水素ガス吸入機器は持ちはこびできない大型の製品が多い中、軽量で持ち運びにも適している水素吸引器が「ダブル水素ボトル」です。
水素発生量も申し分なく、人気の高い「ダブル水素ボトル」についての詳細をご紹介します。

ダブル水素ボトルと他の水素吸引器の比較については、以下の記事も参考にしてみてください。
ダブル水素ボトルのスペック一覧
価格 | 184,800円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻 |
水素ガス濃度 | 1.0%(10,000ppm)以上 |
水素吸引時間 | 30分〜 |
水素水は? | 生成可能 3分30秒で0.4ppm 30分で1.1ppm |
重さ | 205g |
サイズ | 60x60x197mm |
充電パワー | 4時間のフル充電で 3分30秒モード:40回 30分モード:4回 |
日々のメンテンナンス・ 長期的メンテナンス | ・軽い水洗い、クエン酸洗浄 ・1年〜1年半でコアユニット交換が必要 (費用は18,000円税別) |
保証期間 | 1年 |
保証期間後の有償修理等 | 可能 |
メーカーと生産国 | 日省エンジニアリング 日本製 |
ダブル水素ボトルの特徴
水素吸引器を比較する上ではみるべきポイントがいくつかあります。
(水素吸引器の比較方法・選び方について詳しくはこちらをご参考にしてください→【決定版】水素吸引器徹底比較)
- 水素ガス発生量(水素ガス濃度)
- 連続吸入可能な時間
- 水素ガスの安全性
- 水素水の生成能力
- ランニングコスト
- メンテナンスの大変さ
- 本体ボディの材質やサイズ・扱いやすさ
これらのポイントにもとづいて、ダブル水素ボトルの特徴をみていきましょう。
❶ダブル水素ボトルの水素ガス発生量は10,000ppm
ダブル水素ボトルの水素ガス発生量は10,000ppmとされています。
「ppm」というのは濃度の単位で、10,000ppmは「1%」となります。
つまり、「吸う空気中の1%が水素ガスになる」ということですね。
厚生労働省に「先進医療B」に認定され、全国の医療機関でも行われている水素ガス吸入治療」では、
このような例があります。
ダブル水素ボトルの「1%」という水素濃度は、市販の水素吸引器としては十分だといえるでしょう。
❷ダブル水素ボトルは連続吸入は可能?
市販の水素吸引器のなかには「5分まで」「30分まで」といったふうに「連続吸引ができない」ものが少なくありません。
でも自宅で水素吸入をやってみたいという方のなかには、「できる限り最大限水素吸入をし続けたい」という方も多いと思います。
ダブル水素ボトルはとくに連続吸入の制限は指定されていません。
が、ダブル水素ボトルの本体は190gと非常に軽量な小型機器のため、長時間の使用によって熱を持ちすぎないよう注意はしたほうがいいでしょう。
❸水素ガスの安全性のため?使用する水には制限あり
水素ガスの安全性において注意したいのが、使用する水に含まれる塩化物イオンなどの影響で、塩素ガスなどの有害ガスが発生する可能性です。
水素吸引器はこの問題に対処するため、たとえば
- 内蔵フィルターで有害物質を除去(H2ヒーラー)
- 使用する水を制限したり、専用の電解液を使用する
といった対策がされています。
ダブル水素ボトルにはとくにフィルター等がないためか、使用できる水が制限されています。
- 活性炭をふくむ中空糸膜系の浄水装置で浄水した水がおすすめ
- ミネラルウォーターを使う場合は「硬度60未満」「ナトリウムが100ml換算で1.5mg以下のもの」に限る
- 海洋深層水やバナジウム水は使用不可
- RO水、蒸留水、純粋は使用不可

うーん、水を選ぶのはちょっと大変そう・・

「普通の水」をそのまま電気分解すると塩素ガス発生のリスクがあるんだよね。フィルターがついてないので、使える水に制限がでるのは仕方ないかな。
❹ダブル水素ボトルは3分30秒で0.4ppm、30分で1.1ppmの水素水を生成
ダブル水素ボトルは300ccの水素水をつくって飲むことができます。
その生成能力は、
- 3分30秒で0.4ppm
- 30分で1.1ppm
となっています。
水素水の水素濃度は「0.8ppm以上が目安」といわれているので(日本医科大学太田成男教授の著書より)、十分な水素濃度にするには30分かけたほうがよさそうです。
❺ダブル水素ボトルのランニングコストは?
水素吸引器によってはこまごまとした補充品があるものもありますが、ダブル水素ボトルには細かな補充品は不要です。
ランニングコストとして必要になるのは、
になります。
月で割ると毎月1,000〜1,500円くらいの計算ですね。
❻ダブル水素ボトルのメンテナンス方法は?
電気分解で水素を発生させる機器の多くは、付着する汚れを落とすために定期的なクエン酸洗浄が必要です。
ダブル水素ボトルの場合も
- ボトル部分はコアユニットから外して水洗いまたはクエン酸洗浄
- コアユニット部分は、定期的に水+クエン酸を入れて起動することで洗浄
といった作業が必要になります。
❼ダブル水素ボトルの本体は軽量なプラスチック製
一瞬ガラスにも見えますが、本体はプラスチック製です。
本体重量は205g、サイズは直径6cmx高さ19.7cmということなので、かなりコンパクトで軽いですね。
1%という高い水素ガス濃度でここまで軽量で持ち運びしやすいというのは、ダブル水素ボトルのメリットのひとつといえるかもしれません。
ただかなり軽いので、逆に取り扱いは気をつけたほうがいいでしょう。
ダブル水素ボトルの使い方
❶まずは充電
最初は充電されていない状態なので、電源をつないで充電します。
- フル充電までは約4時間
- フル充電で3分30秒の水素水生成x40回可能(ボタン1回押し)
- フル充電で30分の水素吸入x4回可能(ボタン2回押し)
となっています。
❷ 3回ほど水素水をつくって試運転
300ccの水を入れ、3分30秒モード(ボタン1回押し)を3回ほど繰り返します(つくった水素水は捨てる)。
これで使える準備が整います。
❸水素吸入はカニューラをつけて、水素水はコップに注ぐ
水素吸入する場合は「100cc」の水を入れ、鼻カニューラをとりつけて、ボタン2回押しで30分モードで起動します。
水素水の場合は「300cc」の水を入れ、ボタン1回押し(0.4ppm)かボタン2回押し(1.1ppm)で水素水をつくり、できたらコップに注いで飲みます。
ダブル水素ボトルの口コミ
ではダブル水ボトルの口コミをチェックしてみましょう。
Amazonや楽天の販売ページでいくつかの口コミを見ることができました。
購入者
購入して一か月ほどたちます。個人的感想ですが朝の目覚めが良い気がしています。今まで何年も同じ度数だった眼鏡があわなくなったのでいよいよ近視の度数が強くなったのかと思ったら度数が強すぎるとの事で効果あるのかな…もう少し続けてみます。
60代女性購入者
大病をした主人のために購入しました。知り合いがお医者さんに水素水を勧められたと聞いて、調べたらこの商品が目にとまりました。コンパクトで使いやすいですが、充電器がもう少し安定しておけたらと思います。
(以上、楽天の販売ショップしろくじらより)
購入者
ガンを患っており、とにかく身体に無害でしかも良い事を沢山やりたくて購入しました。コンパクト、操作も簡単、ポシェットのようなものに入れて、うちの中で持ち歩いています。(身体に携帯できる専用キットのようなものもあるといいな、と思います。)一日何時間も吸入していますが、身体がラクになっていくことを実感できます。お値段だけがネックですが、そのほかは満足しています。有難うございました。
購入者
持ち運びができるし、手軽に水素を吸入ができる。
管理がしやすいし、効果が実感できる
(以上、楽天の販売ショップ水素水百貨店スイソプラスより)
効果ありそうです でも高すぎると思います。
知り合いのテニスプレーヤが使用していて興味を持ち購入しました。私は普段ランニングの日課があるのですが寝る前に吸引すると翌朝の走りがとても軽く感じました。また起きがけのスマホには必ず老眼鏡が必要だったのですがいらなくなります。半信半疑でしたがたぶん水素効果はあると思います。飲水用のみの生成機はたくさんあるのですが吸引と飲水ができるののはこの商品の強みですかね
また携帯が容易なので車での移動中も使用できます。
約一年半から二年でのメンテナンスが必要なので他のメーカー商品と比較すると正直コスパはあまり良くありませんがそれ以上にメリットが期待できるような気がしています。今ところ気がしていますです・・まだ使用して二週間なので今のところこのくらいしかレビューできません
しかし、旧式タイプのボトル(吸引不可飲水のみ)が4万で販売されていて吸引用の吸い口が付いただけで電気ユニットは変わっていないのに10万円以上高価になってしまう理屈がよくわかりません。
お金に余裕がある方にはお勧めの商品ですのでご検討ください。
(Amazonのレビューより)
ダブル水素ボトルと他の水素吸引器との比較については、▼こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回は水素吸入器「ダブル水素ボトル」についてまとめてみました。
よいところと今ひとつな点をあげると、以下のようにまとめられると思います。
- 水素ガス濃度1%は十分な濃さ
- 軽量で持ち運びしやすい
- 使える水が限られるので、準備がめんどくさい
- 値段がすこし高め
特に使いやすさの面で、同じボトル形状の「H2ヒーラー」のほうが優れていると個人的には評価しています。
その比較点について以下に追記しておきますので、参考にしてみてください。
おまけ:私が選んだ「H2ヒーラー」とダブル水素ボトルの比較
私が水素吸引器を検討した際、各機種を徹底比較した結果決めたのは「H2ヒーラー」という水素吸引器でした。
「H2ヒーラー」をなぜ選んだのか、ダブル水素ボトルとの比較をまとめてみたいと思います。
ダブル水素ボトル | H2ヒーラー | |
価格 | 184,800円(税込) | 141,900円(税込) |
水素ガス濃度 | 1.0%(10,000ppm)以上 | 1.0%(10,000ppm)以上 |
連続吸引 | OK | OK |
水素吸引時間 | 30分〜 | 30分〜 |
使える水 | 制限あり | フィルター内蔵で不純物を除去するため、「飲める水ならOK」 |
水素水は? | 生成可能 3分30秒で0.4ppm 30分で1.1ppm | 生成可能 3分で1.0ppm (水素吸入後に飲める) |
容量 | 300ml | 450ml |
重さ | 205g | 490g |
サイズ | 60x60x197mm | 75x65x245mm |
充電パワー | 4時間のフル充電で 3分30秒モード:40回 30分モード:4回 | 2-3時間のフル充電で 3分の水素水生成:約40回前後 30分の水素吸引:約3回前後 |
本体使用素材 | プラスチック | BPA(多くのプラスチックに使われている環境ホルモン物質)フリーの安全素材「トライタン」 |
日々のメンテンナンス | 軽い水洗い、クエン酸洗浄 | 国際特許の「無角膜電解方式」により、クエン酸洗浄不要、軽い水洗いのみでOK |
長期的メンテナンス | 1年〜1年半でコアユニット交換が必要 (費用は18,000円税別) | 3〜6ヶ月ごとにフィルター交換(1本約4,000円) |
主に太字の青・赤で比較したポイントがH2ヒーラーを選んだ理由ですね。
もっと詳しい比較内容が気になる方は、以下の記事も参考にしていただければと思います。

