この記事では、

水素吸入器の比較って、何をどう比べればいいのかわかりにくいのよね。。
という方のために、
- 水素吸入器を選ぶときにチェックしたい8つのポイント
についてまとめてみました。
さらに8つのチェックポイントでの評価にもとづいた
- おすすめ4機種 + 9機種
についても詳しくご紹介しています。

健康や美容のために「本気で水素吸入器を検討してる」という方には参考にしていただけると思いますので、ぜひみてみてください。

長い記事なのでブックマーク推奨です!
水素吸入器(吸引器)比較一覧表
品名 | 価格 (税込) | 水素ガス発生量/濃度 | ランニングコスト (年間の参考値/税別) | メンテナンス |
---|---|---|---|---|
▼ 本格派水素吸入器 | ||||
シェルスラン![]() | 297,000円 | ・100ml±10%/分 ・99.995%(発生する気体中の水素濃度) | 6,380円(イオンフィルター)+精製水費用 | 精製水の交換 500時間使用でイオンフィルター交換 |
シェルスラン・プロ![]() | 495,000円 | ・300ml±5%/分 ・99.995%(発生する気体中の水素濃度) | ||
ピュアラスキューブ プレミア![]() | 498,300円 ※期間限定キャンペーン価格:448,470円 | ・240ml±10%/分 ・99.99%(発生する気体中の水素濃度) | ||
リタエアー![]() | 330,000円 レンタル4,950円/月 | ・100ml/分 ・約3%(公式表記/カニューラ先の濃度) | 専用精製水6本660円+送料700円を都度購入 | 10日に1回 自動洗浄モード作動と精製水入替え |
ラブリエリュクス![]() | 275,000円 | ・60ml±10%/分 ・98%以上(発生する気体中の水素濃度) | 10,404円 (電解補助液・精製水) | 月1-2回 電解補助液・ 精製水入れ替え |
ミンテック MT-A100![]() | 644,600円 | ・100ml/分 | 3,300円(フィルター)+精製水費用 | 精製水の交換 500時間使用でフィルター交換 |
MHG-2000α![]() | 825,000円 | ・140ml/分 | 精製水交換費用 | 精製水の交換 |
スイソニア![]() | 2,035,000円 | ・0.3-1.0%(公式表記) | 16,800円 (ヒーターカートリッジ交換) | 週1程度 タンクの水交換 |
▼ ポータブル/小型水素吸入器 | ||||
ダブル水素ボトル![]() | 184,800円 | ・1.0%(公式表記) | 12,000円 (コアユニット交換) | こまめなクエン酸洗浄 1-1年半でコアユニット交換 |
ラブリエエラン![]() | 174,900円 | ・30ml/分 ・99%以上(発生する気体中のの水素濃度) | 12,000円 (専用液) | 2週間毎 専用液交換 |
ケンコス4![]() | 43,450円 | ・8ml/分 | 112,400円 (消耗品) | 随時消耗品交換 |
ビューティフライ![]() | 99,800円 | ・17ml/分 | 6,000円 (電解補助液・精製水) | 電解補助液 随時補充 精製水で洗浄 |
H2エア![]() | 16,500円 | ・0.03〜0.1% (公式表記) | 130,357円 (専用カートリッジ) | カートリッジ 使い捨て |
おすすめ4機種
水素吸入器(吸引器)を選ぶときはここをみて!8つのチェックポイント
それではまず、水素吸入器を選ぶ8つのポイントについてご紹介していきましょう。
水素吸入器を比較検討するときに大事にしたい「8つのチェックポイント」は以下のとおりです。
(クリックすると各詳細へジャンプします)
- 水素ガス発生量&濃度
- 連続吸引はどれくらい可能か?
- 発生する水素ガスの安全性
- 水素水はつくれるか?
- ランニングコスト
- メンテナンスのめんどくささ
- 本体ボディの大きさ(持ち運びできるか)や材質・頑丈さ
- メーカー/販売会社の信頼性・アフターケア
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
❶ 水素吸入器の「水素ガス発生量」「水素濃度」の比べ方

まず、いちばんシンプルに比較しやすいのが
「水素ガス発生量」
(毎分の水素ガス発生量:◯◯ml/分という形で表される)
です。単純に数字を比べるだけですね。
ただ、10ml/分以下のポータブル水素吸入器から、1000ml/分を超える業務用水素吸入器までいろいろな吸入器があるので、

どのくらいの発生量があれば十分なの?
と悩まれるケースも多いんじゃないでしょうか。
これについてはこちらの記事(>水素吸入器の水素ガス発生量、最適なのはどれくらい?)で詳しく書いていますが、要点をしぼると・・
- 「100ml/分」はひとつの目安になる
- 将来的には「250〜300ml/分」が主流になるかも
- 多ければ多いほどいいとも言えない
- 10ml程度の少量でも無意味ではない
個人的には以上のように考えています。
それぞれの内容について、少し詳しくみていきましょう。
①「100ml/分」はひとつの目安|水素ガス吸入療法を参考に
参考になる基準として、現在医療機関で行われている水素ガス吸入療法を参考にすると、
このように「吸う空気中の水素濃度1〜2%」が一般的となっています。
これをひとつの参考基準にしてみると、水素ガス発生量の目安としては、たとえば以下のようなことがいえます。
例)「1分間で100mlの水素を発生」する水素吸入器の場合・・
人が1分間に吸う空気量が約6,000mlとすると(参考PDF「呼吸器」)、
1分間で100mlの水素発生は、100÷6000=0.0166666
→ 吸う空気中の水素ガスの濃度:1.67%※1
つまり水素ガス吸入療法の「1-2%の水素濃度」を目安とすると、
水素ガス発生量:100ml/分
といのはひとつの基準といえるのではないでしょうか。
②今後は「250〜300ml/分」が主流に?
一方で「最適なのは250〜300ml/分」という見方もあります。
慶應義塾大学の研究では・・

治療効果のあったのと同レベルの血中水素濃度が、250ml/分の水素吸入で達成できた。
水素医学の権威である日本医科大学の太田成男教授は・・

これまで多くの動物研究と臨床研究で使われてきた有効水素濃度をもとにすると、300ml/分が推奨される
このような話があるんですね。
これらの研究者の話をもとに、「水素ガス発生量250〜300ml/分」がベストという考え方もあります。

以前は300ml/分クラスの水素吸入器は非常に高額でしたが、手が届きやすい価格(以前にくらべて)の製品も出てきています。
③ 多ければ多いほど良いとは言えない
また、「水素ガス発生量は多ければ多いほどいい」ともいえないのが難しいところです。
たとえば日本よりも水素吸入器の技術が進んでいる台湾では、
「吸入する水素ガスの量が多すぎる場合、酸素欠乏症になってしまい、さまざまな健康被害が起きる可能性がある」
ということが指摘されています。

ガン治療で1,000ml/分以上の機器が使用されていたりはしますが、家庭用としてはそこまで必要ないのではないか・・という印象があります。
④ 10ml/分でも十分? 少なければ効果がないとも限らない
逆に「10ml/分などの少量だと意味がない」ともいえない状況があります。
というのは水素分子には
- ごく少量でも大きな効果・変化が観察される
(そのメカニズムのすべてはまだ解明されていない)
という特徴があるからです。
たとえば水素水を飲んでも血中の水素濃度はほとんど変わりませんが、脳神経系へのポジティブな影響が観察されたりします。
水素分子は遺伝子スイッチやホルモン分泌へ影響するため、少量でも間接的に効果を及ぼすことがわかってきています。


実際、スイスピに寄せられた声や一般の口コミをみても、10ml/分程度のポータブル水素吸入器で驚くような変化を体験されるケースも少なくありません。
水素吸入器の「水素ガス濃度」はどう見ればいい?
もうひとつ、水素吸入器の「水素ガス濃度」ですが、これはなかなか扱いが難しいです。
というのは、水素吸入器の「どの場所の水素濃度か?」によって数字はバラバラになるからです。
たとえば下の図のAとBでは「水素濃度」は大きく異るケースがあります。

たとえば、上の図「A:水素ガス発生時の濃度」は吸入器のタイプによってことなり、
- 水素ガスのみ発生するタイプ:99.◯◯%
- 水素酸素混合ガスのタイプ:66.◯◯%
このような数字が一般的です。
(たまに「67万ppm」「99万ppm」などという表記がみられることがありますが、ppmは濃度の単位で、67万ppm=67%となります)
このA(ガス発生時)の水素濃度は、「水素以外に不純なガスが混入していないか?という安全性をしめす数字」といっていいかもしれません。

たとえばガス発生時の水素濃度が99.999%なら、水素以外の不純ガスが限りなくゼロに近いってことだね。

なるほど・・
B(カニューラ出口)の水素濃度については、製品によって
- 安全性を考え、あえて調整して数%まで落とすタイプ
- 調整せず、90%以上の高濃度を維持するタイプ
といろいろです。
個人的にはここ(カニューラ出口)の水素濃度よりも「水素ガス発生量」を比べたほうがわかりやすいかな、と思っています。
以上、この項目をまとめると・・
- 水素ガス発生量は「100ml/分」「250〜300ml/分」を基準にすると比べやすい
- 水素ガス発生量は多ければいいとも限らず、少ないからダメとも限らない
- ガス発生時の水素濃度はガスの安全性をしめす
- カニューラの先の水素濃度は参考程度に
このようなことがいえるのではないかと思います。

また「第三者機関による測定結果」などが公表されているかもチェックしたほうがいいと思います。
❷ 連続吸引はどれくらい可能か?

「自宅で水素吸入したい」と考えている方のなかには、わけあって

少しでも長い時間、水素吸入をしたい・・
と希望している人も少なくありません。
そんな方にはとくに大事なのが「連続吸引はどれくらい可能なのか?」というポイントです。
水素吸入器によって「5分まで」「30分まで」といった制限があるものもありますので、要チェックポイントです。
❸ 水素ガスの安全性・危険性(塩素ガスが発生していないか?)

「水素ガスの安全性」と聞くと
「爆発しないのか?」
ということをいちばんに気にされるかもしれません。
が、水素が空気中で爆発するには「空気中の水素濃度4%〜75%(一説によると10%〜75%)」である必要があります。
水素分子はとても拡散しやすいため、水素吸入器程度の水素ガス発生装置で爆発の危険をおよぼすレベルになることは考えくいと思います。

水の電気分解で塩素ガスが生じる?
爆発以上に気をつけないといけないのが、水に含まれる塩化物イオンが塩素に変化し、危険な「塩素ガス」が発生する可能性です。

水道水や天然水には天然由来の塩化物イオンが含まれていて、電気分解のプロセスで「塩素」が発生してしまいます。
(殺菌のために水道水に添加される塩素とは別モノです)
普通の水を電気分解すると、発生する水素ガスのなかに「塩素ガス」が混じってしまう可能性がでてきてしまうんですね。
直接的にからだに気体分子をとりいれる水素吸引の場合、塩素にたいするケアもより真剣に考える必要があります。

水道水の残留塩素だけじゃなく、「電気分解によって生じる塩素」にも気をつける必要があるっていうことだね。

へ〜〜知らなかった。。
「電気分解による塩素ガスの発生」をさけるために
塩素ガスが発生しないようにするため、各水素吸入器では以下のような対策がされています。
- 塩化物イオンをふくまない「専用液」や「精製水」等を使って水素を発生させる
- カートリッジに塩素除去機能がついている
できる限り、このような塩素ガス対策がされている水素吸入器を選びたいですね。
❹ 水素水もつくれるか、水素吸入のみか

水素吸入器には
- 水素吸引のみのタイプ
- 水素水もつくれるタイプ
があります。

水素吸入は水素水を飲むより効果が高いんだよね?じゃあ水素水は必要ないんじゃない?

そうともいえなくて、「水素水ならでは」のメリットもあるみたいだよ。
水素水ならではのメリット
水素水飲用のメリットは以下のようなものがあります。
- 胃から水素を吸収することによって、脳神経の保護などの効果があるホルモン「グレリン」が分泌されるなど、内分泌系への水素のはたらきが期待できる
- 上記のようなさまざまな「水素吸入とは異なる働き方/メリット」が観察されている
- 単純に水分をとりやすくなる
>>参考記事:水素ガス吸引の効果はわかるけど、水素水には期待できない?
また、細かいメカニズムはわかっていないものの、
「パーキンソン病(脳の神経細胞が関係している)には水素吸入より水素水のほうが効果が高い」
という順天堂大学による研究結果も出ています。
水素水を作れるか?というのも吸入器選びのポイントになってくると思います。
❺ ランニングコストはどれくらいかかるか

水素吸入器は意外とランニングコストがかかることも多いので要注意です。
本体の販売価格だけでなく、消耗品や交換品のコストにも注意したいですね。
❻ メンテナンスは何が必要か

水素吸入器は、メンテナンス方法や毎回使うときの手順・手間などにも、機種によって大きな違いがあります。
水素吸入を継続していくためには、
ストレスなく使い続けられる、シンプルな操作とメンテナンス方法
も、製品を選ぶひとつのポイントになります。

操作やメンテナンスが大変だと、せっかく買っても続けられなくなっちゃいそうだもんね・・
❼ 本体ボディ(持ち運びしやすい大きさかどうか?材質・頑丈さは?)

外出時や旅行先でも使いたい場合、また自宅でも移動する機会が多い場合は「サイズや重量」も大事なチェックポイントです。
また製品によっては、本体ボディに安全性・耐久性の高い材質を使用しているものもあり、長い目でみたときの安心材料として評価できることもあります。
❽ メーカー/販売会社の信頼性・アフターケア

個人的に水素吸入器を選ぶ際にとくに大事だと思っているのが「メーカー/販売会社の信頼性・アフターケア」です。
水素は目に見えませんし、非常に拡散しやすいため、専門的な機関ですら「測定が非常に難しい」という特徴があります。
いっぽうで「水素分子を生成させる」だけであれば機械そのものをつくるのはそれほど難しくなく、メーカーの質は玉石混交なんですよね。
また水素吸入器は水まわり・電気まわりを扱うので、万が一の故障やトラブル時の対応能力(アフターケア)もとても重要です。
ですので、水素製品を選ぶ際には
- ほんとに商品表記どおりの水素が発生してるの?
- 吸入するガスの安全性は大丈夫?
- 使用中に故障などがあった場合、ちゃんとアフターケアしてもらえる?対応能力がある?
といった疑問や不安を払拭してもらえるメーカー・販売会社を選ぶことが重要です。
そのためのチェックするポイントしては・・
- 購入前のさまざまな疑問・質問に誠実に回答してくれるか?
- 「売ったら売りっぱなし」ではなく、しっかりとしたアフターケア・対応をおこなう姿勢・体制があるか?
- 誠実に、できるかぎり客観的なデータ等を公開する姿勢があるか?
こんなところですね。
メーカー情報や顧客満足度については表から見えにくいこともあると思いますが、「スイスピ」ではできる限り情報を集めていきたいと思っています。

ではここから上記8つのポイントをふまえ、市販の水素吸入器についてご紹介していきます!
【実際に使用中のモデルもあり】おすすめ水素吸入器3選
まずは、私が個人的に使用しているモデルを含むおすすめの3機種からご紹介します。
![]() | 定番・スタンダード 水素ガス発生量 100ml±10%/分 297,000円(税込) >>詳細へ |
![]() | 高性能&コンパクト 水素ガス発生量 240ml±10%/分 >>詳細へ |
![]() | 水素発生量300ml/分 水素ガス発生量 300ml±10%/分 495,000円(税込) >>詳細へ |

「どんなところがオススメできるのか?」についても解説しているので、参考にしてみてくださいね。
① シェルスラン

シェルスランのスペックは以下のとおりです。
価格(税込) | 297,000円(税込) |
水素ガス発生量 | 100ml±10%/分 |
水素ガス純度 | 99.995%(発生する気体中の水素濃度) |
使用できる水 | 精製水のみ |
運転時間 | 2時間タイマー(ボタンを押せば最長10時間まで可能) |
水素水は? | 専用タンブラーを接続して生成可。(90秒で1.2ppm) |
サイズ | W130×D120×H203mm |
重さ | 900g |
充電パワー | 充電ではなくコンセント式 |
日々のメンテナンス | 月1回程度 精製水入れ替え 500時間ごとにイオンフィルター交換 |
保証期間 | 1年 |
私が本格的な水素吸入器を検討した際、最終的に決めたのがこちらの「シェルスラン」でした。
>>参考記事:水素吸入器シェルスランの口コミ体験談|購入に踏み切れた理由と使ってみた結果
シェルスランを選んだのは性能的・コストパフォーマンス的な評価もありましたが、シェルスランの販売元である株式会社インタークリスティーヌさんへの評価も決め手になりました。

インタークリスティーヌさんは何年も前から水素製品を専門的に取扱っていて、
- 水素製品を見て触れるショールームがある
- 水素製品に詳しい「水素コンシェルジュ」になんでも聞ける
- ユーザーさんの満足度が非常に高い
という特徴のある会社です。
それではシェルスランについて、水素吸入器を比較するときの各ポイントを確認していきましょう。
❶シェルスランの水素ガス濃度・水素発生量は?
シェルスランの水素ガス発生量は、公式表記によると
- 100ml±10%/毎分
とされています。
これを「吸う空気中の水素濃度」であらわすと、
- 水素濃度:1.67%
(1分の吸気量を6,000mlとした場合:100÷6000=0.0166666)
となります。(あくまで参考値ですが)
水素ガス吸入療法の
- 慶應義塾大学病院の水素ガス吸入治療:2%水素を18時間吸入
- 大阪大学呼吸器外科の水素ガス吸入療法:1.3%水素を24時間吸入
と比べても、
家庭用水素吸入器としては高いレベルにあるといえます。
「発生するガスの水素濃度」は99.995%
また「発生するガス中の水素濃度」も第三者機関によって測定されており、99.995%以上の結果がでています。
これは「水素以外の有害ガスが発生していない」という安全性をしめす数字だと言えます。
❷シェルスランは連続吸引できる?
シェルスランは1回ボタンを押すと2時間運転します。(いつでも止められます)
2時間運転すると自動的にストップしますが、もう一度ボタンを押してさらに連続吸入も可能です。
最大で10時間連続運転できるので、家庭用水素吸入器としてはかなり優秀だといえます。
❸シェルスランの水素ガスの安全性は?
シェルスランは
- 精製水
のみを使って水素を発生させます。
精製水なので、水に含まれる塩化物イオンから生じる塩素ガスのリスクはないと考えて大丈夫でしょう。
ちなみにどの水素吸入器にも言えることですが、「精製水であれば安全」と言っても精製水の純度がずっと保たれるわけではありません。
短期間での「精製水の交換」をすすめる機種があるのはそのためですね。
シェルスランの場合、精製水の純度を保つための「イオンフィルター」が内蔵されており、水素吸入器としての安全性はより高いといえます。


イオンフィルターがあるから精製水の純度も保たれるわけね。

そうだね。安全で高性能な水素吸入器にこういった工夫は欠かせないと思うよ。
❹シェルスランは水素水もつくれる?
シェルスランは付属の「専用タンブラー」を本体と接続して
- 約4分で1.0ppm以上
の水素水が生成できます。


容量が約500mlと大きいので、たっぷり水素水をつくることができます。
さらに水素水だけでなく、
水以外のコーヒーやお茶を(温度も80度くらいまでOK)水素飲料にできる
というのも大きな特長です。
❺シェルスランのランニングコストはどれくらい?
シェルスランのランニングコストは、
- 水素ガス発生のための「精製水」購入費用
- 500時間使用で交換する「イオンフィルタ」:6,380円(税込)
となっています。
精製水の交換頻度は最低月1回(吸入時間が多く、精製水が減った場合は随時補充)で、精製水はドラッグストア等で500m150円ほどで販売されています。
また500時間ごとのイオンフィルタの交換も(使用頻度によりますが)1年に1〜数本の交換で済みそうです。
水素吸引器の中ではランニングコストは低い部類に入るといえると思います。
❻シェルスランに必要なメンテナンスは?
シェルスランに必要なメンテナンスは
- 日常的には精製水の交換のみ(最低月1回、精製水が減ったら随時補充)
- 500時間の使用で「イオンフィルタ」の交換(6,480円)
となっています。
日常のメンテナンスは非常にラクですね。
自動洗浄モードなどはありませんが、電源コードをつないでおくだけで毎時間「水の活性化」というのがおこなわれ、その際電気が流れることで嫌気性細菌を消滅させます。
また運転中に純酸素が精製水タンク内に注入されることで、細菌やウイルスが生存不可能な状態が維持されることになります。

衛生面も安心なわけね。
❼ シェルスランの本体ボディの携帯性や材質は?
シェルスランのサイズと重量はこんな感じです。
サイズ:130 x 120 x 203mm
重量:900g
水素ガス発生量:100ml/分の機種としては、かなりコンパクトだと思います。
❽ シェルスラン・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
先ほども触れましたが、シェルスランの性能以外にも評価できるのが、販売元である「インタークリスティーヌ」さんの顧客対応力の高さです。
>>参考ページ:長年評価の高いインタークリスティーヌさんの顧客対応|シェルスラン口コミレビュー
詳しい内容は上のリンク先にありますが、細かい配慮の行き届いた顧客対応に多くのユーザーさんが満足していることが伝わってきます。
また機器のメンテナンスについても、日本で水素濃度No.1の水素水サーバーを展開している東証一部上場「株式会社トーエル」に水素技術を提供している会社でおこなっています。
>>参考記事:トーエルの水素水の評判は?4.1ppm超高濃度水素水がいつでも飲める水素水サーバー

▲おそらく日本で一番高濃度(4.1ppm)の水素水サーバーに水素技術を提供している会社が、シェルスランのメンテナンスを担当
「水素吸入器を長く使い続けていく」ことを考えたとき、シェルスランを選ぶ安心感は高いレベルにあると思います。
シェルスランの総評
以上、シェルスランの特徴をまとめると、
- 100ml/分の水素ガス発生量
- 2時間の連続運転が可能(ボタンを押せば10時間までもOK)
- ランニングコストが安く、メンテンスがかんたん
- 販売店の対応が良い
ということで、家庭用水素吸入器として上位に入ってくるのではないかと思います。
またひとつの大きな特徴として
というポイントがあります。

ネット販売に特化すると安くなるの?

代理店とかに支払う中間マージンがなくなるから、購入できる価格は安くなるね。
ここだけの話ですが、シェルスランの機械本体部分は、国内で60万円以上で販売されている某水素吸入器とまったく同じものを使っているそうです。(水素製品の流通に関わっている方の情報)
「ネットの商品は不安」という一般的な疑問も、販売元のインタークリスティーヌさんの顧客サービスの充実ぶりを知ると解消されると思うので、とくに

価格はおさえつつ、性能のよい水素吸入器を使いたい!
という方にはおすすめできる水素吸入器です。

② シェルスラン・プロ

シェルスラン・プロのスペックは以下のとおりです。
価格(税込) | 495,000円(税込) |
水素ガス発生量 | 300ml±5%/分 |
水素ガス純度 | 99.995%(発生する気体中の水素濃度) |
使用できる水 | 精製水のみ |
運転時間 | 2時間/4時間/8時間タイマー/インターバルモード |
水素水は? | 専用タンブラーを接続して生成可。(90秒で1.2ppm) |
サイズ | 幅200mm x 奥行250mm x 高さ380mm |
重さ | 6kg |
充電パワー | 充電ではなくコンセント式 |
日々のメンテナンス | 月1回程度 精製水入れ替え 500時間ごとにイオンフィルター交換 |
保証期間 | 1年 |
シェルスラン・プロは、上でご紹介した「シェルスラン」の上位機種にあたります。
![]() シェルスラン | ![]() シェルスラン・プロ | |
---|---|---|
価格 | 297,000円(税込) | 495,000円(税込) |
水素ガス発生量 | 100ml±10%/分 | 300ml/分 ±5% |
水素ガス濃度(純度) | 99.995% | 99.995% |
運転時間タイマー | 2時間 | 2時間/4時間/8時間 |
サイズ | W130×D120×H203mm (突起物・付属品を除く) | W200×D250×H380mm (突起物・付属品を除く) |
重量 | 900g | 6kg |
シェルスランに比べるとサイズや重量はそれなりにありますが、太田成男日本医科大学名誉教授が推奨している「水素ガス発生量:300ml/分」をクリアしているというのが魅力ですね。

シェルスランと同じく、インタークリスティーヌさんが専門的に販売している水素吸入器です。
>>レビュー記事はこちら:水素吸入器シェルスランプロの口コミ体験談|水素ガス発生量300ml/分の実力は?
それではシェルスラン・プロについて、水素吸入器を比較するときの各ポイントを確認していきましょう。
❶シェルスラン・プロの水素ガス濃度・水素発生量は?
シェルスランの水素ガス発生量は、第三者機関による測定の結果、
- 300ml±5%/毎分
となっています。
水素吸入器の水素ガス発生量についてどのように考えればいいか?という点についてはいろいろな見方がありますが、
- 日本医科大学の太田成男教授は
「これまで多くの動物研究と臨床研究で使われてきた有効水素濃度をもとに、1分間に300 mL以上の水素ガスを発生する水素吸入器を推奨」 - 慶應義塾大学の研究によると「毎分250mlの水素吸入で十分な血中水素濃度を達成できる」
このような話が事実としてあります。
シェルスラン・プロは上記の推奨値をどちらもクリアしており、かなり理想に近い量といえるのではないでしょうか。
「発生するガスの水素濃度(純度)」は99.995%
また「発生するガス中の水素濃度」も第三者機関によって測定されており、99.995%以上の結果がでています。
「水素以外の有害ガスが発生していない」という安全性についても問題ないといえます。
❷シェルスラン・プロは連続吸引できる?
シェルスラン・プロは1回ボタンを押して2時間/4時間/8時間の連続運転が可能です(いつでも止められます)。
シェルスランは2時間タイマーのみなので、これも大きな差別化ポイントですね。

8時間タイマーを使うと睡眠しているあいだじゅう水素吸入することもできます。
❸シェルスラン・プロの水素ガスの安全性は?
シェルスランは
- 精製水
のみを使って水素を発生させます。
精製水なので、水に含まれる塩化物イオンから生じる塩素ガスのリスクはないと考えて大丈夫でしょう。
シェルスラン同様、シェルスラン・プロにも「精製水の純度を保つ」ための脱イオンフィルターがついています。

その分水素以外の有害ガスが出る可能性が低くなるため、水素吸入器としての安全性はより高いといえるでしょう
❹シェルスラン・プロは水素水もつくれる?
シェルスラン・プロは「水素水生成タンブラー」が付属しており、これを使うと
- 2分で1.0ppm以上
の水素水が生成できます。

さらに水素水だけでなく、
水以外のコーヒーやお茶を(温度も80度くらいまでOK)水素飲料にできる
というのも大きな特長です。
❺シェルスラン・プロのランニングコストはどれくらい?
シェルスランのランニングコストは、
- 水素ガス発生のための「精製水」購入費用
- 500時間使用で交換する「脱イオンフィルタ」:7,678円(税込)
となっています。
精製水の交換頻度は最低月1回(吸入時間が多く、精製水が減った場合は随時補充)で、精製水はドラッグストア等で500m150円ほどで販売されています。
水素吸引器の中ではランニングコストは低い部類に入るといえると思います。
❻シェルスラン・プロに必要なメンテナンスは?
シェルスラン・プロはコンセントにつないでおきさえすれば、【12時間ごとの予備運転】によって機械内の状態が一定に保たれ、その際電気が流れることで嫌気性菌を死滅させるといった効果もあります。
また運転中に純酸素が精製水タンク内に注入されることで、細菌やウイルスが生存不可能な状態が維持されることになるため、ほぼメンテナンスフリーといってもいいでしょう。
日常的に必要な作業としては、
❶ 1ヶ月に1回、精製水を交換(一度排水して入れ替える)

❷週2回以上、気液分離ボトル内の精製水を入れ替え

以上の2点となります。

気液分離ボトルの精製水交換は、カニューラの内側を清潔に保つたすけとなるようです。
❼ シェルスラン・プロの本体ボディの携帯性や材質は?
サイズ感と重量は、シェルスランとの大きく違うポイントですね。
![]() シェルスラン | ![]() シェルスラン・プロ | |
---|---|---|
サイズ | W130×D120×H203mm (突起物・付属品を除く) | W200×D250×H380mm (突起物・付属品を除く) |
重量 | 900g | 6kg |
シェルスランレベルの取り回しの良さを重視するなら、この後ご紹介する「ピュアラスキューブ プレミア(水素ガス発生量:240ml/分)も検討されるといいかもしれません。
ただシェルスラン・プロのように大きさが大きいメリットもあって、
- 精製水タンクの容量が大きいため、長時間水素吸入を続けてもひんぱんに精製水を追加しなくていい
- 精製水の量が多いので、機械内部がより熱をもちにくく安全性が高い
という点はプラスにとらえることができます。
メリット・デメリットの両方をみて検討されるといいでしょう。
❽ シェルスラン・プロ・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
これはシェルスランのところで触れたのと同じ内容になりますが、シェルスラン・プロの販売元である「インタークリスティーヌ」さんの顧客対応/アフターフォローなどの対応力はかなり高いレベルにあります。
>>参考ページ:長年評価の高いインタークリスティーヌさんの顧客対応|シェルスラン口コミレビュー
製造メーカーについては、日本で水素濃度No.1の水素水サーバーを展開している東証一部上場「株式会社トーエル」に専門的な水素技術を提供している会社なので、
「メーカー/販売会社の信頼性」
については問題ないといえるでしょう。

長い目で「水素吸入器を長く使い続けていく」ことを考えると、シェルスラン・プロを使うメリットは小さくないと感じます。

ちなみにシェルスランは台湾製だったけど、シェルスラン・プロは日本製なのね。
シェルスラン・プロの総評
以上、シェルスラン・プロの特徴をまとめると、
- 太田成男教授が推奨する値:300ml/分の水素ガス発生量をクリア
- 8時間までの連続運転が可能
- ランニングコストが安く、メンテンスがかんたん
- 販売店の対応が良い
ということで、本格的な水素吸入を自宅でやっていきたいという方には、かなり魅力的な製品だと思います。
またこれもシェルスラン同様ですが、
というポイントがあります。
参考:水素吸入器の「価格と水素ガス発生量」比較
品名 | 水素ガス発生量ml/分 | 価格(税込) |
---|---|---|
Jobs-α | 200ml/分 | 748,000円 |
ミンテックMT-A100 | 100ml/分 | 644,600円 |
H2JI1 | 250ml/分 | 2,420,000円 |
ナノコ水素分子発生器 | 300ml/分 | 880,000円 |
ピュアラスキューブプレミア | 240ml/分 | 498,300円 |
シェルスラン・プロ | 300ml/分 | 495,000円 |

たしかに性能のわりに、価格はかなりおさえられてるね。
「水素ガス発生量300ml/分」に価値を感じる方であれば、真っ先に検討すべき製品といえるかもしれません。
>>レビュー記事はこちら:水素吸入器シェルスランプロの口コミ体験談|水素ガス発生量300ml/分の実力は?
③ ピュアラスキューブ プレミア

ピュアラスキューブ プレミアのスペックは以下のとおりです。
価格(税込) | 498,300円(税込) ※期間限定キャンペーン価格 448,470円(税込) |
水素ガス発生量 | 240ml±10%/分 |
水素ガス純度 | 99.99%(発生する気体中の水素濃度) |
使用できる水 | 精製水のみ |
運転時間 | 10分/30分/1時間/2時間/3時間/8時間/10時間タイマー |
水素水は? | 専用タンブラー(オプション)を接続して生成可。 |
サイズ | 幅145x奥行き145x高さ278mm |
重さ | 約1.85kg |
充電パワー | 充電ではなくコンセント式 |
日々のメンテナンス | 精製水随時補充 500時間ごとにイオンフィルター交換 |
保証期間 | 5年(消耗品/消耗部分を除く) |
ピュアラスキューブ プレミアは、『①水素吸入器の「水素ガス発生量」「水素濃度」の比べ方』のところで書いた、

慶應義塾大学の研究によると、
【治療効果のあったのと同レベルの血中水素濃度が、250ml/分の水素吸入で達成できる】
という内容に極めて近い、
水素ガス発生量:240ml±10%/分
という高い性能を持っています。
さらに
- 高性能でありながら本体サイズがコンパクト
- メーカーによる直販のみのため、性能のわりに低価格
というのが大きな特徴で、

高性能の水素吸入器はほしいけど、なるべく省スペースですませたいしお金も節約したい・・
という方におすすめの水素吸入器です。
>>レビュー記事はこちら:ピュアラスキューブプレミアは効果が期待できる?水素吸入器の口コミ体験談
▼動画レビューはこちら
それではピュアラスキューブ プレミアについて、各ポイントを確認していきましょう。
❶ピュアラスキューブ プレミアの水素ガス濃度・水素発生量は?
ピュアラスキューブ プレミアの水素ガス発生量は、公式表記(第三者機関による測定結果)によると、
- 240ml±10%/毎分
となっています。
これは慶應義塾大学による研究結果である、

治療効果のあった血中水素濃度2%を達するためには、250ml/分の水素吸入が必要
という数字に非常に近いものになっています。

効果はかなり期待できそう。
また水素ガス濃度(吐出口)の測定値は99.994%となっており、吸入する水素ガスの安全性も問題ないといえます。
❷ピュアラスキューブ プレミアは連続吸引できる?
ピュアラスキューブ プレミアはボタンひとつで長時間連続運転が可能になっており、
選べるタイマーの時間は
10分/30分/1時間/2時間/3時間/8時間/10時間
と、かなりバリエーション豊富です(タイマーが切れる途中で止めることもできます)。
ボタンひとつで最大10時間連続運転できるという点は、家庭用水素吸入器としてはかなり優秀だといえます。

夜眠りながらでも、ずっと水素吸入できるね。
❸ピュアラスキューブ プレミアの水素ガスの安全性は?
ピュアラスキューブ プレミアは
- 精製水
のみを使って水素を発生させます。
精製水なので、水に含まれる塩化物イオンから生じる塩素ガスのリスクはないと考えて大丈夫でしょう。
ちなみに「精製水であれば安全」と言っても精製水の純度がずっと保たれるわけではありません。
短期間での「精製水の交換」をすすめる機種があるのはそのためですね。
先にご紹介したシェルスランもそうですが、ピュアラスキューブ プレミアも精製水の純度を保つための「イオンフィルター」が内蔵されており、水素吸入器としての安全性はより高くなっています。

❹ピュアラスキューブ プレミアは水素水もつくれる?
ピュアラスキューブ プレミアは、オプションの「専用水素水シェーカー」(13,200円税込)があれば、本体と接続して
- 60〜90秒で1.2ppm程度
の水素水が生成できます。

❺ピュアラスキューブ プレミアのランニングコストはどれくらい?
ピュアラスキューブ プレミアのランニングコストは、
- 水素ガス発生のための「精製水」購入費用(ドラッグストア等で500ml 150円程度)
- 500時間使用で交換する「イオンフィルタ」:6,600円(税込)
となっています。
水素吸引器の中ではランニングコストは低い部類に入るといえると思います。
❻ピュアラスキューブ プレミアに必要なメンテナンスは?
ピュアラスキューブ プレミアに必要なメンテナンスは
- 日常的には精製水の交換のみ(精製水が減ったら随時補充)
- 500時間の使用で「イオンフィルタ」の交換(6,600円税込)
のみとなっています。
使用しないときもコンセントにつないでおきさえすれば「自動洗浄モード」というのが機能するようになっており、日常的にはほぼメンテナンスフリーといっていいでしょう。

メンテナンスが楽なのは助かるね。
❼ ピュアラスキューブ プレミアの本体ボディの携帯性や材質は?
ピュアラスキューブ プレミアの一番の特徴は、
水素ガス発生量240ml/分もあるのに、本体サイズがコンパクトで軽量
という点だと思います。
ピュアラスキューブ プレミアのサイズ感を、たとえば近い性能(水素ガス発生量250ml/分)の「H2JI1」という水素吸入器と比べると・・
![]() ピュアラスキューブプレミア | ![]() H2JI1 | |
---|---|---|
幅 | 14.5cm | 23cm |
奥行き | 14.5cm | 37cm |
高さ | 27.8cm | 48cm |
重量 | 1.85kg | 13kg |
このように、圧倒的に軽量・コンパクトになっています。
通常大きさが小さくなると長時間運転で熱くなるという問題が生じやすいですが、ピュアラスキューブ プレミアはその問題をクリアしている(最長10時間タイマー)点は評価が高いと思います。

女性にとっては持ち運びしやすいのは助かる!
❽ ピュアラスキューブ プレミア・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
2006年に創業した株式会社ドクターズチョイスは、アメリカなどに比べて遅れていた「日本人の健康のためのサプリメント活用」を進める目的で、医師とも連携した高品質サプリメントの開発・販売をとおして発展してきた会社だそうです。
水素製品についても、これまでに
- ピュアラスミニ(水素水サーバー)
- ピュアラスミニデラックス(吸入機能付き水素水サーバー)
- ピュアラスキューブ(水素吸入器)
を製造・販売してきた実績があります。


ドクターズチョイスさんの水素製品は、これまでに慶應義塾大学病院などの医療機関に導入された実績もあるそうで、メーカーとしての信頼性は十分あるのではないかと思います。
さらにピュアラスキューブ プレミアについては
「安い買い物ではないので、安心して購入してほしい」
とのことで、保証期間がなんと5年もついています。(消耗部分・消耗品は除く)
このようなアフターケアにたいする姿勢も評価できると思います。
ピュアラスキューブ プレミアの総評
以上、ピュアラスキューブ プレミアの特徴をまとめると、
- 慶應義塾大学の研究(250ml/分の水素吸入で治療レベル同等)に近い240ml±10%/分の水素ガス発生量
- その性能のわりにコンパクト&軽量
- 連続運転可能時間が長い(タイマーで10時間)
- ランニングコストが安く、メンテンスがかんたん
- 5年保証
ということで、本格的な家庭用水素吸入器として上位の選択肢に入ってくるんじゃないかと思います。
またシェルスランシリーズ同様、ネット販売に特化しているため
というポイントがあります。
他の水素吸入器の「価格と水素ガス発生量」の関係例:
品名 | 水素ガス発生量ml/分 | 価格(税込) |
---|---|---|
Jobs-α | 200ml/分 | 748,000円 |
ミンテックMT-A100 | 100ml/分 | 644,600円 |
H2JI1 | 250ml/分 | 2,420,000円 |
ナノコ水素分子発生器 | 300ml/分 | 880,000円 |
ピュアラスキューブプレミア | 240ml/分 | ※期間限定キャンペーン価格 448,470円(税込) | 498,300円

たしかに・・!
上の表の中ではシェルスラン・プロと迷う方もいるかもしれませんが、「コンパクトさ・軽量さ」を重視する方にはピュアラスキューブ プレミアがおすすめできると思います。
>>レビュー記事はこちら:ピュアラスキューブプレミアは効果が期待できる?水素吸入器の口コミ体験談

おすすめのレンタル水素吸入器
安いとはいえない水素吸入器、まずはレンタルを試してみるのもひとつの方法です。
「新品ではない、整備品が届く可能性がある」(カニューラなど補充品は新品)というのがデメリットともいえますが、金銭的に大きな初期負担がないのは大きな魅力だと思います。
レンタルできる水素吸入器についてはこちらの記事(レンタルできるおすすめの水素吸入器は?8機種徹底比較)でご紹介していますが、ここでは中でももっともおすすめの1機種についてご紹介します。
リタエアー

リタエアーのスペックは以下のとおりです。
価格(税込) | 購入:330,000円(税込) / レンタル:月額4,950円(税込) |
---|---|
レンタル費用/月(税込) | 4,950円(税込)/ 初回のみ申込金19,800円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻・口どちらも可(口から吸引する場合は要オプションパーツ) |
水素ガス濃度 | 約3%(公式表記) |
水素水は? | 生成不可 |
使用できる水 | 専用精製水 |
サイズ | 185x185x280mm |
重さ | 2.7kg |
充電パワー | 充電ではなくコンセント式 |
日々のメンテナンス | 1〜10日に1回精製水入替え(電源ON・OFF状況による) |
なんといっても
- 高出力の水素吸入器が
- 月額4,950円(税込)でレンタル可能
というコストパフォーマンスがリタエアーの魅力です。
リタエアーのような「据え置き型」の水素吸入器は数十万円以上の製品が多く、なかなか踏み込めない人も多いと思いますが、レンタルなら手が出る人は少なくないでしょう。

たしかにレンタルで月4,950円(税込)なら始めやすそう!

\ オンラインで申し込みできる /
▼詳しいレンタル方法はこちら

それでは8つの比較ポイントをそれぞれ確認していきましょう。
❶リタエアーの水素ガス発生量/水素濃度は?
リタエアーの水素ガス発生量については
- 水素ガス発生量:100ml/分
という表記がされています。
「水素ガス発生量:100ml」を「吸う空気中の水素濃度」に変換してみると・・
100ml÷6,000ml(人の1分間の呼吸量目安)=0.016666
→ 約1.67%※1
となります。
現在先進医療として進められている「水素ガス吸入療法」の例である1-2%と比べてみても、充分な水素量ではないかと思います。
リタエアーの水素濃度:約3%の意味は?
もうひとつ公式表記にある「水素濃度:約3%」という性能表記についてはすこし解説が必要です。
水素吸入器の「水素濃度」は、下の図のようにどの場所の濃度かによって大きく意味が異なるからです。

リタエアーの場合は
A:水素ガス発生時の水素濃度が99.99%(=公式表記の「水素純度」)
B:カニューラの出口の水素濃度が約3%
このようになっていると思われます。
リタエアーは(ファンで)空気を送り出す仕組みになっている
なぜ「水素ガス発生時」と「カニューラ出口」でこんなに水素濃度が違ってるかというと、
リタエアーはただ水素ガスを発生させるだけではなく、ファンで空気を送り込んで水素と空気が混ざったものがカニューラに送り込まれる仕組みだからですね。

ファンで送られる空気とあわさって、水素濃度が3%くらいまで下がるわけね。
ファンからの空気で水素濃度を下げる意味
カニューラ出口の水素濃度を下げる意味ですが、一般的に水素ガス濃度4〜75%の空気中に火の気があると燃える可能性があるため、水素が燃える可能性を避ける目的だと思われます。
ただし、
- 家庭用水素吸入器のレベルだと、そもそも水素ガスの量そのものが少ない(多くても毎分数百ml)
- 宇宙一小さい分子である水素はすぐに拡散してしまう
このような理由により、そこまでカニューラ出口の水素濃度を下げなくても爆発の危険はないという考えもあります。
(各メーカーによって考えが異なる部分ですね・・)
実際、「シェルスラン」などは、
カニューラ出口の水素濃度を下げるために空気を送ると、ただでさえ拡散しやすい水素がより少なくなってしまう可能性がある。
という考えから、カニューラ出口でも発生時と大差ない(99%に近いレベルの)水素濃度が計測される仕様になっています。
>>参考:水素吸入器シェルスランの口コミ体験談|選んだ理由と使ってみた結果
これは
・水素の濃さをとるか
・(たとえほぼリスクはゼロだとしても)安心感をとるか
という問題になると思います。

いずれにしても、リタエアーの水素ガス生成能力は家庭用として高いレベルにあるのは間違いないといえるでしょう。
❷リタエアーは連続吸引できる?
リタエアーは、運転モードが
- 15分
- 30分
- 45分
- 60分
と分かれていて、
連続運転については「120分運転したら60分休む」ということが推奨されています。
❸リタエアーの水素ガスの安全性は?
リタエアーは
- リタエアー専用の精製水
のみを使って水素を発生させます。
精製水なので、水に含まれる塩化物イオンから生じる塩素ガスのリスクはないと考えて大丈夫でしょう。
❹リタエアーは水素水もつくれる?
リタエアーは水素吸引に特化した機器なので、水素水はつくれません。
❺リタエアーのランニングコストはどれくらい?
リタエアーのランニングコストは、水素発生のために使う「専用精製水」のみとなっています。
- 専用精製水:6本入り600円(税別)+ 送料700円
使用頻度や使い方によって年間コストは変わってきますが、だいたい年間数千円〜1万円以内には収まる目安になるんじゃないでしょうか。
水素吸入器のランニングコスト的にはかなり低い部類になります。
❻リタエアーに必要なメンテナンスは?
リタエアーのような「PEM式電解法」で水素ガスを発生させる場合、一般的には
- 電気分解によって殺菌できるエリアが限られるため、雑菌対策が必要
という特徴がありますが・・
リタエアーの場合は
- 「自動洗浄モード」
- 「LEDライトによる常時除菌」
という2つの機能で対策されています。
LED除菌を作動している場合は「10日に1回」、そうでない場合は「1〜2日に1回」、「自動洗浄モード」を起動させて(約1分)、中の精製水を入れ替える作業をします。
水の入替えるときは流し台などに持っていって排水口から水を抜く作業があります。
❼ 本体ボディの携帯性や材質は?

リタエアーのサイズと重量はこんな感じです。
サイズ:幅(直径)185mm x 高さ280mm
重量:2.7kg
電気ポットくらいの大きさで、ポータブル型に比べるとサイズも重量も存在感は感じられるかもしれません。
LED除菌のためにはコンセントにつないで主電源をONにしておく必要もあるため、どちらかというと一箇所に固定して使う使い方になるケースが多そうですね。
❽ リタエアー・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
リタエアーをレンタルした場合、修理などの問い合わせについてはレンタル元の「リタハートインターナショナル株式会社」に連絡し、対応してもらうことになります。
社長は研究者の三羽信比古氏(県立広島大学名誉教授)で、水素風呂機械の「リタライフ」を使用した研究などにも従事されているようで、水素機器関連の会社としての信頼性はあると思います。


▲ こちらの記事でご紹介している研究は、三羽信比古氏の研究グループによるものです。
ただ一点、リタエアーのスペック値の根拠や第三者機関による測定値の公表など、情報開示の内容が限られている点は気になるところではあります。
今後はメーカーとしての透明性がもう少し増していくことを期待したいですね。
リタエアーのその他の特徴
その他のリタエアーの特徴として
- 水素入り水蒸気を発生させる「ミスト機能」
- 市販のアロマオイルを使った「アロマ(ディフューザー)機能」
があります。


水素入り水蒸気(ミスト機能)は美容に使えそう!
レンタルの契約内容は?

月々4,950円(税込)でレンタルできるリタエアーですが、気になるレンタル契約の内容はどうなっているかというと、
- 初期費用(申し込み金)として、レンタル申し込み時に19,800円(税別)
- その後は毎月決まった日に4,950円(税込)決済
- 最低契約期間は3ヶ月で、それ以降はいつでも解約できる(3ヶ月未満で解約の場合、違約金14,850円税込)
このようになっています。

3ヶ月以降はいつでも解約できる、っていうのは気持ち的に楽だね!
リタエアーの総評
リタエアーは水素ガス生成能力も充分で、何より低価格でレンタルできるという大きな特徴があります。
- 高濃度・高発生量の水素吸入を希望
- 低コストで始めたい
- 外出先で使用するつもりはない
このような方には特におすすめできます。
レンタルの申込みもオンラインで完結できますし、解約も「解約希望日の月末まで」にレンタル元に連絡すればいいので、気軽に試しやすいシステムになっています。

自宅での水素吸入を始めてみたい方や一度試してみたい方にとって、リタエアーはよい選択肢だと思います。
\ オンラインで申し込みできる /
実際に使ってみました!
試しにレンタルしてみた結果をレポートしています。

具体的なレンタル方法はこちら

30万円以上レベル/据え置き型の【本格的水素吸入器】比較
では次に30-80万円以上レベル/据え置き型の本格的水素吸入器から代表的な機種をご紹介していきましょう。
品名 | 価格 | 水素発生量 |
---|---|---|
シェルスラン | 297,000円(税込) | 100ml±10%/分 |
シェルスラン・プロ | 495,000円(税込) | 300ml±5%/分 |
ピュアラスキューブ プレミア | 498,300円(税込) | 240ml±10%/分 |
ラブリエリュクス | 275,000円(税込) | 60ml/分 |
ミンテック MT-A100 | 644,600円(税込) | 100ml/分 |
MiZ MHG-2000α | 825,000円(税込) | 140ml/分 |
スイソニア | 2,035,000円(税込) | ※発生量不明/水素濃度0.3-1.0% |

おすすめでご紹介した3機種以外を順番に見ていきましょう。
ラブリエリュクス

ラブリエリュクスのスペック一覧は以下のとおりです。
価格 | 275,000円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻 |
水素ガス濃度 | 1.0% (「1分で60mlの水素発生」) |
水素吸引時間 | 5分/15分/60分 |
水素水は? | 水をふくむ好きな飲み物に水素注入可能 1.0ppm以上 |
サイズ | 186x190x408mm |
重さ | 2kg |
充電パワー | 充電ではなくコンセント式 |
日々のメンテナンス | ・電解補助液を補充 (成分は社外秘・口に入っても安全・水の電気分解をスムースにするためのもの) ・電解補助液は1ヶ月で交換:667円 ・必要に応じ精製水を補給:1ヶ月200円 |
保証期間 | 1年 |
保証期間後の有償修理等 | 可能 |
その他 | オプションでネックセットあり |
ラブリエリュクスは大阪の会社「株式会社イズミズ」製の水素吸入器で、
発生した水素ガスをお茶やコーヒーなどいろんな飲み物に注入して「水素入り飲料」をつくれる
という大きな特徴があります。

お茶やコーヒーに水素を入れられるのは、私の知る限りこの「ラブリエリュクス」と「シェルスラン」だけです。
❶ラブリエリュクスの水素ガス濃度は?
ラブリエリュクスの水素発生量は
- 1分で60ml
とされています。(ラブリエリュクス公式サイトより)
これを「吸う空気中の水素濃度」であらわすと、
- 水素濃度:1.0%
(1分の吸気量を6,000mlとした場合)
となります。
家庭用としては充分な水素ガス濃度といえるでしょう。
❷ ラブリエリュクスは連続吸引できる?
ラブリエリュクスは
「連続吸引は60分まで」
となっています。
❸ 水素ガスの安全性は?
ラブリエリュクスは水の電気分解によって水素を発生させますが、水道水やミネラルウォーターではなく付属の「精製水」を使うため、ただしく使えば塩素ガスが発生する心配はないでしょう。
❹ ラブリエリュクスは水素水もつくれる?
ラブリエリュクスは発生した水素ガスをいろいろな飲み物に注入して「水素入り飲料」にすることができます。

「お茶やコーヒー、ジュースにも水素を入れて飲みたい」という方には、ラブリエリュクスかシェルスランという選択肢になるでしょう。
❺ ラブリエリュクスのランニングコストはどれくらい?
ラブリエリュクスの毎月ランニングコストは、
・電気分解をスムーズにするための「電解補助液」【1ヶ月ごと交換】:667円(税別)
・電気分解に使う「精製水」【1ヶ月2本目安】:200円(税別)
(1分の吸気量を6,000mlとした場合)
ということで1ヶ月867円(税別)が目安となります。
専用の精製水以外も使える?
ちなみに専用の「精製水」以外の水を使ってもいいか?という質問については、公式サイトに以下のような回答がありました。
市販の殺菌済み蒸留水でしたらご利用いただいても問題ございません。
ラブリエリュクスをご利用になる際は、本体内部への雑菌の混入を防ぐため、 殺菌されたイオン交換水または蒸留水をご使用ください。
引用元HP:株式会社イズミズ公式 https://ismz.co.jp/
使用する水についてはすこし気をつける必要がありそうですね。
❻ ラブリエリュクスに必要なメンテナンスは?
必要なのは毎月の「電解補助液」「精製水」の入れ替えのみです。
❼ 本体ボディの携帯性や材質は?
ラブリエリュクスはもともと携帯用としてつくられたものではないため、外出先にもっていくのは現実的でありません。
「186x190x408mm」というサイズは普通の電気ポットよりも大きいので、設置スペースには気を配っておいたほうがいいかもしれません。
❽ ラブリエリュクス・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
メーカーの「株式会社イズミズ」は2012年設立と、わりと新しい会社ですね。
当初から一貫して水素関連の製品を開発・販売しているため、メーカーとしての信頼性はあるのではないでしょうか。
製品ページのQ&Aコーナーをみても、製品のスペックや特徴について誠実に情報公開しているようすが見えます。
ラブリエリュクスの総評
ラブリエリュクスは水素発生量的には十分ありますが、「連続吸入は60分まで」という点に物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
またショールームで実物を見たことがありますが、「思ったより大きい・・!」と感じたので、サイズ感には注意することをおすすめします。
珍しい「コーヒーやお茶など、いろんな飲み物を水素飲料にできる」という機能に魅力を感じる方は、ラブリエリュクスを検討してみるのもいいと思います。

ミンテック MT-A100

ミンテック MT-A100のスペック一覧は以下のとおりです。
価格 | 644,600円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻 |
水素ガス濃度目安 | 1.67%(「1分で100mlの水素吸入」) |
水素吸引時間 | 2時間タイマー 最大連続10時間運転 |
水素水は? | オプション |
重さ | 1.8kg |
サイズ | 145x145x220mm |
充電パワー | 充電ではなくACアダブター式 |
日々のメンテンナンス・ 長期的メンテナンス |
・精製水を補充
(ドラッグストア等で購入)
・基本メンテナンスフリー
|
保証期間 | 1年 |
ミンテックMT-A100は、ソニーから独立された方がつくったデザイン家電メーカー「cado」社とのコラボレーションによる優れたデザインが特長です。
性能的には
- 水素ガス発生量100ml/分
- 1回2時間、最大10時間連続運転可能
など、「シェルスラン」と非常に似た性能になっています。
❶ミンテックMT-A100の水素ガス濃度は?
ミンテックMT-A100の水素発生量は
- 1分で100ml
とされています。
これを「吸う空気中の水素濃度」であらわすと、
- 水素濃度:約1.67%
(1分の吸気量を6,000mlとした場合)
となります。
家庭用として充分な水素ガス濃度といえるでしょう。
❷ ミンテックMT-A100は連続吸引できる?
ミンテックMT-A100は
- 1回の運転で2時間
- 最長10時間まで連続運転可能
となっています。
個人的に、ポータブルではない本格的な水素吸入器に期待したいことの一つが「長時間連続運転」だと思っています。
ミンテックMT-A100は高額なだけあって、十分な連続運転時間といえますね。
❸ 水素ガスの安全性は?
ミンテックMT-A100は精製水のみを使って水素を発生させるため、水に含まれる塩化物イオンから塩素ガスが発生する心配はないと考えられます。
❹ ミンテックMT-A100は水素水もつくれる?
ミンテックMT-A100に水素水生成機能はありません。
最初にご紹介した「シェルスラン」と性能的には非常に近いミンテックMT-A100ですが、この点だけはシェルスランに軍配が上がります。
❺ ミンテックMT-A100のランニングコストはどれくらい?
ミンテックMT-A100の毎月ランニングコストは、
- 水素発生用の「精製水」:2週間に1回入れ替え→ドラッグストアで150円程度
- 専用フィルター:500時間使用で交換→3,300円(税込)
- で販売中
となっています。
水素吸入器のなかでは比較的ランニングコストがかからない部類だと思います。
❻ ミンテックMT-A100に必要なメンテナンスは?
上記の「精製水入れ替え(2週間に1回)」と「フィルター交換(500時間ごと)」が必要なメンテナンスになります。
衛生面については「コンセントをつないでおく」という条件つきですが、定期的に精製水に電気が流れることによる殺菌作用があるようです。
❼ 本体ボディの携帯性や材質は?
ミンテックMT-A100のサイズは
- 145x145x220mm
- 1.8kg
となっています。
性能が非常に近いシェルスランと比較すると、シェルスランは「130x120x203mm」なのでひとまわり大きめですね。
また重さは1.8kgなのでシェルスラン900gの倍あります。
❽ ミンテックMT-A100・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
ミンテックMT-A100は株式会社ミンテンテックが取り扱っている「日本製」となっていますが、台湾で水素事業を展開しているEPOCH Energy Technology Corp.と共同で開発したようです。
(機器の心臓部はシェルスランと同様、台湾製だと思われます)
水素吸入器としての性能は問題ないと思いますが、販売は代理店制度をとっているようで、アフターケアや顧客対応についてどんなふうにおこなわれているのか?についてはちょっと見えづらいと感じます。
ミンテックMT-A100の総評
ミンテックMT-A100は値段が高めですが、水素ガス発生量や長時間連続運転など、家庭用水素吸入器としては優秀な性能を備えているといえます。
ただ、半分以下の価格のシェルスランと同じ機械部分を使っていると考えられ、性能的な違いはありません。
(ミンテックMT-A100は「日本製」となっていますが、機械部分を輸入して外観の組み立てのみ日本で行うことによる「日本製」と思われます)
cado社とコラボしたデザイン性に特長があるため、デザインに惹かれるものがあれば検討してみてもいいかもしれません。

MiZ MHG-2000α

MiZ社の水素吸入器「MHG-2000α」のスペック一覧は以下のとおりです。
価格 | 825,000円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻 |
水素ガス濃度目安 | ・吸う空気中の濃度目安2.3%(「1分で140mlの水素吸入」) ・カニューラ出口6〜7.5%(公式表記) |
水素吸引時間 | 5〜90分で5分ごとに設定可 (連続使用約90分) |
水素水は? | 不可 |
重さ | 約3kg |
サイズ | 254x170x278mm |
使用できる水 | 精製水 |
日々のメンテンナンス・ 長期的メンテナンス | 水素生成用の精製水補充 冷却用水補充 |
保証期間 | 1年 |
MHG-2000αは水素分子の医療利用を目指して研究開発をおこなっている「MiZ株式会社」の水素吸入器です。
水素ガス発生量が140ml/分となっていますが、吸入時の水素濃度をあえて下げるために水素ガスといっしょに空気をカニューラに送り込む仕様になっています。
❶MHG-2000αの水素ガス濃度は?
MHG-2000αの水素発生量は
- 1分で140ml
とされています。
これを「吸う空気中の水素濃度」であらわすと、
- 水素濃度:約2.33%
(1分の吸気量を6,000mlとした場合:140÷6,000=0.0233→2.33%)
となります。
家庭用として充分な水素ガス濃度といえるでしょう。
❷ MHG-2000αは連続吸引できる?
MHG-2000αの運転時間は
- 5分〜90分のあいだで5分間隔で設定可能
となっています。
90分の運転を繰り返して最大何時間まで連続吸入可能かについての情報は公開されていませんが、本体の大きさがあるので数時間程度の連続運転は問題ないのではないかと思います。
❸ 水素ガスの安全性は?
MHG-2000αは精製水のみを使って水素を発生させるため、水に含まれる塩化物イオンから塩素ガスが発生する心配はないと考えられます。
❹ MHG-2000αは水素水もつくれる?
MHG-2000αは水素吸入専用の機器なので、水素水生成機能はありません。
❺ MHG-2000αのランニングコストはどれくらい?
MHG-2000αの毎月ランニングコストは、
- サーバー本体サイズ:幅43.5cm x 奥行き31cm x 高さ 97cm
となっています。
❻ MHG-2000αに必要なメンテナンスは?
上記の「精製水入れ替え」が必要なメンテナンスになります。
衛生面についてどのような対策がされているのかについては確認ができていません。
❼ 本体ボディの携帯性や材質は?
MHG-2000αのサイズは
- 幅254x奥行き170x高さ278mm
- 約3kg
となっています。
重さがけっこうありますね。
またサイズではありませんが、このクラスになると「作動音」もけっこうすると思われるので、病院の相部屋など静かさが必要とされる環境では注意が必要です。
❽ MHG-2000α・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
MHG-2000αを開発・販売している「MiZ株式会社」は、1991年の創業以来、一貫して水素分子関連の研究・開発をおこなっている会社です。
そういう意味で、水素吸入器メーカーとしての信頼性はかなりのものがあると思います。
販売時や販売後の顧客対応については不透明な部分もありますが、機器としての信頼性は高いと思います。
MHG-2000αの総評
国産の水素吸入器として、品質・性能的に優れた機器と評価できると思います。
あとMiZ社の水素吸入器共通の特長として、
「水素ガス爆発のリスクを限りなくゼロにするため、あえて水素濃度を下げている」
という点があげられます。
個人的には「よほど狭い非日常的な密閉空間で水素吸入するのでない限り、気にしなくていいのでは?」と思えますが、そのあたりについては下の記事でも検証しているので参考にしてみてください。

スイソニア(FRJ-X)

スイソニアのスペック一覧は以下のとおりです。
価格 | 2,035,000円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻 |
水素ガス濃度 | 0.3-1.0% |
水素吸引時間 | 約10時間 |
水素水は? | なし |
サイズ | 幅240mm×奥行325mm×高さ475mm |
重さ | 約12kg |
充電パワー | 充電ではなくコンセント式 |
日々のメンテナンス | ・ヒーターカートリッジ: 300時間の使用で交換(1回分13,800円) ・1週間ごとにタンクの水交換(使用頻度関わらず)500円 ・専用液交換以外のメンテナンス不要 |
保証期間 | 1年 |
保証期間後の有償修理等 | 可能 |
業務用として人気の高いスイソニアですが、芸能人が使用しているということから話題になり、自宅用として購入・レンタル利用する方もいるようです。
1,850,000円(税別)とかなり高額な部類の水素吸入器ですが、実力のほどはどうなのでしょう?
❶スイソニアの水素ガス濃度は?
スイソニアの水素発生量は
- 3,000ppm〜10,000ppm
とされています。(スイソニア公式サイトより)
「ppm」は濃度の単位で、10,000ppm=1%です。
ですので、
- 水素ガス濃度:0.3〜1.0%
となりますね。
主な水素吸入器や先進医療の水素吸入療法と比較すると、
スイソニア | 約0.3〜1.0% |
医療機関の水素吸入治療 | 1〜2% |
このようになります。

医療機関ほどではないけど、そこそこの濃度っていえるのかな?
❷ スイソニアは連続吸引できる?
スイソニアは業務用として人気が高いだけあって、連続吸引にとくに制限はありません。
ただ、電気製品のため「だいたい10時間を目安に」という注意書きが公式サイトにありました。
❸ 水素ガスの安全性は?
スイソニアの大きな特徴が、「水素ガスの発生方法が電気分解ではない」という点です。
そのため塩化物イオンの電気分解にともなう塩素ガス発生のリスクはないといえるでしょう。
スイソニアは「過熱蒸気分解法」という、【水を700度まで加熱→いっきに20度まで下げる】ことによって水素ガスを発生させる方式を採用しています。
発生する水素ガスそのものには他の方式との違いはありませんが、公式サイトによると「水素ガスをより安定した濃度で供給できる」といったメリットがあるとされています。
❹ スイソニアは水素水もつくれる?
スイソニアは水素吸入専用の機種のため、水素水生成機能はありません。
❺ スイソニアのランニングコストはどれくらい?
スイソニアのランニングコストは、
- ヒーターカートリッジ交換費用:
300時間の使用で交換(1回分13,800円)
- 週一回で交換するタンク用のミネラルウォーター代
- 電気代(1日4時間使用例 約2,400円)
以上のようなコストがかかります。
ヒーターカートリッジの年間費用は、1日1時間使用で計算すると、年間16,800円(税別)となりますね。
❻ スイソニアに必要なメンテナンスは?
スイソニアに必要なメンテナンスは、
- 週一回程度のタンク内の水の入れ替え
- 使用300時間ごとのヒーターカートリッジの付け替え
となっています。
❼ 本体ボディの携帯性や材質は?
スイソニアは設置して使用する前提のため、携帯して外出先にもっていくイメージの製品ではありません。
重量も12kgなのでそれなりの重さです。
❽ スイソニア・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
スイソニアを開発した「Suisonia株式会社」は、なんと1978年創業(2020年に社名変更)と、水素吸入器関連の会社のなかでは大変古い会社です。
もともとは工業用機械や産業用ロボットをつくっていた会社で、2012年からスイソニア独自の水素発生技術である「過熱蒸気還元方」による水素蒸気生成の技術開発をはじめ、その成果がスイソニアシリーズとなっています。
スイソニアを使用した学術研究や臨床試験にも積極的で、水素吸入器メーカーとしてかなり信頼できる会社といえるのではないでしょうか。
スイソニアの総評
スイソニアについて調べて意外だったのは、水素ガス濃度が思ったほど高くなかったという点。
水素ガス濃度に限っていえば、よりコンパクトな他の機種のほうが高いんですね。
スイソニアが業務用として人気が高いのは、水素ガス濃度というよりも「長時間何人もの人に使い続けられる機械としての安定性」にあるのかもしれません。

【10万円レベル/ポータブル水素吸入器】比較
ここからは、【10万円前後レベルの水素吸入器・ポータブル水素吸入器】の代表的な機種をみていきましょう。
【30-80万円レベルの本格派吸入器】に比べると、水素ガス発生量や連続運転時間で見劣りするかもしれません。
が、水素吸入の効果は「量が多ければ多いほどいい」とは証明されていない部分もあり、水素医学においては当初から「少量の水素分子が大きな違いを生み出す」ことが観察されてきています。

ポータブル水素吸入器を使った研究結果や口コミを見ても、十分効果は期待できると個人的には考えています。
また何より「取り扱いがラクで外出先・旅行先などにも持っていきやすい」というのは本格派水素吸入器にはない大きなメリットなので、自分の生活スタイルにあったものを選ぶのが一番だと思います。
【10万円レベル/ポータブル水素吸入器の一覧】
品名 | 価格 | 水素濃度 |
---|---|---|
ケンコス4 | 43,450円(税込) | 吸気中目安0.13% (発生量8ml/分からの目安) |
ダブル水素ボトル | 184,800円(税込) | 1%(公式表記) |
ラブリエエラン | 174,900円(税込) | 吸気中目安0.5% (発生量30ml/分からの目安) |
ビューティフライ | 99,800円(税込) | 吸気中目安0.3% (発生量17ml/分からの目安) |
H2エアー | 16,500円(税込) | 0.03〜0.1%(公式表記) |

では順番に見ていきましょう!
1. KENCOS(ケンコス)4

KENCOS(ケンコス)4のスペック一覧は以下のとおりです。
価格 | 43,450円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 口 |
水素ガス濃度 | 最大0.13% |
連続吸引時間 | 5分まで |
水素水は? | なし |
サイズ | 24x55x132mm |
重さ | 128g |
充電パワー | 1回のフル充電(約2時間)で 水素のみ吸引:40分 通常モード:20分 |
日々のメンテナンス | ・フレーバーカートリッジ 3本入り1箱 2,700円 ・電解液1月分 1500円 ・電解槽(約6ヶ月分) 6700円 |
保証期間 | 1年 |
- 水素吸入器のなかでは(本体は)低価格
- サイズがスマホなみ
- 外出先や人前でもスタイリッシュに水素吸入できる
このような特長から人気を集めているのが「KENCOS(ケンコス)4」です。
\ 期間限定 専用ポーチプレゼント /
8つのチェックポイントでその評価を確認していきましょう。
❶KENCOS(ケンコス)4の水素ガス濃度は?
ケンコス3の水素発生量は
- 1分で8ml
とされています。
これを「吸う空気中の水素濃度」であらわすと、最大でも
- 水素濃度:0.13%
(1分の吸気量を6,000mlとした場合:8÷6000=0.001333)
となります。
先進医療ですすめられている水素吸入が「1〜2%水素」なのにくらべると、やや低めの濃度になっていますね。
❷KENCOS(ケンコス)4は連続吸引はできる?
ケンコス3の連続吸引は「1回5分まで」となっています。
5分吸引したら、少なくとも10分間はあいだをあける必要があります。

本体がこんなにコンパクトなんだから、これはしょうがないかもね。
❸ KENCOS(ケンコス)4の水素ガスの安全性は?
ケンコスは「専用の電解液」によって水素を発生するかたちになっています。
水道水など一般の水を使う場合は塩素ガス発生のリスクがありますが、専用の電解液を使うので塩素ガス発生の心配はないと考えて大丈夫でしょう。
❹ KENCOS(ケンコス)4は水素水もつくれる?
ケンコスは水素吸入専用で、水素水はつくれません。
❺ KENCOS(ケンコス)4のランニングコストはどれくらい?
ケンコス4は以下のランニングコストがかかります。
❶専用電解液

水素発生に必要な専用電解液は1ヶ月分が1,500円(税別)。
なので普通に使用すると1ヶ月1,500円+税、1年で18,000円+税となります。
❷専用電解槽
電解水を電気分解するための電解槽は、ひとつ6,700円(税別)。
交換頻度は「1日5分x5回」の使用ペースで約半年となっています。(使用頻度にかかわらず、気泡がでなくなったら要交換とのこと)
1年で約13,400円+税となりますね。
❸フレーバーカートリッジ
無味無臭の「水素モード」だけれあれば必要ありませんが、雰囲気をだす「水蒸気」と「フレーバー」を出すにはフレーバーカートリッジが必要です。
選べるフレーバーは3種類、
- キシリトールメンソール
- ビタミンレモン
- カテキングリーン
があり、それぞれ1箱に3本のフレーバーカートリッジが入っています。
1箱3本入りのお値段は2,700円(税別)。
そして1本のフレーバーカートリッジで600回吸引することができます。
仮に1分間で6吸引(10秒で1回吸うペース)とすると・・
1日5分x5回吸引すると:1日で150吸引。
→1本のフレーバーカートリッジは4日分
ということになります。
1箱(=3本)で12日分という計算になるので、
- 1ヶ月で2.5箱=6,750円(税別)
- 1年で30箱=81,000円(税別)
となりますね。

フレーバーカートリッジはけっこうなコストになるのね。

フレーバーカートリッジなしでも水素吸入はできるので、「フレーバーなし」にするという選択もあるかもね。
実際にケンコス4を体験したことがありますが、私の場合は「フレーバーなし」のほうが吸いやすかったです。
ということですべてのコストを合計して年間コストを計算すると、
18,000円【電解液】+13,400円【電解槽】(+81,000円【フレーバーカートリッジ】)
=31,400円(税別)←フレーバーなし
=112,400円(税別)←フレーバー込
となります。
「ランニングコストがどれくらいになるか?」というのはケンコス4を検討するときに気にしておきたいポイントですね。
❻ KENCOS(ケンコス)4に必要なメンテナンスは?
上記の消耗品の交換以外に必要なメンテナンスはとくにありません。
「メンテナンス=消耗品の交換」ですね。
❼ 本体ボディの材質や携帯性は?
KENCOS(ケンコス)4の最大の特長は、その「携帯性」といえると思います。
KENCOS(ケンコス)4のサイズ感:
サイズ:幅55x 高さ132x厚み24(mm)
重量:128g
ちなみに「iPhone8Plus」のサイズと重量が
- サイズ:幅78.1x 高さ158.4x厚み7.5mm
- 重量:202g
なので、スマホとそんなに変わらないイメージで携帯できるといってもいいでしょう。
❽ KENCOS(ケンコス)4・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
KENKOS(ケンコス)シリーズは、株式会社アクアバンクが製造開発した製品で、販売経路は公式ショップや代理店なども含めいろいろあるようです。
私が知る限りですが、2011年の開業後、もともとはその名も「アクアバンク」という水素水サーバーを中心に事業を展開されていたのではないかと思います。
筑波大学大学院の矢田教授との協力による臨床試験の取り組みなど、水素を生活にいかしていくための研究開発にも力を注がれている印象で、メーカーとしての信頼性は十分にあると思います。
▼株式会社アクアバンク代表取締役の方の著書
KENCOS(ケンコス)4の総評
水素ガスの濃度は少なめですし、口から吸うため体への吸収効率はゆっくりめですが、「水素吸入時の見た目のよさ」はいちばんだと思います。

携帯性とスタイリッシュさがケンコスのいいところみたい!

長時間吸引はできないけど、外出先での使用や仕事中のリフレッシュにはピッタリの水素吸入器だね。
\ 期間限定 専用ポーチプレゼント /
2. ダブル水素ボトル

ダブル水素ボトルのスペック一覧は以下のとおりです。
価格 | 184,800円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻 |
水素ガス濃度 | 1.0%(10,000ppm) |
水素吸引時間 | 30分ごと |
水素水は? | 生成可能 3分30秒で0.4ppm 30分で1.1ppm |
サイズ | 60x60x197mm |
重さ | 205g |
充電パワー | 4時間のフル充電で 3分30秒モード:40回 30分モード:4回 |
日々のメンテナンス | ・軽い水洗い、クエン酸洗浄 ・1年〜1年半でコアユニット交換 (費用は18,000円税別) ・1週間ごとにタンクの水交換(使用頻度関わらず)500円 ・専用液交換以外のメンテナンス不要 |
保証期間 | 1年 |
保証期間後の有償修理等 | 可能 |
ダブル水素ボトルは充電式の水素吸入器です。
フル充電の状態で「30分x4=2時間」の運転が可能で、電源のない場所で水素吸入したい場合には検討したい製品ですね。
\ 期間限定 5,000円の商品券プレゼント /
❶ダブル水素ボトルの水素ガス濃度は?
ダブル水素ボトルの水素発生量は
- 1.0%(10,000ppm)以上
とされています。
これはおそらく「カニューラの先」の水素ガス濃度だと思われます。
❷ ダブル水素ボトルは連続吸引できる?
ダブル水素ボトルは「連続吸引は何分まで」という注意点はとくにないようです。
ただ大きな機器ではないので、本体が熱くなるなどした場合は休んだほうがよいでしょう。
❸ 水素ガスの安全性は?
ダブル水素ボトルは「塩素除去カートリッジ」のような機能は内蔵されていません。
そのため水道水やミネラルウォーターなどの水をそのまま使用すると、塩素ガスが発生する可能性がゼロではないと考えられます。
そしてそのためかどうかはわかりませんが、「使用する水」の条件が限られたものとなっています。
- 一般的な浄水器で浄水した水を使う場合:使用可能だが、こまめな洗浄が必要
- ミネラルウォーターを使う場合:硬度60mg/L未満、ナトリウムが100ml中に1.5mg未満のものを使う
- 使用不可の水:海洋深層水、バナジウム水、硬度60mg/L以上のミネラルウォーター

使える水をさがすのはちょっとストレスかも・・
❹ ダブル水素ボトルは水素水もつくれる?
ダブル水素ボトルは300mlまでの水素水をつくることもできます。
水素濃度は、
- 3分30秒モード:0.4ppm
- 30分モード:1.1ppm
このようになっています。
❺ ダブル水素ボトルのランニングコストはどれくらい?
ダブル水素ボトルのランニングコストは、
- 1〜1年半ごとにコアユニット(充電バッテリー部分含む)の交換が必要:18,000円(税別)
となります。
毎月の細かい消耗品はありませんが、1〜1年半ごとに大きめの費用がかかる感じですね。
また、交換時には本体をメーカー(日省エンジニアリング)まで送る必要もあるため、その手間もかかることを知っておきましょう。
❻ ダブル水素ボトルに必要なメンテナンスは?
さきほどお伝えしたとおり、使用する水によっては汚れやミネラルが付着しやすいようで、クエン酸や水を使った「こまめな洗浄」が必要になります。
❼ 本体ボディの携帯性や材質は?
サイズは500mlのペットボトル程度、重量は190gなのでかなり軽く、携帯性は優れています。
ただ、このサイズで190gはちょっと軽すぎるのでは?、という印象も個人的にはあります。
容器がプラスチック製でもあり、少し安っぽく感じるのではないかと・・。

実際、おなじボディを使っている「マイ神透水」という水素水生成器の口コミを見ると、「3台とも3ヶ月以内に故障しました」という声もありました。
税込で17万円を超える値段のわりには、ボディの頑丈さや質感にちょっと物足りなさを感じるかもしれません。
❽ ダブル水素ボトル・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
ダブル水素ボトルのメーカーは「株式会社日省エンジニアリング」という会社です。
1983年創業なので、水素医学の研究が活発になるだいぶ前からある会社ですね。以前は発電機などをつくっていたようです。
ダブル水素ボトルについての総評
ダブル水素ボトルは発生する水素ガス濃度は申し分ありませんが、
「使う水の種類を選ぶ」
ところがすこしネックに感じます。
(ミネラルウォーターでも「硬度60以下」じゃないとダメなど・・)
ただ充電式でどこでも使える水素吸入器は数が少なく貴重なので、外出先や旅先で使用したい方は検討候補に入ってくるかもしれません。
\ 期間限定 5,000円の商品券プレゼント /
▼ダブル水素ボトルについての詳細記事はこちら

3. ラブリエエラン

ラブリエエランのスペック一覧は以下のとおりです。
価格 | 174,900円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻 |
水素ガス濃度 | 最大0.5% (「1分で30mlの水素発生」) |
水素吸引時間 | 30分ごと |
水素水は? | なし |
サイズ | 115x77x135mm |
重さ | 600g |
充電パワー | 1回のフル充電で 水素吸引:30分x2回 |
日々のメンテナンス | ・タンク内はメンテナンスフリー ・「専用液」は2週間で交換(使用頻度関わらず)500円 ・専用液交換以外のメンテナンス不要 |
保証期間 | 1年 |
保証期間後の有償修理等 | 可能 |
その他 | 充電バッテリーパック付属 |
ラブリエエランは水素吸引に特化したポータブル水素吸入器です。
水筒型ではなく、直方体の形が独特ですね。
8つのチェックポイントにそって詳細をみてみましょう。
\ 期間限定 5,000円の商品券プレゼント /
❶ラブリエエランの水素ガス濃度は?
ラブリエエランの水素発生量は
- 1分で30ml
とされています。(ラブリエエラン公式サイトより)
これを「吸う空気中の水素濃度」であらわすと、
- 水素濃度:0.5%
(1分の吸気量を6,000mlとした場合)
となりますね。
先進医療ですすめられている水素吸入が「1〜2%水素」なのにくらべると、若干低めの水素濃度となっていますが、携帯性の高いKENCOS(ケンコス)3よりは高い水素濃度となっています。
❷ラブリエエランは連続吸引できる?
ラブリエエランは連続運転で発生する熱を逃がすための冷却ファンを搭載しています。
そのためでしょうか、連続吸引についての時間制限についてはとくに記載はありません。
ただしラブリエエランもそれほど大きな機器ではないので、本体が熱をもたない程度に気をつけてあげたほうがよいでしょう。
❸ラブリエエランの水素ガスの安全性は?
ラブリエエランはケンコス同様、「専用液」を入れてスイッチオンで水素が発生します。
「専用液」に何が入ってるかは企業秘密で公開はしないとのことですが、水道水・天然水は使わないので、塩素ガス発生の心配はないと考えて大丈夫でしょう。
❹ラブリエエランは水素水もつくれる?
ラブリエエランは水素吸引に特化した機器なので、水素水はつくれません。
❺ラブリエエランのランニングコストはどれくらい?
ラブリエエランのランニングコストは、水素発生のために使う「専用液」のみとなっています。
- 専用液【使用頻度にかかわらず2週間で交換】:500円(税別)
1ヶ月で【500円x2=1,000円】くらいと考えれば、そんなに気にならないコストといえそうですね。
❻ラブリエエランに必要なメンテナンスは?
ラブリエエランは専用液をいれるタンク内はメンテナンスフリーとなっているため、必要なメンテナンスは「専用液の交換」のみとなっています。
(「専用液の交換が、タンクのクリーニングもかねている」とのこと。公式サイトより)
ラブリエエランも「メンテナンスが楽ちん」なのは大きな特長となってますね。
❼ 本体ボディの携帯性や材質は?
ラブリエエランの本体もかなりコンパクトです。
ラブリエエランのサイズ感:
サイズ:115x77x135m
重量:600g
600gがどれくらいかというと、雑誌のヤングジャンプくらいですね。
直方体っぽい形なのでカバンには入れづらいかもしれませんが、スペースさえあれば持ち運びもそれほど苦にならないでしょう。
❽ ラブリエエランのメーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
ラブリエエランのメーカーは、ラブリエリュクスと同じ「株式会社イズミズ」です。
2015年にいち早く家庭用の水素吸入器「ラブリエリュクス」の販売をはじめた大阪の会社ですね。
水素をとおしたアスリート支援もおこなっているようで、まじめに水素に向き合っている会社のように見受けられます。
販売前後の対応については代理店をとおした販売経路のようなので、それぞれの代理店によるかと思います。
ラブリエエランの総評
同メーカーの「ラブリエリュクス」とくらべると、水素ガス発生量は半分とすこし物足りない感はありますが、ポータブル水素吸入器のカテゴリーとして考えるとかなり優位性があります。
形が立方体なのでかばんなどに入れて持ち運ぶ用途にはあまり向いていませんが、デザインもシンプル&おしゃれ&コンパクトなので、お部屋に置いておきやすいと思います。
「デザイン性に優れた吸入器を自宅で使いたい」
という方は検討してみてもいいと思います。
\ 期間限定 5,000円の商品券プレゼント /

4. ビューティフライ

ビューティフライのスペック一覧は以下のとおりです。
価格 | 99,800円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻(オプションでネックセットあり) |
水素ガス濃度 | 約0.3%(17ml/分) |
水素吸引時間 | 15分×2(それ以上の連続吸入禁止) |
水素水は? | ・専用コップを使って190mlまで生成可能 ・30分で0.7ppm |
サイズ | 69x69x200 mm |
重さ | 360g |
充電パワー | コンセント式(充電は不可) |
日々のメンテナンス | ・月1回の頻度で電解補助液の交換(500円) ・電解補助液交換時に、精製水で洗浄 ・使用中に電荷補助液の水位が下がったら精製水を補充する |
保証期間 | 1年 |
保証期間後の有償修理等 | 可能 |
ビューティフライは「ダブル水素ボトル」とほぼおなじサイズ感ですが、充電式ではないので注意が必要です。
❶ビューティフライの水素ガス発生量/水素濃度は?
ビューティフライで吸入できる水素ガス発生量は
- 1分間に17ml
とされています。
ポータブルタイプの水素吸入器としては充分な水素ガス発生量だと思います。
❷ ビューティフライは連続吸引できる?
ビューティフライは「30分以上の連続吸引はしなでください」との注意書きがされています。
「少しでも長く連続して吸入したい」という方は注意が必要です。
❸ ビューティフライの水素ガスの安全性は?
ビューティフライはとくにこれといった塩素対策がされていないためか、
「水道水は(洗浄のときも)使わないでください」
という注意書きがされています。
注意事項を守って「精製水のみ利用する」ようにすれば、塩素ガスが発生するリスクはないと考えて大丈夫でしょう。
❹ ビューティフライは水素水もつくれる?
ビューティフライは専用コップに入った水に水素ガスを注入することで、水素水をつくることができます。
▲専用のコップとコップキャップセットがついています。
▲専用コップに入れた水に、水素を注入中。
発生した水素ガスをカップに入れた水に注入して水素水にするという、「ラブリエリュクス」と同様の水素水生成方法ですね。
水素濃度と生成時間は、
- 生成時間30分:水素濃度 0.7ppm
となっています。
「5分ほどで1.0ppm前後」という機器が多いので、水素水の生成能力としてはそれほど優れているとはいえません。
❺ビューティフライのランニングコストはどれくらい?
ビューティフライのランニングコストは、
- 1ヶ月に1回交換必要な「電解補助液」:1回分500円(税別)
- 電解補助液の水位が下がったときの補充や洗浄につかう精製水がたまに必要
ということで、1ヶ月ほぼ500円(税別)のランニングコストしかかかりません。
水素吸入器のなかではかなりランニングコストがかからない部類になりますね。
❻ ビューティフライに必要なメンテナンスは?
上記「電解補助液」の交換と、交換時に精製水で洗うのが必要なメンテナンスです。
洗うのに精製水を用意する必要があるのがちょっとめんどくさいですが、メンテンナンスは楽なほうだと思います。
❼ 本体ボディの携帯性や材質は?
ビューティフライはダブル水素ボトルなど水筒型のタイプで携帯しやすい形状ではありますが、「充電式ではない」という特徴があります。
コンセントか、あるいは車載アダプターで車のシガーソケットにつないで使う仕様なんですね。
サイズ的に携帯して持ち出すことはできますが、電源(コンセント)につなげる場所でないと使えないので注意が必要です。
❽ ビューティフライ・・メーカー/販売会社の信頼性・アフターケアは?
ビューティフライのメーカーはスリーイーサイエンス株式会社です。
公式サイトを見るともともとはLED照明を作っている会社のようで、水素関連機器の製造に踏み出したのをきっかけに健康関連の事業も展開をはじめているように見受けられます。
水素関連機器の経験や積み上げはそれほどないように感じるので、水素吸入器メーカーとしての評価は今後に期待といったところかもしれません。
ビューティフライの総評
ビューティフライの特徴をまとめると、
- ポータブルタイプとしては充分な水素ガス発生量
- 30分以上の連続吸引禁止
- 充電できないので要注意
- 洗浄にも精製水が必要なのがすこしめんどくさい
といったところでしょうか。
携帯しやすいサイズなので、電源が確保できる外出先での水素吸入をしたい方にとっては検討する価値があるかもしれません。
\ 期間限定 5,000円商品券プレゼント中 /
5. H2エア
水素吸入器のなかには、
1回ごと使い切りのキットを使って水素を発生させるタイプ
もあります。
お値段が安く、お手入れなどもカンタンに見えますが、意外とランニングコストがかかるという特徴もあります。
使い切りタイプの代表として「H2エア」という製品をご紹介してみます。
価格 | 16,500円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 口から |
水素ガス濃度 | 0.03〜0.1%(発生2〜10分後) 最大1.4%(発生直後) |
水素吸引時間 | 1回5〜10分 |
水素水は? | なし |
サイズ | 30x30x150 mm |
重さ | 35g |
ランニングコスト | カートリッジ42回分 15,000円 |
(価格は税別表示)

本体が16,500円(税込)って、今まで見てきたのより全然安いね!

ただ、水素吸引するごとにカートリッジとかを買い足す必要があるので、年間コストはけっこうかかるみたいだよ。
「使い切りタイプ」の水素ガス濃度はどれくらい?
「H2エア」の水素ガス発生量は以下のとおりです。
- 水素発生直後:最大1.4%
- 2〜10分後:0.03〜0.1%
水素発生直後は十二分な濃度ですが、2〜10分後(つまり水素吸引中のほとんどの時間)の濃度は他の水素吸入器に比べるとちょっと物足りない感じがします。
さらに「1回の吸入時間は5〜10分」ということで、吸入時間の短さも気になりますね。
使い切りタイプのランニングコストはどれくらい?
使い切りタイプは1回5〜10分の水素吸引のたびに
「専用カートリッジと混入液」
を消費していきます。
そのため当然ながら使い続けるにはランニングコストがかかっていきます。
12回分:6,000円(税別)
42回分:15,000円(税別)
たとえばH2エアを毎日使う場合、
おトクな42回分セットでまわし、1日1回(5〜10分)だけ使うとしても、年間コストは13万円以上になります。
水素吸入量・吸入時間が少ない点も考えると、コストパフォーマンスはあまりよくないといえるかもしれません。
「使い切りタイプ」はあくまで補助的なものとして考える
使い切りタイプは
- 吸入時間が少ない
- 水素発生量が少なめ
という特性のため、「これをメインに水素吸入をつづけていく」ものとしてはちょっと弱い印象です。
水素吸入の効果やメリットを実感したいのであれば、たとえば
「自宅にしっかりした吸入器があって、外出先でもサッと取り出して水素吸引したいというときに便利なもの」
という位置づけの製品かな、と感じます。
ランニングコストも考えるとけっして安いものでもないので、上記のようなライフスタイルにぴったり合うようであれば検討してもいい製品だと思います。
まとめ
以上、大変長くなってしまいましたが、今回は家庭用の水素吸入器の選び方について、そして主な水素吸入器についての詳細をご紹介してきました。
家庭用の水素吸入器を正しく選べば、様々な効果が期待できる水素吸入を毎日好きなだけ続けることができます。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
▼今回ご紹介した水素吸入器の比較表
品名 | 価格 (税込) | 水素ガス発生量/濃度 | ランニングコスト (年間の参考値/税別) | メンテナンス |
---|---|---|---|---|
▼ 本格派水素吸入器 | ||||
シェルスラン![]() | 297,000円 | ・100ml±10%/分 ・99.995%(発生する気体中の水素濃度) | 6,380円(イオンフィルター)+精製水費用 | 精製水の交換 500時間使用でイオンフィルター交換 |
シェルスラン・プロ![]() | 495,000円 | ・300ml±5%/分 ・99.995%(発生する気体中の水素濃度) | ||
ピュアラスキューブ プレミア![]() | 498,300円 ※期間限定キャンペーン価格:448,470円 | ・240ml±10%/分 ・99.99%(発生する気体中の水素濃度) | ||
リタエアー![]() | 330,000円 レンタル4,950円/月 | ・100ml/分 ・約3%(公式表記/カニューラ先の濃度) | 専用精製水6本660円+送料700円を都度購入 | 10日に1回 自動洗浄モード作動と精製水入替え |
ラブリエリュクス![]() | 275,000円 | ・60ml±10%/分 ・98%以上(発生する気体中の水素濃度) | 10,404円 (電解補助液・精製水) | 月1-2回 電解補助液・ 精製水入れ替え |
ミンテック MT-A100![]() | 644,600円 | ・100ml/分 | 3,300円(フィルター)+精製水費用 | 精製水の交換 500時間使用でフィルター交換 |
MHG-2000α![]() | 825,000円 | ・140ml/分 | 精製水交換費用 | 精製水の交換 |
スイソニア![]() | 2,035,000円 | ・0.3-1.0%(公式表記) | 16,800円 (ヒーターカートリッジ交換) | 週1程度 タンクの水交換 |
▼ ポータブル/小型水素吸入器 | ||||
ダブル水素ボトル![]() | 184,800円 | ・1.0%(公式表記) | 12,000円 (コアユニット交換) | こまめなクエン酸洗浄 1-1年半でコアユニット交換 |
ラブリエエラン![]() | 174,900円 | ・30ml/分 ・99%以上(発生する気体中のの水素濃度) | 12,000円 (専用液) | 2週間毎 専用液交換 |
ケンコス4![]() | 43,450円 | ・8ml/分 | 112,400円 (消耗品) | 随時消耗品交換 |
ビューティフライ![]() | 99,800円 | ・17ml/分 | 6,000円 (電解補助液・精製水) | 電解補助液 随時補充 精製水で洗浄 |
H2エア![]() | 16,500円 | ・0.03〜0.1% (公式表記) | 130,357円 (専用カートリッジ) | カートリッジ 使い捨て |