価格(税込) | 880,000円(税込) |
水素ガス発生量 | 500ml±10%/分 |
水素ガス純度 | 99.995%(発生する気体中の水素濃度) |
使用できる水 | 精製水(日本薬局方)のみ |
運転時間 | 2時間/8時間タイマー |
水素水は? | 公式ショップ特典の専用タンブラーを接続して生成可 |
サイズ | W260×D229×H280mm |
重さ | 5kg |
日々のメンテナンス | 3ヶ月に1回程度精製水入れ替え 1000時間ごとに脱イオンフィルター交換 |
保証期間 | 2年 |
Hhuhu【ふふ】は、非常にユーザーレビューの高い書籍『人生100年の健康づくりに医師がすすめる最強の水素術』の著者である宮川路子教授のクリニックで使用されている水素吸入器です。
長時間の快適な水素吸入を可能にする「水素ガスの湿度調整機能」など他の機種にはない最新の技術が搭載されており、コンパクトで操作/メンテナンスもシンプルという、一般家庭での導入しやすさが特徴です。
レビュー記事はこちら:医療用レベルの家庭用水素吸入器Hhuhu【ふふ】実機レビュー|水素ガス発生量500ml/分を体験してみた
それではHhuhu【ふふ】について、水素吸入器を比較するときの各ポイントを確認していきましょう。
❶Hhuhu【ふふ】の水素ガス濃度・水素発生量は?
Hhuhu【ふふ】の水素ガス発生量は、第三者機関による測定の結果、
- 500ml±10%/毎分
となっています。
- 日本医科大学の太田成男教授は
「これまで多くの動物研究と臨床研究で使われてきた有効水素濃度をもとに、1分間に300mL以上の水素ガスを発生する水素吸入器を推奨」 - 慶應義塾大学の研究によると「毎分250mlの水素吸入で、もっとも治療効果のあった血中水素濃度を達成できる」
このような話に照らし合わせると、十分な量の水素ガス発生量ですね。
さらに業界団体(JHyPA:日本分子状水素普及促進協会)の推奨する「200ml〜640ml/分」と照らし合わせても、非常に満足のいく水素ガス発生量だといえます。
「発生するガスの水素濃度(純度)」はカニューラ出口でも99.995%
また「発生するガス中の水素濃度」も第三者機関によって測定されており、カニューラの出口で99.995%以上の結果がでています。
「水素以外の有害ガスが発生していないか?」という安全性についても問題ないですね。
❷Hhuhu【ふふ】は連続吸引可能時間は?
Hhuhu【ふふ】は2時間または8時間のタイマーで連続運転が可能になっています。
↑この「START/STOP」ボタンを1回押すと2時間運転、長押しすると8時間運転となります。
Hhuhu【ふふ】のボタンはこれひとつだけなので、操作がとてシンプルです。
❸Hhuhu【ふふ】の水素ガスの安全性は?
Hhuhu【ふふ】は
- 精製水
のみを使って水素を発生させます。
精製水なので、水に含まれる塩化物イオンから生じる塩素ガスのリスクはないと考えて大丈夫でしょう。
また発生するガスの水素濃度も第三者機関による測定の結果、カニューラの出口で99.995%以上となっているので、ガスの安全性に問題はありません。
❹Hhuhu【ふふ】は水素水もつくれる?
Hhuhu【ふふ】は、公式ショップで購入すると特典で「水素水生成タンブラー」が付いてきます。
これを使用すると数分で高濃度水素水をつくることができます。
さらに水素水だけでなく、
水以外のコーヒーやお茶を(温度も80度くらいまでOK)水素飲料にできる
というのも大きな特長ですね。
コーヒーやお茶も水素入り飲料にできるのはうれしいね!
❺Hhuhu【ふふ】のランニングコストはどれくらい?
Hhuhu【ふふ】のランニングコストは、
- 水素ガス発生のための「精製水」購入費用
- 1000時間使用で交換する「脱イオンフィルタ」:14,300円(税込)
となっています。
また長期間使用した際のコストについては、
※4,000 時間すぎるとただちにダメになるという意味ではなく、水素ガス発生量が保証される目安が4,000時間ということ
となっています。
❻Hhuhu【ふふ】に必要なメンテナンスは?
Hhuhu【ふふ】を使用していくための日常的なメンテナンスとしては、「3ヶ月に1回、精製水を交換(一度排水して入れ替える)」のみでよくなっています。
水素吸入で減っていく精製水の補充は随時必要ですが、基本的に「メンテナンスフリー」といっていいでしょう。
また、500時間の運転ごとに「脱イオンフィルター」(税込14,300円)の交換があります。
❼ Hhuhu【ふふ】の本体ボディの携帯性や材質は?
医療・業務用レベルの水素吸入器としては、Hhuhu【ふふ】はかなりコンパクトで軽量です。
Hhuhu【ふふ】 | H2JI1 | ハイセルベーターET-100 | |
---|---|---|---|
サイズ | 幅26.0×奥行22.9×高さ28.0cm | 幅23.0×奥行37.0×高さ48.0cm | 幅36.0×奥行42.5×高さ80.0cm |
重量 | 5kg | 13kg | 39kg |
水素ガス発生量 | 500ml±10%/分 | 250ml/分 | 1200ml/分 |
価格(税込) | 880,000円 | 2,420,000円 | 2,420,000円 |
もちろん連続運転時間など、より本格的な業務用にかなわない点もありますが、家庭で日常的に使用することを考えると、使いやすさ・取り回しのしやすさは群を抜いていると思います。
❽ メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
Hhuhu【ふふ】のメーカーは台湾の『氫呼吸時代股份有限公司』という、水素吸入器の台湾国内トップシェアを誇るメーカーです。
台湾といえば半導体の生産で世界トップを誇り、技術力の高さには定評がありますが、実は水素吸入器など水素製品の技術も進んでいます。
「日本製」の水素吸入器でも、水素を発生させるコアの部分は台湾製というものが少なくありません。
さらにHhuhu【ふふ】は2019年に発売され、技術的なアップデートを繰り返しながらすでに4年間販売され使用されてきたという実績があります。
「すでに何年も多くの人に使用されてきた実績がある」ということは、製品の信頼性がある程度確立されているといえるでしょう。
また国内の販売・アフターケアの対応は、日本での水素製品販売の実績が豊富で、顧客の満足度が高いということで何度か当サイトでも紹介しているインタークリスティーヌ社が担当しています。
メーカー的にも販売会社的にも、安心して使用できる条件がそろっていると思います。
Hhuhu【ふふ】の総評
以上、Hhuhu【ふふ】の特徴をまとめると、
- 水素ガス発生量500ml/分
- そのわりにコンパクトで軽量
- 2時間または8時間タイマーによる連続運転が可能
- 技術力の高い台湾トップメーカーによる製品で、アフターケアは国内で評判の高い会社が対応
- 使い方とメンテナンス方法が非常にシンプル
という感じになると思います。
また「メーカーの技術力の高さ」のあらわれとして、
- 長時間の水素吸入の負担を減らす「水素ガスの湿度調整機能」
- 図書館と同じかそれ以下の騒音レベルをしめす「静音性」
という特徴も加わります。
全体的な評価として、「家庭で非常に使いやすい、医療・業務用レベルの水素吸入器」といえると思います。
詳しくは下のレビュー記事にも書いていますので、よかったら参考にしてみてください。
>>医療用レベルの家庭用水素吸入器Hhuhu【ふふ】実機レビュー|水素ガス発生量500ml/分を体験してみた
❹ シェルスラン・エレ 【定番・スタンダード】
シェルスラン・エレのスペックは以下のとおりです。
価格(税込) | 328,900円(税込) |
水素ガス発生量 | 150ml±10%/分 |
水素ガス純度 | 99.995%(発生する気体中の水素濃度) |
使用できる水 | 精製水(日本薬局方)のみ |
運転時間 | 4時間タイマー (ボタンを押せば最長約10時間まで連続運転可能) |
水素水は? | 付属の専用タンブラーを接続して生成可 |
サイズ | W116×D131×H220mm |
重さ | 1.5kg |
日々のメンテナンス | 月1回程度 精製水入れ替え 500時間ごとにイオンフィルター交換 |
保証期間 | 1年 |
シェルスラン・エレは、私が個人的に使用している「シェルスラン」という水素吸入器の後継機にあたります。
>>参考記事:【生産終了】水素吸入器シェルスランの口コミ体験談|購入に踏み切れた理由と使ってみた結果
また、先ほどご紹介した「シェルスラン・プロ」の弟分でもあります。
水素ガス発生量はシェルスラン・プロの半分ですが、その分コンパクトで取り回しがしやすくなっています。
それではシェルスラン・エレについて、水素吸入器を比較するときの各ポイントを確認していきましょう。
❶シェルスラン・エレの水素ガス濃度・水素発生量は?
シェルスラン・エレの水素ガス発生量は、
- 150ml±10%/毎分
となっています。
水素ガス発生量をどう判断するか?についてはこちらの記事(>>水素吸入器の水素ガス発生量、最適なのはどれくらい?)で詳しく書いており、
- 250ml/分が一つの基準となる可能性(慶応大の研究)
- 業界団体は「200ml/分以上(200〜640ml/分)」推奨
- がん治療では1200ml/分前後が使用されている
- 多ければ多いほどいいとは言えない(個人的見解)
- ちなみに個人的には100ml/分を使用中、将来的には増やしたい
このような内容になっています。
個人的にはシェルスラン・エレの【150ml/分】は「もう少しあればいいな・・」とも思いますが、家庭用としてはまずまず充分な量ではないかと思います。
「発生するガスの水素濃度」は99.995%
また「発生するガス中の水素濃度」も第三者機関によって測定されており、99.995%以上の結果がでています。
これは「水素以外の有害ガスが発生していない」という安全性をしめす数字だと言えます。
❷シェルスラン・エレは連続吸引できる?
シェルスランは1回ボタンを押すと4時間運転します。(いつでも止められます)
4時間運転すると自動的にストップしますが、もう一度ボタンを押してさらに連続吸入も可能です。
❸シェルスラン・エレの水素ガスの安全性は?
シェルスラン・エレは
- 精製水
のみを使って水素を発生させます。
精製水なので、水に含まれる塩化物イオンから生じる塩素ガスのリスクはないと考えて大丈夫でしょう。
ちなみにどの水素吸入器にも言えることですが、「精製水であれば安全」と言っても精製水の純度がずっと保たれるわけではありません。
短期間での「精製水の交換」をすすめる機種があるのはそのためですね。
シェルスラン・エレの場合、精製水の純度を保つための「脱イオンフィルター」が内蔵されており、水素吸入器としての安全性はより高いといえます。
脱イオンフィルターがあるから精製水の純度も保たれるわけね。
そうだね。安全で高性能な水素吸入器にこういった工夫は欠かせないと思うよ。
❹シェルスラン・エレは水素水もつくれる?
シェルスラン・エレは付属の「専用タンブラー」を本体と接続して
- 約4分で1.0ppm以上
の水素水が生成できます。
容量が約500mlと大きいので、たっぷり水素水をつくることができます。
さらに水素水だけでなく、
水以外のコーヒーやお茶を(温度も80度くらいまでOK)水素飲料にできる
というのも大きな特長です。
❺シェルスラン・エレのランニングコストはどれくらい?
シェルスラン・エレのランニングコストは、
- 水素ガス発生のための「精製水」購入費用
- 500時間使用で交換する「脱イオンフィルタ」:6,765円(税込)
となっています。
精製水の交換頻度は最低月1回(吸入時間が多く、精製水が減った場合は随時補充)で、精製水はドラッグストア等で500m150円ほどで販売されています。
また500時間ごとの脱イオンフィルタの交換も(使用頻度によりますが)1年に数本の交換で済みそうです。
水素吸引器の中ではランニングコストは低い部類に入るといえると思います。
❻シェルスラン・エレに必要なメンテナンスは?
シェルスランに必要なメンテナンスは
- 日常的には精製水の交換のみ(最低月1回、精製水が減ったら随時補充)
- 500時間の使用で「脱イオンフィルタ」の交換(6,765円)
となっています。
日常のメンテナンスは非常にラクですね。
自動洗浄モードなどはありませんが、電源コードをつないでおくだけで毎時間「水の活性化」というのがおこなわれ、その際電気が流れることで嫌気性細菌を消滅させます。
また運転中に純酸素が精製水タンク内に注入されることで、細菌やウイルスが生存不可能な状態が維持されることになります。
衛生面も安心なわけね。
❼ シェルスラン・エレの本体ボディの携帯性や材質は?
シェルスランのサイズと重量はこんな感じです。
サイズ:幅116×奥行き131×高さ220mm
重量:1.5kg
水素ガス発生量:150ml/分の機種としては、かなりコンパクトだと思います。
❽メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
先ほども触れましたが、シェルスラン・エレの性能以外にも評価できるのが、販売元である「インタークリスティーヌ」さんの顧客対応力の高さです。
参考ページ:長年評価の高いインタークリスティーヌさんの顧客対応|シェルスラン口コミレビュー
詳しい内容は上のリンク先にありますが、細かい配慮の行き届いた顧客対応に多くのユーザーさんが満足していることが伝わってきます。
また機器のメンテナンスについても、日本で水素濃度No.1の水素水サーバーを展開している東証一部上場「株式会社トーエル」に水素技術を提供している会社でおこなっています。
参考記事:トーエルの水素水の評判は?4.1ppm超高濃度水素水がいつでも飲める水素水サーバー
▲おそらく日本で一番高濃度(4.1ppm)の水素水サーバーに水素技術を提供している会社が、シェルスラン・エレのメンテナンスを担当
「水素吸入器を長く使い続けていく」ことを考えたとき、シェルスラン・エレを選ぶ安心感は高いレベルにあると思います。
シェルスラン・エレの総評
以上、シェルスラン・エレの特徴をまとめると、
- 150ml/分の水素ガス発生量
- 4時間の連続運転が可能(ボタンを押せば10時間までもOK)
- ランニングコストが安く、メンテンスがかんたん
- 販売店の対応が良い
ということで、家庭用水素吸入器として上位に入ってくるのではないかと思います。
またひとつの大きな特徴として
というポイントがあります。
ネット販売に特化すると安くなるの?
代理店とかに支払う中間マージンがなくなるから、購入できる価格は安くなるね。
ここだけの話ですが、旧型シェルスランの機械本体部分は、国内で60万円以上で販売されている某水素吸入器とまったく同じものを使っていたそうです。(水素製品の流通に関わっている方の情報)
「ネットの商品は不安」という一般的な疑問も、販売元のインタークリスティーヌさんの顧客サービスの充実ぶりで解消されると思うので、とくに
価格はおさえつつ、性能のよい水素吸入器を使いたい!
という方にはおすすめできる水素吸入器です。
レンタルのおすすめ水素吸入機
安いとはいえない水素吸入器、まずはレンタルを試してみるのもひとつの方法です。
「新品ではない、整備品が届く可能性がある」(カニューラなど補充品は新品)
というのがレンタルのデメリットともいえますが、金銭的に大きな初期負担がないのは大きな魅力だと思います。
レンタルできる水素吸入器についてはこちらの記事(レンタルできるおすすめの水素吸入器は?8機種徹底比較)でご紹介していますが、ここではおすすめの2機種「リタエアー」「リタアクア」についてご紹介します。
❶ リタエアー 【長期期間しばり無し・月々5,500円でレンタル可能】
リタエアーのスペックは以下のとおりです。
価格(税込) | 購入:330,000円(税込) / レンタル:月額5,500円(税込) |
---|---|
レンタル費用/月(税込) | 5,500円(税込)/ 初回のみ申込金27,500円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻・口どちらも可(口から吸引する場合は要オプションパーツ) |
水素ガス濃度 | 約3%(公式表記) |
水素水は? | 生成不可 |
使用できる水 | 専用精製水 |
サイズ | 185x185x280mm |
重さ | 2.7kg |
充電パワー | 充電ではなくコンセント式 |
日々のメンテナンス | 1〜10日に1回精製水入替え(電源ON・OFF状況による) |
なんといっても
- 高出力の水素吸入器が
- 月額5,500円(税込)でレンタル可能(契約期間なし)
というコストパフォーマンスがリタエアーの魅力です。
リタエアーのような「据え置き型」の水素吸入器は数十万円以上の製品が多く、なかなか踏み込めない人も多いと思いますが、レンタルなら手が出る人は少なくないでしょう。
レンタルで月5,500円(税込)なら始めやすそう!
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それでは8つの比較ポイントをそれぞれ確認していきましょう。
❶リタエアーの水素ガス発生量/水素濃度は?
リタエアーの水素ガス発生量については
- 水素ガス発生量:100ml/分
という表記がされています。
水素ガス発生量をどう判断するか?については下の記事で詳しく書いています。
- 250ml/分が一つの基準となる可能性(慶応大の研究)
- 業界団体は「200ml/分以上(200〜640ml/分)」推奨
- がん治療では1200ml/分前後が使用されている
- 多ければ多いほどいいとは言えない(個人的見解)
- ちなみに個人的には100ml/分を使用中、将来的には増やしたい
上のような内容について書いていますので、参考にしてみてください。
リタエアーの「水素ガス発生量:100ml/分」は、もう少しあればいいな・・とは思いますが、家庭用としてはまずまず充分な量ではないかと思います。
リタエアーの水素濃度:約3%の意味は?
もうひとつ公式表記にある「水素濃度:約3%」という性能表記についてはすこし解説が必要です。
水素吸入器の「水素濃度」は、下の図のようにどの場所の濃度かによって大きく意味が異なるからです。
リタエアーの場合は
A:水素ガス発生時の水素濃度が99.99%(=公式表記の「水素純度」)
B:カニューラの出口の水素濃度が約3%
このようになっていると思われます。
リタエアーは(ファンで)空気を送り出す仕組みになっている
なぜ「水素ガス発生時」と「カニューラ出口」でこんなに水素濃度が違ってるかというと、
リタエアーはただ水素ガスを発生させるだけではなく、ファンで空気を送り込んで水素と空気が混ざったものがカニューラに送り込まれる仕組みだからですね。
ファンで送られる空気とあわさって、水素濃度が3%くらいまで下がるわけね。
ファンからの空気で水素濃度を下げる意味
カニューラ出口の水素濃度を下げる意味ですが、一般的に水素ガス濃度4〜75%の空気中に火の気があると燃える可能性があるため、水素が燃える可能性を避ける目的だと思われます。
ただし、
- 家庭用水素吸入器のレベルだと、そもそも水素ガスの量そのものが少ない(多くても毎分数百ml)
- 宇宙一小さい分子である水素はすぐに拡散してしまう
このような理由により、そこまでカニューラ出口の水素濃度を下げなくても爆発の危険はないという考えもあります。
(各メーカーによって考えが異なる部分ですね・・)
実際、「シェルスラン」などは、
カニューラ出口の水素濃度を下げるために空気を送ると、ただでさえ拡散しやすい水素がより少なくなってしまう可能性がある。
という考えから、カニューラ出口でも発生時と大差ない(99%に近いレベルの)水素濃度が計測される仕様になっています。
>>参考:水素吸入器シェルスランの口コミ体験談|選んだ理由と使ってみた結果
これは
・水素の濃さをとるか
・(たとえほぼリスクはゼロだとしても)安心感をとるか
という問題になると思います。
いずれにしても、リタエアーの水素ガス生成能力は家庭用として高いレベルにあるのは間違いないといえるでしょう。
❷リタエアーは連続吸引できる?
リタエアーは、運転モードが
- 15分
- 30分
- 45分
- 60分
と分かれていて、
連続運転については「120分運転したら60分休む」ということが推奨されています。
❸リタエアーの水素ガスの安全性は?
リタエアーは
- リタエアー専用の精製水
のみを使って水素を発生させます。
精製水なので、水に含まれる塩化物イオンから生じる塩素ガスのリスクはないと考えて大丈夫でしょう。
❹リタエアーは水素水もつくれる?
リタエアーは水素吸引に特化した機器なので、水素水はつくれません。
❺リタエアーのランニングコストはどれくらい?
リタエアーのランニングコストは、水素発生のために使う「専用精製水」のみとなっています。
- 専用精製水:6本入り600円(税別)+ 送料700円
使用頻度や使い方によって年間コストは変わってきますが、だいたい年間数千円〜1万円以内には収まる目安になるんじゃないでしょうか。
水素吸入器のランニングコスト的にはかなり低い部類になります。
❻リタエアーに必要なメンテナンスは?
リタエアーのような「PEM式電解法」で水素ガスを発生させる場合、一般的には
- 電気分解によって殺菌できるエリアが限られるため、雑菌対策が必要
という特徴がありますが・・
リタエアーの場合は
- 「自動洗浄モード」
- 「LEDライトによる常時除菌」
という2つの機能で対策されています。
LED除菌を作動している場合は「10日に1回」、そうでない場合は「1〜2日に1回」、「自動洗浄モード」を起動させて(約1分)、中の精製水を入れ替える作業をします。
水の入替えるときは流し台などに持っていって排水口から水を抜く作業があります。
❼ 本体ボディの携帯性や材質は?
リタエアーのサイズと重量はこんな感じです。
サイズ:幅(直径)185mm x 高さ280mm
重量:2.7kg
電気ポットくらいの大きさで、ポータブル型に比べるとサイズも重量も存在感は感じられるかもしれません。
LED除菌のためにはコンセントにつないで主電源をONにしておく必要もあるため、どちらかというと一箇所に固定して使う使い方になるケースが多そうですね。
❽ リタエアー・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
リタエアーをレンタルした場合、修理などの問い合わせについてはレンタル元の「リタハートインターナショナル株式会社」に連絡し、対応してもらうことになります。
社長は研究者の三羽信比古氏(県立広島大学名誉教授)で、水素風呂機械の「リタライフ」を使用した研究などにも従事されているようで、水素機器関連の会社としての信頼性はあると思います。
▲ こちらの記事でご紹介している研究は、三羽信比古氏の研究グループによるものです。
ただ一点、リタエアーのスペック値の根拠や第三者機関による測定値の公表など、情報開示の内容が限られている点は気になるところではあります。
今後はメーカーとしての透明性がもう少し増していくことを期待したいですね。
リタエアーのその他の特徴
その他のリタエアーの特徴として
- 水素入り水蒸気を発生させる「ミスト機能」
- 市販のアロマオイルを使った「アロマ(ディフューザー)機能」
があります。
水素入り水蒸気(ミスト機能)は美容に使えそう!
レンタルの契約内容は?
月々5,500円(税込)でレンタルできるリタエアーですが、気になるレンタル契約の内容はどうなっているかというと、
- 初期費用(申し込み金)として、レンタル申し込み時に27,500円(税別)
- その後は毎月決まった日に5,500円(税込)決済
- 最低契約期間は3ヶ月で、それ以降はいつでも解約できる(3ヶ月未満で解約の場合、違約金14,850円税込)
このようになっています。
3ヶ月以降はいつでも解約できる、っていうのは気持ち的に楽だね!
リタエアーの総評
リタエアーは水素ガス生成能力も充分で、何より低価格でレンタルできるという大きな特徴があります。
- 高濃度・高発生量の水素吸入を希望
- 低コストで始めたい
- 外出先で使用するつもりはない
このような方には特におすすめできます。
レンタルの申込みもオンラインで完結できますし、解約も「解約希望日の月末まで」にレンタル元に連絡すればいいので、気軽に試しやすいシステムになっています。
自宅での水素吸入を始めてみたい方や一度試してみたい方にとって、リタエアーはよい選択肢だと思います。
\ オンラインで申し込みできる /
実際に使ってみました!
試しにレンタルしてみた結果をレポートしています。
❷ リタアクア
リタアクアのスペックは以下のとおりです。
レンタル価格(税込) | 申込金:27,500円(税込) レンタル月額4,950円(税込) |
---|---|
水素ガス発生量 | 30ml/分 |
水素水は? | 20分で2.4Lの水素水を生成 (水素濃度0.9〜1.0ppm) |
使用できる水 | 水道水または浄水 |
サイズ | 幅約200mm×奥行253mm×高さ315mm |
重さ | 2.3kg |
日々のメンテナンス | ・使用後は各パーツを食器と同じように洗浄して乾かす (本体・上ぶたは拭き掃除のみ) ・2-3ヶ月に1度、電極をクエン酸洗浄 |
リタアクアは、「水素水の生成と水素ガス吸入が1台で完結する」という特徴をもった水素生成器です。
毎分30ml/分の水素吸入と、大容量2.4Lの水素水生成機能が一台でまかなえ、レンタルで気軽に試せるのが魅力の製品です。
実際にレンタルしてみたレビュー記事もあるので参考にしてみてください。
リタアクアの使い方&レンタルガイド|水素吸入と水素水がこれ1台で!多機能水素生成器口コミ体験談
リタアクアのレビュー記事:それでは8つの比較ポイントをそれぞれ確認していきましょう。
❶リタアクアの水素ガス発生量と水素濃度は?
リタエアーの水素ガス発生量については
- 水素ガス発生量:30ml/分
となっています。
水素ガス発生量をどう判断するか?については下の記事で詳しく書いており、
- 250ml/分が一つの基準となる可能性(慶応大の研究)
- 業界団体は「200ml/分以上(200〜640ml/分)」推奨
- がん治療では1200ml/分前後が使用されている
- 多ければ多いほどいいとは言えない(個人的見解)
- ちなみに個人的には100ml/分を使用中、将来的には増やしたい
上記のような内容について書いていますが、これを見ると
水素ガス発生量30ml/分は少ないのでは・・?
と感じるかもしれません。
ですが、法政大学教授でご自身のクリニックで水素・栄養療法を提供されている宮川路子氏は著書のなかで
「家庭で使用する場合にはそこまで必要なく、多くの場合は30ml/分程度でよいと思う」
という内容のことをおっしゃっているので、参考にされてもいいかもしれません。
参考記事:【書籍紹介】人生100年の健康を支える「最強の水素術」|医師がすすめる水素吸入の方法とは?
私も水素吸入を始めたときは10ml/分程度のポータブル水素吸入器で効果を感じていたので、「30ml/分の水素ガス発生量」は、個人的には決して少なすぎることはないと思っています。
ちなみにリタアクアの水素濃度については公式な数字はでていません。
リタアクアのような水素ガス生成方法の場合、必然的に空気とまざった水素を吸うことになり、これまでの同様の機器を見てきた経験では、おそらく数%レベルだと思います。
❷リタアクアの連続吸入時間は?
リタアクアの水素ガス吸入モードでは、
- 30分
- 60分
という2つのパターンが選択できます。
ちなみに「睡眠中の水素吸入はできない」となっていますので、注意が必要です。
❸リタアクアの水素ガスの安全性は?
多くの水素吸入器では「精製水」を使用したPEM式電解法を採用することで、水素以外のガスが発生する可能性を抑えています。
リタアクアの場合、
- 精製水は使用できない
- 水道水か浄水を使用
となっており、とくに水道水をそのまま使用する場合は、個人的にはちょっと注意が必要だと感じています。
少しでも安全性を担保するためには、浄水器をとおした水を使用するほうが良いでしょう。
❹リタアクアは水素水もつくれる?
水素水生成機能も、リタアクアの主要な機能といえます。
リタアクアは、約20分で2.4リットルの高濃度水素水(0.9〜1.0ppm)を生成することができます。
これだけ大容量なら、一家で飲むのに充分な量がつくれるね。
❺リタアクアのランニングコストはどれくらい?
リタアクアのレンタル費用以外のランニングコストは、基本的には電気代(毎日1時間使用しても月15円程度)とカニューラの交換費用、さらに浄水を使用する場合は浄水器のコスト、ミネラルウォーターを使用する場合はそのコストとなります。
ランニングコストはかなり低い部類に入るといえるでしょう。
❻リタアクアに必要なメンテナンスは?
リタアクアは水素水も作れるため、水素吸入専用機よりも衛生管理が大事で、その分お手入れの手間が少し増えます。
取り外し可能なパーツを分解し、毎日お手入れすることで、衛生的に使用することができます。
毎日の使用後に、水素生成槽、電極カバー、パイプ、注ぎ口を洗浄し、しっかり乾燥させる必要があります。
「食器と同じように、使ったあとは洗って乾燥させる」というのが基本的なお手入れ方法です。
また、2〜3ヶ月に一度、電極のクエン酸洗浄を行う必要があります。
クエン酸洗浄によって、電極に付着したミネラル分や汚れを除去し、長期間の使用による性能低下を防ぎます。
❼ リタアクアの本体ボディの携帯性や材質は?
リタアクアのサイズと重量はこんな感じです。
サイズ:幅約200mm×奥行253mm×高さ315mm
重量:2.3kg
少し大きめの電気ポットくらいの大きさでしょうか。
重要は2.3kgですが、基本的に水を2.4L入れて使用するため、水の重量分を足して4〜5kgでイメージしておいたほうがいいと思います。
❽ リタアクアのメーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
リタエアー同様、リタアクアをレンタル後の修理など問い合わせについては、レンタル元の「リタハートインターナショナル株式会社」に連絡し、対応してもらうことになります。
社長が研究者の三羽信比古氏(県立広島大学名誉教授)で、自社水素製品を使用した大学等との共同研究もすすめており、水素機器関連の会社としての信頼性はあると思います。
また長年、水素製品のレンタル事業を行っているため、レンタルのシステムについて安定感がある印象があります。
レンタルの場合、急に事業が終了したりするケースもあるので・・
ただ一点、リタエアーのところでも書きましたが、のスペック値の根拠や第三者機関による測定値の公表など、情報開示の内容が限られている点は気になるところではあります。
今後はメーカーとしての透明性がもう少し増していくことを期待したいですね。
レンタルの契約内容は?
リタアクアのレンタルは、初期費用(申込金)が27,500円(税込)、あとは月々4,950円(税込)でレンタルができます。
- 1年や2年といった契約期間縛りはなしで、いつでも解約できる
- ただし、3ヶ月未満で解約する場合のみ、違約金14,850円がかかる
ということで、長期の契約縛りがないのは良い点ですね。
リタアクアの総評
リタアクアは、
- レンタルでリーズナブルに試せる
- 大容量の水素水を生成できる
という点が魅力の製品だと思います。
一方で、水素ガス発生量がやや控えめな点や、使用後のパーツ洗浄が必要な点には注意が必要です。
水素水と水素ガスを1台で生成できることにより、水素ケアを一括で管理したい方にとっては非常に便利な製品だと思います。
実際に使ってみました!
試しにリタアクアをレンタルしてみた結果を、以下の記事でレポートしていますので、参考にしてみてください。
>>リタアクアの使い方&レンタルガイド|水素吸入と水素水がこれ1台で!多機能水素生成器口コミ体験談
医療・業務用のおすすめ機種
先ほどご紹介したHhuhu【ふふ】は、「医療・業務用レベルの家庭用水素吸入器」といえ、実際に医療機関でも導入されていますが、ここでは本格的な医療・業務用機種をご紹介します。
H2JI1
H2JI1のスペックは以下のとおりです。
価格 | 2,420,000円(税込) |
---|---|
水素ガス発生量 | 250ml/分 |
水素ガス純度 | 99.999%以上 |
使用できる水 | 高純度精製水(推奨メーカーあり) |
運転時間 | 24時間365日可能 |
電解セル寿命 | 50,000時間 |
水素水生成は? | オプションで可能 |
サイズ | W230mm×D370mm×H480mm |
重さ | 13kg |
保証期間 | 1年 |
株式会社ドクターズマンの「H2JI1」は、慶應義塾大学水素ガス治療開発センターなど国内外の医療・研究機関で使用されており、「治療効果が科学的に実証されている」水素吸入機です。
具体的には、特定の疾患の治療にもっとも効果が高いとされる「血中水素飽和度2.0%」の実現に焦点を当てており、その実現が論文でも実証されているのが大きな特徴です。
また、医療・業務用途でも安心して使用できる高い耐久性と堅牢性も備えており、50,000時間というけた違いの電解セル寿命をほこっています。
H2JI1についての詳細記事はこちら:ドクターズ・マン社の水素吸入機『H2JI1』を体験!医療・研究用途でも使われている水素吸入機の実力は?
それでは、8つの評価項目に沿って詳細を見ていきましょう。
❶ H2JI1の水素濃度&水素ガス発生量は?
H2JI1の水素ガス発生量は、
- 250ml/毎分
となっています。
医療・業務用としては水素ガス発生量1,000ml/分以上のものもある中、少なく感じられる方もいるかもしれません。
実はH2JI1がこの設定になっているのには理由があります。
水素ガス発生量250ml/分の理由
研究によると、血中水素飽和度(濃度)2.0%に達することで、酸化ストレスの軽減や、脳梗塞・心筋梗塞後の回復促進といった効果がもっとも高まることが確認されています。
さらに「水素ガス発生量250ml/分」の水素吸入器での吸入が、血中水素濃度2.0%を達成するのに適していることも研究で明らかになっているんですね。
H2JI1はこうしたエビデンスをもとに、「水素ガス発生量:250ml/分」をターゲットに設計されています。
効果があるのがわかっている水素ガス発生量ということね。
もちろん「あらゆる疾患にたいしてこの数値がベストなのか?」についてはまだ今後の研究が必要な部分もありますが、現在明確になっているエビデンスをもとに設計したというのが、H2JI1の設計ポリシーとなっています。
詳しくはこちらの記事で:ドクターズ・マン社の水素吸入機『H2JI1』を体験!医療・研究用途でも使われている水素吸入機の実力は?
「発生するガスの水素濃度(純度)」は99.999%
また「発生するガス中の水素濃度」も99.999%以上と、非常に高い数字となっています。
「水素以外の有害ガスが発生していない」という安全性について、確かな安心があるといえますね。
❷H2JI1の連続吸入時間は?
H2JI1は、医療での使用を想定しているだけあって、24時間365日の連続運転に対応しています。
私が知る限りですが、24時間365日運転可能な機種は他にはないと思います(連続運転可能な機種でも、定期的に休止時間が入ったりするので)。
❸H2JI1の水素ガスの安全性は?
H2JI1は
- 精製水
のみを使って水素を発生させ、水素純度が高いPEM式の水素生成法を採用しています。
その結果として99.999%以上という高い水素純度を実現しており、安全性には問題がないといえるでしょう。
❹H2JI1は水素水もつくれる?
H2JI1単独では水素水をつくることはできません。
が、別売りの専用器具を使用して、発生した水素を飲料水に注入することは可能となっています。
❺H2JI1のランニングコストはどれくらい?
H2JI1のランニングコストは、基本的な電気代、カニューラ(吸入用チューブ)費用以外に
- 水素ガス発生のための「精製水」購入費用
- 半年〜1年で交換するイオン交換膜費用(税別15,000円程度)
となっています。
推奨メーカーの精製水も高価なものではないので、性能の割にメンテンナンスコストはかからない印象です。
❻H2JI1に必要なメンテナンスは?
H2JI1のメンテナンスとしては、6-12ヶ月に一度、精製水のフラッシング(入れ替え)とイオン交換樹脂の交換が必要となっています。
あと日常的に必要なのは、『水素吸入で減った分の精製水を継ぎ足す』くらいですね。
メンテナンスの手間はかからない機種だといえます。
❼H2JI1の本体ボディの携帯性や材質は?
H2JI1のサイズ・重量は以下のようになっています。
サイズ:幅230mm×奥行き370mm×高さ480mm
重量:13kg
同じく医療用でよく使用されているヘリックスジャパン社のハイセルベーターET120を例にすると、
サイズ:幅390mmx奥行き350mmx高さ760mm
重さ:31kg
なので、医療・業務用としてはかなり取り回ししやすいサイズ感になっています。
❽ メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
株式会社ドクターズ・マンは、2005年の創業以来、一貫して水素関連製品の開発と普及に注力してきた企業で、水素水サーバーについては全国1300以上の施設に導入されています。
同社の特徴は、単に製品を提供するだけでなく、水素の科学的根拠を重視し、医療機関や大学との共同研究を積極的に推進しているという点です。
そのような姿勢の結果として、慶應義塾大学水素ガス治療開発センターとの連携や、アメリカやスウェーデンなど世界各国の医療機関や研究機関とも協力関係が築かれており、水素製品のメーカーとしての信頼性については、高く評価できると思います。
H2JI1の総評
以上、H2JI1の総評として、そのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
H2JI1は科学的エビデンスに基づく信頼性の高い水素吸入機だといえ、慶應義塾大学や国内外の医療・研究機関で採用されていることからも、医療・業務用途にかなった性能と信頼性を持つことが裏付けられていると思います。
もちろん、初期投資の高さや家庭用としての機能の過剰さから、家庭用としては少しハードルが高いかもしれませんが、「最高の水素吸入を求めている」個人ユーザーが導入するケースも少なくないそうです。
そのため、「最高レベルの性能をもった製品を、長く安心して使いたい」と考える方には、十分に検討する価値のある一台といえるでしょう。
その他の据え置き型水素吸入器比較
では次にその他の据え置き型の本格的水素吸入器から代表的な機種をご紹介していきましょう。
品名 | 価格 | 水素発生量 |
---|---|---|
ラブリエリュクス | 275,000円(税込) | 60ml/分 |
ミンテック MT-A100 | 644,600円(税込) | 100ml/分 |
ラブリエリュクス
ラブリエリュクスのスペック一覧は以下のとおりです。
価格 | 275,000円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻 |
水素ガス濃度 | 1.0% (「1分で60mlの水素発生」) |
水素吸引時間 | 5分/15分/60分 |
水素水は? | 水をふくむ好きな飲み物に水素注入可能 1.0ppm以上 |
サイズ | 186x190x408mm |
重さ | 2kg |
充電パワー | 充電ではなくコンセント式 |
日々のメンテナンス | ・電解補助液を補充 (成分は社外秘・口に入っても安全・水の電気分解をスムースにするためのもの) ・電解補助液は1ヶ月で交換:667円 ・必要に応じ精製水を補給:1ヶ月200円 |
保証期間 | 1年 |
保証期間後の有償修理等 | 可能 |
その他 | オプションでネックセットあり |
ラブリエリュクスは大阪の会社「株式会社イズミズ」製の水素吸入器で、
発生した水素ガスをお茶やコーヒーなどいろんな飲み物に注入して「水素入り飲料」をつくれる
という大きな特徴があります。
お茶やコーヒーに水素を入れられるのは、私の知る限りこの「ラブリエリュクス」と「シェルスラン」だけです。
❶ラブリエリュクスの水素ガス濃度は?
ラブリエリュクスの水素発生量は
- 1分で60ml
とされています。(ラブリエリュクス公式サイトより)
水素ガス発生量をどう判断するか?については下の記事で詳しく書いています。
- 250ml/分が一つの基準となる可能性(慶応大の研究)
- 業界団体は「200ml/分以上(200〜640ml/分)」推奨
- がん治療では1200ml/分前後が使用されている
- 多ければ多いほどいいとは言えない(個人的見解)
- ちなみに個人的には100ml/分を使用中、将来的には増やしたい
上のような内容について書いていますので、参考にしてみてください。
❷ ラブリエリュクスは連続吸引できる?
ラブリエリュクスは
「連続吸引は60分まで」
となっており、60分運転したあとは30分の休憩を入れることが推奨されています。
❸ 水素ガスの安全性は?
ラブリエリュクスは水の電気分解によって水素を発生させますが、水道水やミネラルウォーターではなく付属の「精製水」を使うため、ただしく使えば塩素ガスが発生する心配はないでしょう。
❹ ラブリエリュクスは水素水もつくれる?
ラブリエリュクスは発生した水素ガスをいろいろな飲み物に注入して「水素入り飲料」にすることができます。
「お茶やコーヒー、ジュースにも水素を入れて飲みたい」という方には、ラブリエリュクスかシェルスランという選択肢になるでしょう。
❺ ラブリエリュクスのランニングコストはどれくらい?
ラブリエリュクスの毎月ランニングコストは、
・電気分解をスムーズにするための「電解補助液」【1ヶ月ごと交換】:667円(税別)
・電気分解に使う「精製水」【1ヶ月2本目安】:200円(税別)
(1分の吸気量を6,000mlとした場合)
ということで1ヶ月867円(税別)が目安となります。
専用の精製水以外も使える?
ちなみに専用の「精製水」以外の水を使ってもいいか?という質問については、公式サイトに以下のような回答がありました。
市販の殺菌済み蒸留水でしたらご利用いただいても問題ございません。
ラブリエリュクスをご利用になる際は、本体内部への雑菌の混入を防ぐため、 殺菌されたイオン交換水または蒸留水をご使用ください。
引用元HP:株式会社イズミズ公式 https://ismz.co.jp/
使用する水についてはすこし気をつける必要がありそうですね。
❻ ラブリエリュクスに必要なメンテナンスは?
必要なのは毎月の「電解補助液」「精製水」の入れ替えのみです。
❼ 本体ボディの携帯性や材質は?
ラブリエリュクスはもともと携帯用としてつくられたものではないため、外出先にもっていくのは現実的でありません。
「186x190x408mm」というサイズは普通の電気ポットよりも大きいので、設置スペースには気を配っておいたほうがいいかもしれません。
❽ ラブリエリュクス・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
メーカーの「株式会社イズミズ」は2012年設立と、わりと新しい会社ですね。
当初から一貫して水素関連の製品を開発・販売しているため、メーカーとしての信頼性はあるのではないでしょうか。
製品ページのQ&Aコーナーをみても、製品のスペックや特徴について誠実に情報公開しているようすが見えます。
ラブリエリュクスの総評
ラブリエリュクスは水素発生量的には十分ありますが、「連続吸入は60分まで」という点に物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
またショールームで実物を見たことがありますが、「思ったより大きい・・!」と感じたので、サイズ感には注意することをおすすめします。
珍しい「コーヒーやお茶など、いろんな飲み物を水素飲料にできる」という機能に魅力を感じる方は、ラブリエリュクスを検討してみるのもいいと思います。
ミンテック MT-A100
ミンテック MT-A100のスペック一覧は以下のとおりです。
価格 | 644,600円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻 |
水素ガス濃度目安 | 1.67%(「1分で100mlの水素吸入」) |
水素吸引時間 | 2時間タイマー 最大連続10時間運転 |
水素水は? | オプション |
重さ | 1.8kg |
サイズ | 145x145x220mm |
充電パワー | 充電ではなくACアダブター式 |
日々のメンテンナンス・ 長期的メンテナンス |
・精製水を補充
(ドラッグストア等で購入)
・基本メンテナンスフリー
|
保証期間 | 1年 |
ミンテックMT-A100は、ソニーから独立された方がつくったデザイン家電メーカー「cado」社とのコラボレーションによる優れたデザインが特長です。
性能的には
- 水素ガス発生量100ml/分
- 1回2時間、最大10時間連続運転可能
など、「シェルスラン」と非常に似た性能になっています。
❶ミンテックMT-A100の水素ガス濃度は?
ミンテックMT-A100の水素発生量は
- 1分で100ml
とされています。
水素ガス発生量をどう判断するか?については下の記事で詳しく書いています。
- 250ml/分が一つの基準となる可能性(慶応大の研究)
- 業界団体は「200ml/分以上(200〜640ml/分)」推奨
- がん治療では1200ml/分前後が使用されている
- 多ければ多いほどいいとは言えない(個人的見解)
- ちなみに個人的には100ml/分を使用中、将来的には増やしたい
上のような内容について書いていますので、参考にしてみてください。
❷ ミンテックMT-A100は連続吸引できる?
ミンテックMT-A100は
- 1回の運転で2時間
- 最長10時間まで連続運転可能
となっています。
個人的に、ポータブルではない本格的な水素吸入器に期待したいことの一つが「長時間連続運転」だと思っています。
ミンテックMT-A100は高額なだけあって、十分な連続運転時間といえますね。
❸ 水素ガスの安全性は?
ミンテックMT-A100は精製水のみを使って水素を発生させるため、水に含まれる塩化物イオンから塩素ガスが発生する心配はないと考えられます。
❹ ミンテックMT-A100は水素水もつくれる?
ミンテックMT-A100に水素水生成機能はありません。
最初にご紹介した「シェルスラン」と性能的には非常に近いミンテックMT-A100ですが、この点だけはシェルスランに軍配が上がります。
❺ ミンテックMT-A100のランニングコストはどれくらい?
ミンテックMT-A100の毎月ランニングコストは、
- 水素発生用の「精製水」:2週間に1回入れ替え→ドラッグストアで150円程度
- 専用フィルター:500時間使用で交換→3,300円(税込)
- で販売中
となっています。
水素吸入器のなかでは比較的ランニングコストがかからない部類だと思います。
❻ ミンテックMT-A100に必要なメンテナンスは?
上記の「精製水入れ替え(2週間に1回)」と「フィルター交換(500時間ごと)」が必要なメンテナンスになります。
衛生面については「コンセントをつないでおく」という条件つきですが、定期的に精製水に電気が流れることによる殺菌作用があるようです。
❼ 本体ボディの携帯性や材質は?
ミンテックMT-A100のサイズは
- 145x145x220mm
- 1.8kg
となっています。
性能が非常に近いシェルスランと比較すると、シェルスランは「130x120x203mm」なのでひとまわり大きめですね。
また重さは1.8kgなのでシェルスラン900gの倍あります。
❽ ミンテックMT-A100・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
ミンテックMT-A100は株式会社ミンテンテックが取り扱っている「日本製」となっていますが、台湾で水素事業を展開しているEPOCH Energy Technology Corp.と共同で開発したようです。
(機器の心臓部はシェルスランと同様、台湾製だと思われます)
水素吸入器としての性能は問題ないと思いますが、販売は代理店制度をとっているようで、アフターケアや顧客対応についてどんなふうにおこなわれているのか?についてはちょっと見えづらいと感じます。
ミンテックMT-A100の総評
ミンテックMT-A100は値段が高めですが、水素ガス発生量や長時間連続運転など、家庭用水素吸入器としては優秀な性能を備えているといえます。
ただ、半分以下の価格のシェルスランと同じ機械部分を使っていると考えられ、性能的な違いはありません。
(ミンテックMT-A100は「日本製」となっていますが、機械部分を輸入して外観の組み立てのみ日本で行うことによる「日本製」と思われます)
cado社とコラボしたデザイン性に特長があるため、デザインに惹かれるものがあれば検討してみてもいいかもしれません。
【ポータブル水素吸入器】比較
ここからは、【ポータブル水素吸入器】の代表的な機種をみていきましょう。
据え置き型の本格派吸入器に比べると、水素ガス発生量や連続運転時間で見劣りするかもしれません。
が、水素吸入の効果は「量が多ければ多いほどいい」とは証明されていない部分もあり、水素医学においては当初から「少量の水素分子が大きな違いを生み出す」ことが観察されてきています。
ポータブル水素吸入器を使った研究結果や口コミを見ても、十分効果は期待できると個人的には考えています。
また何より「取り扱いがラクで外出先・旅行先などにも持っていきやすい」というのは本格派水素吸入器にはない大きなメリットなので、自分の生活スタイルにあったものを選ぶのが一番だと思います。
ここでは以下の機種をご紹介します。
品名 | 価格 | 水素ガス発生量 |
---|---|---|
ケンコス4 | 43,450円(税込) | 8ml/分 |
ダブル水素ボトル | 184,800円(税込) | 約5ml/分 |
ラブリエエラン | 174,900円(税込) | 30ml/分 |
ドクター水素ボトル | 203,280円(税込) | 10.5ml/分 |
H2エアー | 16,500円(税込) | 0.03〜0.1%(水素濃度) |
では順番に見ていきましょう!
1. KENCOS(ケンコス)4
KENCOS(ケンコス)4のスペック一覧は以下のとおりです。
価格 | 43,450円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 口 |
水素ガス濃度 | 最大0.13% |
連続吸引時間 | 5分まで |
水素水は? | なし |
サイズ | 24x55x132mm |
重さ | 128g |
充電パワー | 1回のフル充電(約2時間)で 水素のみ吸引:40分 通常モード:20分 |
日々のメンテナンス | ・フレーバーカートリッジ 3本入り1箱 2,700円 ・電解液1月分 1500円 ・電解槽(約6ヶ月分) 6700円 |
保証期間 | 1年 |
- 水素吸入器のなかでは(本体は)低価格
- サイズがスマホなみ
- 外出先や人前でもスタイリッシュに水素吸入できる
このような特長から人気を集めているのが「KENCOS(ケンコス)4」です。
\ 期間限定特典あり /
8つのチェックポイントでその評価を確認していきましょう。
❶KENCOS(ケンコス)4の水素ガス濃度は?
ケンコス3の水素発生量は
- 1分で8ml
とされています。
水素ガス発生量をどう判断するか?については下の記事で詳しく書いています。
- 250ml/分が一つの基準となる可能性(慶応大の研究)
- 業界団体は「200ml/分以上(200〜640ml/分)」推奨
- がん治療では1200ml/分前後が使用されている
- 多ければ多いほどいいとは言えない(個人的見解)
- ちなみに個人的には100ml/分を使用中、将来的には増やしたい
上記のような内容について書いていますが、ケンコス4のような「少量」の水素ガス発生量であっても小規模な研究では効果があったとされるものもあり、個人的には無意味ではないと思っています。
❷KENCOS(ケンコス)4は連続吸引はできる?
ケンコス3の連続吸引は「1回5分まで」となっています。
5分吸引したら、少なくとも10分間はあいだをあける必要があります。
本体がこんなにコンパクトなんだから、これはしょうがないかもね。
❸ KENCOS(ケンコス)4の水素ガスの安全性は?
ケンコスは「専用の電解液」によって水素を発生するかたちになっています。
水道水など一般の水を使う場合は塩素ガス発生のリスクがありますが、専用の電解液を使うので塩素ガス発生の心配はないと考えて大丈夫でしょう。
❹ KENCOS(ケンコス)4は水素水もつくれる?
ケンコスは水素吸入専用で、水素水はつくれません。
❺ KENCOS(ケンコス)4のランニングコストはどれくらい?
ケンコス4は以下のランニングコストがかかります。
❶専用電解液
水素発生に必要な専用電解液は1ヶ月分が1,500円(税別)。
なので普通に使用すると1ヶ月1,500円+税、1年で18,000円+税となります。
❷専用電解槽
電解水を電気分解するための電解槽は、ひとつ6,700円(税別)。
交換頻度は「1日5分x5回」の使用ペースで約半年となっています。(使用頻度にかかわらず、気泡がでなくなったら要交換とのこと)
1年で約13,400円+税となりますね。
❸フレーバーカートリッジ
無味無臭の「水素モード」だけれあれば必要ありませんが、雰囲気をだす「水蒸気」と「フレーバー」を出すにはフレーバーカートリッジが必要です。
選べるフレーバーは3種類、
- キシリトールメンソール
- ビタミンレモン
- カテキングリーン
があり、それぞれ1箱に3本のフレーバーカートリッジが入っています。
1箱3本入りのお値段は2,700円(税別)。
そして1本のフレーバーカートリッジで600回吸引することができます。
仮に1分間で6吸引(10秒で1回吸うペース)とすると・・
1日5分x5回吸引すると:1日で150吸引。
→1本のフレーバーカートリッジは4日分
ということになります。
1箱(=3本)で12日分という計算になるので、
- 1ヶ月で2.5箱=6,750円(税別)
- 1年で30箱=81,000円(税別)
となりますね。
フレーバーカートリッジはけっこうなコストになるのね。
フレーバーカートリッジなしでも水素吸入はできるので、「フレーバーなし」にするという選択もあるかもね。
実際にケンコス4を体験したことがありますが、私の場合は「フレーバーなし」のほうが吸いやすかったです。
ということですべてのコストを合計して年間コストを計算すると、
18,000円【電解液】+13,400円【電解槽】(+81,000円【フレーバーカートリッジ】)
=31,400円(税別)←フレーバーなし
=112,400円(税別)←フレーバー込
となります。
「ランニングコストがどれくらいになるか?」というのはケンコス4を検討するときに気にしておきたいポイントですね。
❻ KENCOS(ケンコス)4に必要なメンテナンスは?
上記の消耗品の交換以外に必要なメンテナンスはとくにありません。
「メンテナンス=消耗品の交換」ですね。
❼ 本体ボディの材質や携帯性は?
KENCOS(ケンコス)4の最大の特長は、その「携帯性」といえると思います。
KENCOS(ケンコス)4のサイズ感:
サイズ:幅55x 高さ132x厚み24(mm)
重量:128g
ちなみに「iPhone8Plus」のサイズと重量が
- サイズ:幅78.1x 高さ158.4x厚み7.5mm
- 重量:202g
なので、スマホとそんなに変わらないイメージで携帯できるといってもいいでしょう。
❽ KENCOS(ケンコス)4・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
KENKOS(ケンコス)シリーズは、株式会社アクアバンクが製造開発した製品で、販売経路は公式ショップや代理店なども含めいろいろあるようです。
私が知る限りですが、2011年の開業後、もともとはその名も「アクアバンク」という水素水サーバーを中心に事業を展開されていたのではないかと思います。
筑波大学大学院の矢田教授との協力による臨床試験の取り組みなど、水素を生活にいかしていくための研究開発にも力を注がれている印象で、メーカーとしての信頼性は十分にあると思います。
▼株式会社アクアバンク代表取締役の方の著書
KENCOS(ケンコス)4の総評
水素ガスの濃度は少なめですし、口から吸うため体への吸収効率はゆっくりめですが、「水素吸入時の見た目のよさ」はいちばんだと思います。
携帯性とスタイリッシュさがケンコスのいいところみたい!
長時間吸引はできないけど、外出先での使用や仕事中のリフレッシュにはピッタリの水素吸入器だね。
\ 期間限定特典あり /
2. ダブル水素ボトル
ダブル水素ボトルのスペック一覧は以下のとおりです。
価格 | 184,800円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻 |
水素ガス濃度 | 1.0%(10,000ppm) |
水素吸引時間 | 30分ごと |
水素水は? | 生成可能 3分30秒で0.4ppm 30分で1.1ppm |
サイズ | 60x60x197mm |
重さ | 205g |
充電パワー | 4時間のフル充電で 3分30秒モード:40回 30分モード:4回 |
日々のメンテナンス | ・軽い水洗い、クエン酸洗浄 ・1年〜1年半でコアユニット交換 (費用は18,000円税別) ・1週間ごとにタンクの水交換(使用頻度関わらず)500円 ・専用液交換以外のメンテナンス不要 |
保証期間 | 1年 |
保証期間後の有償修理等 | 可能 |
ダブル水素ボトルは充電式の水素吸入器です。
フル充電の状態で「30分x4=2時間」の運転が可能で、電源のない場所で水素吸入したい場合には検討したい製品ですね。
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❶ダブル水素ボトルの水素ガス濃度は?
ダブル水素ボトルの水素発生量は
- 1.0%(10,000ppm)以上
とされています。
これはおそらく「カニューラの先」の水素ガス濃度だと思われます。
❷ ダブル水素ボトルは連続吸引できる?
ダブル水素ボトルは「連続吸引は何分まで」という注意点はとくにないようです。
ただ大きな機器ではないので、本体が熱くなるなどした場合は休んだほうがよいでしょう。
❸ 水素ガスの安全性は?
ダブル水素ボトルは「塩素除去カートリッジ」のような機能は内蔵されていません。
そのため水道水やミネラルウォーターなどの水をそのまま使用すると、塩素ガスが発生する可能性がゼロではないと考えられます。
そしてそのためかどうかはわかりませんが、「使用する水」の条件が限られたものとなっています。
- 一般的な浄水器で浄水した水を使う場合:使用可能だが、こまめな洗浄が必要
- ミネラルウォーターを使う場合:硬度60mg/L未満、ナトリウムが100ml中に1.5mg未満のものを使う
- 使用不可の水:海洋深層水、バナジウム水、硬度60mg/L以上のミネラルウォーター
使える水をさがすのはちょっとストレスかも・・
❹ ダブル水素ボトルは水素水もつくれる?
ダブル水素ボトルは300mlまでの水素水をつくることもできます。
水素濃度は、
- 3分30秒モード:0.4ppm
- 30分モード:1.1ppm
このようになっています。
❺ ダブル水素ボトルのランニングコストはどれくらい?
ダブル水素ボトルのランニングコストは、
- 1〜1年半ごとにコアユニット(充電バッテリー部分含む)の交換が必要:18,000円(税別)
となります。
毎月の細かい消耗品はありませんが、1〜1年半ごとに大きめの費用がかかる感じですね。
また、交換時には本体をメーカー(日省エンジニアリング)まで送る必要もあるため、その手間もかかることを知っておきましょう。
❻ ダブル水素ボトルに必要なメンテナンスは?
さきほどお伝えしたとおり、使用する水によっては汚れやミネラルが付着しやすいようで、クエン酸や水を使った「こまめな洗浄」が必要になります。
❼ 本体ボディの携帯性や材質は?
サイズは500mlのペットボトル程度、重量は190gなのでかなり軽く、携帯性は優れています。
ただ、このサイズで190gはちょっと軽すぎるのでは?、という印象も個人的にはあります。
容器がプラスチック製でもあり、少し安っぽく感じるのではないかと・・。
実際、おなじボディを使っている「マイ神透水」という水素水生成器の口コミを見ると、「3台とも3ヶ月以内に故障しました」という声もありました。
税込で17万円を超える値段のわりには、ボディの頑丈さや質感にちょっと物足りなさを感じるかもしれません。
❽ ダブル水素ボトル・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
ダブル水素ボトルのメーカーは「株式会社日省エンジニアリング」という会社です。
1983年創業なので、水素医学の研究が活発になるだいぶ前からある会社ですね。以前は発電機などをつくっていたようです。
ダブル水素ボトルについての総評
ダブル水素ボトルは発生する水素ガス濃度は申し分ありませんが、
「使う水の種類を選ぶ」
ところがすこしネックに感じます。
(ミネラルウォーターでも「硬度60以下」じゃないとダメなど・・)
ただ充電式でどこでも使える水素吸入器は数が少なく貴重なので、外出先や旅先で使用したい方は検討候補に入ってくるかもしれません。
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▼ダブル水素ボトルについての詳細記事はこちら
3. ラブリエエラン
ラブリエエランのスペック一覧は以下のとおりです。
価格 | 174,900円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻 |
水素ガス濃度 | 最大0.5% (「1分で30mlの水素発生」) |
水素吸引時間 | 30分ごと |
水素水は? | なし |
サイズ | 115x77x135mm |
重さ | 600g |
充電パワー | 1回のフル充電で 水素吸引:30分x2回 |
日々のメンテナンス | ・タンク内はメンテナンスフリー ・「専用液」は2週間で交換(使用頻度関わらず)500円 ・専用液交換以外のメンテナンス不要 |
保証期間 | 1年 |
保証期間後の有償修理等 | 可能 |
その他 | 充電バッテリーパック付属 |
ラブリエエランは水素吸引に特化したポータブル水素吸入器です。
水筒型ではなく、直方体の形が独特ですね。
8つのチェックポイントにそって詳細をみてみましょう。
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❶ラブリエエランの水素ガス濃度は?
ラブリエエランの水素発生量は
- 1分で30ml
とされています。(ラブリエエラン公式サイトより)
水素ガス発生量をどう判断するか?については下の記事で詳しく書いています。
- 250ml/分が一つの基準となる可能性(慶応大の研究)
- 業界団体は「200ml/分以上(200〜640ml/分)」推奨
- がん治療では1200ml/分前後が使用されている
- 多ければ多いほどいいとは言えない(個人的見解)
- ちなみに個人的には100ml/分を使用中、将来的には増やしたい
上のような内容について書いていますので、参考にしてみてください。
❷ラブリエエランは連続吸引できる?
ラブリエエランは連続運転で発生する熱を逃がすための冷却ファンを搭載しています。
そのためでしょうか、連続吸引についての時間制限についてはとくに記載はありません。
ただしラブリエエランもそれほど大きな機器ではないので、本体が熱をもたない程度に気をつけてあげたほうがよいでしょう。
❸ラブリエエランの水素ガスの安全性は?
ラブリエエランはケンコス同様、「専用液」を入れてスイッチオンで水素が発生します。
「専用液」に何が入ってるかは企業秘密で公開はしないとのことですが、水道水・天然水は使わないので、塩素ガス発生の心配はないと考えて大丈夫でしょう。
❹ラブリエエランは水素水もつくれる?
ラブリエエランは水素吸引に特化した機器なので、水素水はつくれません。
❺ラブリエエランのランニングコストはどれくらい?
ラブリエエランのランニングコストは、水素発生のために使う「専用液」のみとなっています。
- 専用液【使用頻度にかかわらず2週間で交換】:500円(税別)
1ヶ月で【500円x2=1,000円】くらいと考えれば、そんなに気にならないコストといえそうですね。
❻ラブリエエランに必要なメンテナンスは?
ラブリエエランは専用液をいれるタンク内はメンテナンスフリーとなっているため、必要なメンテナンスは「専用液の交換」のみとなっています。
(「専用液の交換が、タンクのクリーニングもかねている」とのこと。公式サイトより)
ラブリエエランも「メンテナンスが楽ちん」なのは大きな特長となってますね。
❼ 本体ボディの携帯性や材質は?
ラブリエエランの本体もかなりコンパクトです。
ラブリエエランのサイズ感:
サイズ:115x77x135m
重量:600g
600gがどれくらいかというと、雑誌のヤングジャンプくらいですね。
直方体っぽい形なのでカバンには入れづらいかもしれませんが、スペースさえあれば持ち運びもそれほど苦にならないでしょう。
❽ ラブリエエランのメーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
ラブリエエランのメーカーは、ラブリエリュクスと同じ「株式会社イズミズ」です。
2015年にいち早く家庭用の水素吸入器「ラブリエリュクス」の販売をはじめた大阪の会社ですね。
水素をとおしたアスリート支援もおこなっているようで、まじめに水素に向き合っている会社のように見受けられます。
販売前後の対応については代理店をとおした販売経路のようなので、それぞれの代理店によるかと思います。
ラブリエエランの総評
同メーカーの「ラブリエリュクス」とくらべると、水素ガス発生量は半分とすこし物足りない感はありますが、ポータブル水素吸入器のカテゴリーとして考えるとかなり優位性があります。
形が立方体なのでかばんなどに入れて持ち運ぶ用途にはあまり向いていませんが、デザインもシンプル&おしゃれ&コンパクトなので、お部屋に置いておきやすいと思います。
「デザイン性に優れた吸入器を自宅で使いたい」
という方は検討してみてもいいと思います。
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4. ドクター水素ボトル
ドクター水素ボトルのスペック一覧は以下のとおりです。
価格(税込) | 203,280円 |
---|---|
水素ガス発生量 | 10.5ml/分 |
水素吸入時間 | 30分(連続使用は1回30分まで) |
水素水は? | 5分で1.6ppmの水素水を生成 |
サイズ | 直径60mm x 高さ220mm |
重さ | 312g |
充電パワー | 約2-3時間でフル充電→1時間の運転可能 |
メンテナンス | ・1週間に一度クエン酸と50℃の温水で洗浄 ・500回充電(500時間の使用)で内部バッテリー交換 |
保証期間 | 不明 |
先ほどご紹介した「ダブル水素ボトル」と形が似ていますが、別メーカーによるまったく別の製品です。
詳細記事はこちら:ドクター水素ボトルの評価や口コミは?水素吸入器比較
❶ドクター水素ボトルの水素ガス発生量/水素濃度は?
ドクター水素ボトルで吸入できる水素ガス発生量は
- 1分間に10.5ml
とされています。
ポータブルタイプの水素吸入器としては、なかなか充分な水素ガス発生量だと思います。
また水素ガス濃度についても情報が公開されており、「カニューラの先で約83%」となっています。
❷ ドクター水素ボトルは連続吸引できる?
ポータブル水素吸入器は熱をもちやすいため、長時間の連続運転はできない機種がほとんどです。
ドクター水素ボトルも(販売店によって記載は違うようですが)、
連続運転:30分の運転を1回まで
となっています。
また時間をあけたとしても2回運転(合計1時間運転)した後は2-3時間の充電が必要になります。
❸ ドクター水素ボトルの水素ガスの安全性は?
水素ガスの安全性において注意したいのが、使用する水に含まれる塩化物イオンなどの影響で、塩素ガスなどの有害ガスが発生する可能性です。
多くの水素吸入器では精製水が使用されているため、この問題はあまり表面化しませんが、水素生成のメカニズムの関係で精製水が使えない機種の場合は注意が必要です。
だとえばドクター水素ボトルによく似ている「ダブル水素ボトル」については、
「硬度60未満の水」「中空糸膜系の浄水装置で浄水した水」「RO水や純水は使用不可」
など、使用できる水が細かく指定されています。
おそらくそれによって不要なガスの発生の可能性を最小限にしているのだと思います。
ドクター水素ボトルについてはとくにそういった注意事項がなく、かといってフィルターなどの対策がされている様子もありません。
私見ではありますが、このあたりは若干気になる部分かな、と感じています。
❹ ドクター水素ボトルは水素水もつくれる?
ドクター水素ボトルは250-300ccの水を入れて、水素水にすることができます。
水素水の生成能力は、
- 5分で1.6ppm
となっています。
水素水の水素濃度は「0.8ppm以上が目安」といわれているので(太田成男日本医科大学名誉教授の著書より)、5分で十分な濃度の水素水が飲めることになりますね。
❺ドクター水素ボトルのランニングコストはどれくらい?
水素吸引器によってはこまごまとした補充品があるものもありますが、ドクター水素ボトルには細かな補充品は基本的に不要です。
ランニングコストとして必要になるのは、
・週に一度クエン酸洗浄が必要なので、そのためのクエン酸費用
・500回の充電(約500時間の使用)で内部バッテリーを交換する費用
になります。
内部バッテリーの交換方法や費用については「ご購入された販売店にご相談ください」とのことですので、それぞれの販売店に問い合わせる必要があるようですね。
❻ ドクター水素ボトルに必要なメンテナンスは?
上記のとおり、ドクター水素ボトルは、
- 1週間に一度のクエン酸洗浄が必要(クエン酸が溶けやすいよう、約50℃の温水を使用する)
となっています。
❼ 本体ボディの携帯性や材質は?
ドクター水素ボトルの本体は一瞬ガラスにも見えますが、実際には「ABS樹脂」(プラスチック)製となっています。
本体重量は312g、サイズは直径6cmx高さ22cmということなので、さすがにかなりコンパクトですね。
❽ ドクター水素ボトルのメーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
ドクター水素ボトルは、株式会社タイヨウという大阪の会社が製造元となっています。
日本の中小企業の技術力は高いものがあると思いますが、見た感じあまり大きな会社ではないようです。
またこちらのWOO株式会社が「総発売元」ということになっています。
基本的には代理店販売なのでしょうか、ネット上ではなかなか販売しているサイトを見つけられませんでした。
顧客対応なども不明ですが、ホームページにはドクター水素ボトルの製品情報がかなり詳しく掲載されており、その点にはよい印象を感じます。
ドクター水素ボトルの総評
やはりコンパクトさと携帯性に優れたポータブル水素吸入器であるという点が評価できます。
軽量・コンパクトなおかげで、自宅はもちろん、外出先でも手軽に水素吸入ができるのが魅力的です。
ポータブルタイプとしては、一定の水素ガス発生量も備えているため、気軽に水素吸入を試したい方には良い選択肢でしょう。
しかし、その一方で
- 週一回のクエン酸洗浄が必要
- 内部バッテリーを500時間ごとに交換が必要
- ポータブル型で20万円以上する価格
といった気になる点もあります。
「手軽さ」を重視するユーザーにとっては検討の価値があると思いますが、より高い性能やメンテナンスの簡便さを求める方には、他のモデルを検討してもいいかもしれません。
5. H2エア
水素吸入器のなかには、
1回ごと使い切りのキットを使って水素を発生させるタイプ
もあります。
お値段が安く、お手入れなどもカンタンに見えますが、意外とランニングコストがかかるという特徴もあります。
使い切りタイプの代表として「H2エア」という製品をご紹介してみます。
価格 | 16,500円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 口から |
水素ガス濃度 | 0.03〜0.1%(発生2〜10分後) 最大1.4%(発生直後) |
水素吸引時間 | 1回5〜10分 |
水素水は? | なし |
サイズ | 30x30x150 mm |
重さ | 35g |
ランニングコスト | カートリッジ42回分 15,000円 |
(価格は税別表示)
本体が16,500円(税込)って、今まで見てきたのより全然安いね!
ただ、水素吸引するごとにカートリッジとかを買い足す必要があるので、年間コストはけっこうかかるみたいだよ。
「使い切りタイプ」の水素ガス濃度はどれくらい?
「H2エア」の水素ガス発生量は以下のとおりです。
- 水素発生直後:最大1.4%
- 2〜10分後:0.03〜0.1%
水素発生直後は十二分な濃度ですが、2〜10分後(つまり水素吸引中のほとんどの時間)の濃度は他の水素吸入器に比べるとちょっと物足りない感じがします。
さらに「1回の吸入時間は5〜10分」ということで、吸入時間の短さも気になりますね。
使い切りタイプのランニングコストはどれくらい?
使い切りタイプは1回5〜10分の水素吸引のたびに
「専用カートリッジと混入液」
を消費していきます。
そのため当然ながら使い続けるにはランニングコストがかかっていきます。
12回分:6,000円(税別)
42回分:15,000円(税別)
たとえばH2エアを毎日使う場合、
おトクな42回分セットでまわし、1日1回(5〜10分)だけ使うとしても、年間コストは13万円以上になります。
水素吸入量・吸入時間が少ない点も考えると、コストパフォーマンスはあまりよくないといえるかもしれません。
「使い切りタイプ」はあくまで補助的なものとして考える
使い切りタイプは
- 吸入時間が少ない
- 水素発生量が少なめ
という特性のため、「これをメインに水素吸入をつづけていく」ものとしてはちょっと弱い印象です。
水素吸入の効果やメリットを実感したいのであれば、たとえば
「自宅にしっかりした吸入器があって、外出先でもサッと取り出して水素吸引したいというときに便利なもの」
という位置づけの製品かな、と感じます。
ランニングコストも考えるとけっして安いものでもないので、上記のようなライフスタイルにぴったり合うようであれば検討してもいい製品だと思います。
まとめ
以上、大変長くなってしまいましたが、今回は家庭用の水素吸入器の選び方について、そして主な水素吸入器についての詳細をご紹介してきました。
家庭用の水素吸入器を正しく選べば、様々な効果が期待できる水素吸入を毎日好きなだけ続けることができます。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
おすすめ5機種
❶ 水素発生量300ml/分
シェルスラン・プロ
495,000円(税込)
水素ガス発生量300ml±5%/分
>>シェルスラン・プロ詳細記事へ
❷ 高性能コンパクト&5年保証
ピュアラスキューブ プレミア
448,470円(税込)
水素ガス発生量250ml±10%/分
>>ピュアラスキューブプレミア詳細記事へ
❸ 医療・業務用レベルの家庭用
Hhuhu【ふふ】
880,000円(税込)
水素ガス発生量500ml/分
>>Hhuhu【ふふ】詳細記事へ
❹ 定番・スタンダード
シェルスラン・エレ
328,900円(税込)
水素ガス発生量150ml±10%/分
>>シェルスラン・エレ詳細記事へ
❺ レンタルのおすすめ
リタエアー
5,500円(税込)/月
水素ガス発生量100ml/分
>>リタエアー詳細記事へ
▼今回ご紹介した水素吸入器の比較表
品名 | 価格 (税込) | 水素ガス発生量/濃度 | ランニングコスト (参考値/税別) | メンテナンス |
---|---|---|---|---|
▼ 医療・業務用レベル 水素吸入器 | ||||
Hhuhu【ふふ】 | 880,000円 | ・500ml±10%/分 ・99.995%(発生する気体中の水素濃度) | 14,300円(1000時間ごとの脱イオンフィルター交換) | 3ヶ月に1回精製水入れ替え 1000時間ごとの脱イオンフィルター交換 |
▼ 本格派水素吸入器 | ||||
シェルスラン・エレ | 328,900円 | ・150ml±10%/分 ・99.995%(発生する気体中の水素濃度) | 500時間ごと6,765円( 脱イオンフィルター)+精製水費用 | 精製水の交換 500時間使用でイオンフィルター交換 |
シェルスラン・プロ | 495,000円 | ・300ml±5%/分 ・99.995%(発生する気体中の水素濃度) | 500時間ごと7,678円( 脱イオンフィルター)+精製水費用 | |
ピュアラスキューブ プレミア | 498,300円 ※期間限定キャンペーン価格:448,470円 | ・240ml±10%/分 ・99.99%(発生する気体中の水素濃度) | 500時間ごと6,600円( 脱イオンフィルター)+精製水費用 | |
リタエアー | 330,000円 レンタル5,500円/月 | ・100ml/分 ・約3%(公式表記/カニューラ先の濃度) | 専用精製水6本660円+送料700円を都度購入 | 10日に1回 自動洗浄モード作動と精製水入替え |
ラブリエリュクス | 275,000円 | ・60ml±10%/分 ・98%以上(発生する気体中の水素濃度) | 10,404円 (電解補助液・精製水) | 月1-2回 電解補助液・ 精製水入れ替え |
ミンテック MT-A100 | 644,600円 | ・100ml/分 | 3,300円(フィルター)+精製水費用 | 精製水の交換 500時間使用でフィルター交換 |
MHG-2000α | 825,000円 | ・140ml/分 | 精製水交換費用 | 精製水の交換 |
スイソニア | 2,035,000円 | ・0.3-1.0%(公式表記) | 16,800円 (ヒーターカートリッジ交換) | 週1程度 タンクの水交換 |
▼ ポータブル/小型水素吸入器 | ||||
ダブル水素ボトル | 184,800円 | ・1.0%(公式表記) | 12,000円 (コアユニット交換) | こまめなクエン酸洗浄 1-1年半でコアユニット交換 |
ラブリエエラン | 174,900円 | ・30ml/分 ・99%以上(発生する気体中のの水素濃度) | 12,000円 (専用液) | 2週間毎 専用液交換 |
ケンコス4 | 43,450円 | ・8ml/分 | 112,400円 (消耗品) | 随時消耗品交換 |
ビューティフライ | 99,800円 | ・17ml/分 | 6,000円 (電解補助液・精製水) | 電解補助液 随時補充 精製水で洗浄 |
H2エア | 16,500円 | ・0.03〜0.1% (公式表記) | 130,357円 (専用カートリッジ) | カートリッジ 使い捨て |