水素吸入器は(ある程度の性能を求めるなら)
- お値段:数十万円以上
のものがほとんどです。
そのため、自宅での水素吸入に興味があっても、
なかなか数十万円もポンとは出せない・・
と、立ち止まってしまう方は少なくなのではないでしょうか。
そんなときの有力な選択肢になりそうなのが、月額5,500円(税込)でレンタルできる水素吸入器「リタエアー」です。
今回実際にリタエアーをレンタルして使ってみましたので、
- 実際のところ、リタエアーは他の水素吸入器と比べてどうなのか?
- メリットとデメリットはどんなところ?
- レンタルしてみる価値はある?
といったことについて、確認できたことをご紹介してみたいと思います。
水素吸入器について検討している方はぜひ参考にしてみてください。
▼リタエアーの具体的なレンタル方法については以下をご覧ください。
\ オンラインで申し込みできる /
▼動画版(別ウインドウでYouTubeへ)
▼現在レンタル可能な水素吸入器の一覧・比較はこちら
リタエアーのスペック
まずこちらがリタエアーのスペック表です。
価格(税込) | 購入:330,000円(税込) / レンタル:月額5,500円(税込) |
---|---|
レンタル費用/月(税込) | 5,500円(税込)/ 初回のみ申込金27,500円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 鼻・口どちらも可(口から吸引する場合は要オプションパーツ) |
水素ガス濃度 | 約3%(公式表記) |
水素水は? | 生成不可 |
使用できる水 | 専用精製水 |
サイズ | 185x185x280mm |
重さ | 2.7kg |
充電パワー | 充電ではなくコンセント式 |
日々のメンテナンス | 1〜10日に1回精製水入替え(電源ON・OFF状況による) |
レンタルだけじゃなく購入もできるのね。
購入すると330,000円(税込)なのでそれなりの価格だけどね。
リタエアーの水素吸入器としての性能を徹底検証してみた
ではリタエアーの性能を確認していきましょう。
水素吸引器を比較するときには、チェックしたい以下のポイントがあります。
- 水素ガスの発生量(水素ガス濃度)は?
- 連続吸引はできる?
- 水素ガスの安全性は?
- 水素水はつくれる?
- ランニングコストはどれくらい?
- メンテナンスの大変さは?
- 本体のサイズ感や取り回しのしやすさは?
これらのチェックポイントを元にみていきましょう。
❶リタエアーの「水素ガス発生量」「水素濃度」はどう評価できる?
リタエアーの水素ガス発生量については
- 水素ガス発生量:100ml/分
という表記がされています。
水素ガス発生量をどう判断するか?については下の記事で詳しく書いており、
- 250ml/分が一つの基準となる可能性(慶応大の研究)
- 業界団体は「200ml/分以上(200〜640ml/分)」推奨
- がん治療では1200ml/分前後が使用されている
- 多ければ多いほどいいとは言えない(個人的見解)
- ちなみに個人的には100ml/分を使用中、将来的には増やしたい
上のような内容について書いています。
リタエアーの【100ml/分】は「もう少しあるといいな・・」とも思いますが、家庭用としてはまずまず充分な量なのではないかと思います。
リタエアーの水素濃度:約3%の意味は?
もうひとつ、「水素濃度:約3%」という性能表記についてはすこし解説が必要です。
水素吸入器の「水素濃度」は、下の図のように「どの場所の濃度か?」によって大きく意味が異なるからです。
リタエアーの場合は
A:水素ガス発生時の水素濃度が99.99%(=公式表記の「水素純度」)
B:カニューラの出口の水素濃度が約3%
このようになっていると思われます。
リタエアーは空気をカニューラに送り出す仕組みになっている
なぜ「水素ガス発生時」と「カニューラ出口」でこんなに水素濃度が違ってるかというと、
リタエアーはただ水素ガスを発生させるだけではなく、空気を送り込んで水素と空気が混ざったものがカニューラに送り込まれる仕組みだからです。
送られる空気とあわさって、水素濃度が3%くらいまで下がるわけね。
空気を送って水素濃度を下げる意味は?
カニューラ出口の水素濃度を下げる意味ですが、一般的に水素ガス濃度4〜75%の空気中に火の気があると燃える可能性があるため、水素が燃える可能性を避ける目的だと思われます。
ただし、
- 家庭用水素吸入器のレベルだと、そもそも水素ガスの量そのものが少ない(多くても毎分数百ml)
- 宇宙一小さい分子である水素はすぐに拡散してしまう
このような理由により、そこまでカニューラ出口の水素濃度を下げなくても爆発の危険はないという考えもあります。
(各メーカーによって考えが異なる部分ですね・・)
実際、私が購入した「シェルスラン」などは、
カニューラ出口の水素濃度を下げるために空気を送ると、ただでさえ拡散しやすい水素がより少なくなってしまう可能性がある。
という考えから、カニューラ出口でも発生時と大差ない(99%に近いレベルの)水素濃度が計測される仕様になっています。
>>参考:水素吸入器シェルスランの口コミ体験談|選んだ理由と使ってみた結果
これは
・水素の濃さをとるか
・(たとえほぼリスクはゼロだとしても)安心感をとるか
という問題になると思います。
いずれにしても、リタエアーの水素ガス生成能力は家庭用として十分なレベルにあるのは間違いないと思います。
❷リタエアー連続吸引時間は基本120分
小型の家庭用水素吸入器は「熱を持ちすぎないために」といった理由で、連続運転に制限があるものがけっこうあります。
リタエアーの場合は運転モードが
- 15分
- 30分
- 45分
- 60分
と分かれていて、
連続運転については「120分運転したら60分休む」ということが推奨されています。
スイッチを押して再運転することで2時間まで連続運転できるわけですが、タイマーが60分までなのは少し残念ですね。
❸リタエアーの水素ガスの安全性は問題なし?
通常の水を電気分解して水素ガスをつくる場合、天然の水に含まれる塩化物イオンから「塩素ガスが発生するリスク」があります。
▲水道水の残留塩素ではなく、天然の水に含まれる「塩化物イオン」が原因になります。
そのため、多くの水素吸入器ではこの対策のために「普通の水は使えない」という制限があります。
リタエアーも同様で、
- 水素ガス発生のための「専用精製水」のみを使用
となっています。
そのため、塩素ガスなど有害ガス発生のリスクはないと考えて大丈夫でしょう。
市販の精製水は使用禁止
ただしリタエアーの場合は「レンタル」という特徴もあってか、
市販の精製水は使用禁止
という、他の水素吸入器にはない制限があります。
精製水が切れた場合は、レンタル元のリタハートインターナショナルさんに注文する必要があるので注意しましょう。(オンラインで注文できます)
❹リタエアーは水素水はつくれない?
リタエアーは水素ガス吸入専用の機器なので、水素水をつくることはできません。
ちなみに、
水素ガスを吸えるなら、水素水なんて意味ないんじゃないの?
と思われるかもしれませんが・・
これまでの研究によると「水素水ならでは」といえそうな効果も確認されているようです。
そのため「水素水も飲みたい」という方は、水素水生成機能もある他の吸入器を検討してみるといいでしょう。
❺リタエアーのランニングコストは?
リタエアーのレンタル費用以外のランニングコストは、
- 水素ガス発生のための「リタエアー専用精製水」:525ml x 6本入りで660円(税込)+送料700円
のみとなっています。(あとは電気代)
使用方法や頻度にもよりますが、専用精製水6本あれば1ヶ月は余裕でもつケースが多いと思います。
水素吸引器の中ではランニングコストは低い部類に入るといえるでしょう。
❻リタエアーのメンテナンス方法は?
日常的なメンテナンス作業は「リタエアー専用精製水の交換」です。
どれくらいの頻度で交換すればいいのかというと、電源をその都度OFFにするか、ONにしっぱなしか、で変わってきます。
リタエアーには内部LEDライトがあって、
- LEDによる除菌機能
というのがあります。
この除菌機能がOFFのときは1-2日ごとに精製水を交換する必要がありますが
常に電源ON状態にして除菌機能が働いていれば10日に1回の精製水交換で大丈夫です。
❼リタエアーのサイズ感や重量は?
リタエアーのサイズ感は
サイズ:185 x 185 x 280 mm
重量:2.7kg
となっています。
取り回しについてまとめると、
- 重さはそこそこある
- コンセントにつないで使用するタイプ
- 除菌のためには電源ONのままにする必要あり
という感じですね。
リタエアーを実際にレンタルをしてみた!
ではここから、実際にリタエアーをレンタルして使ってみたようすをご紹介します。
リタエアーのレンタルはオンラインで申し込むことができます。
▼詳しい申込み方法はこちらの記事をご覧ください。
レンタル費用/契約について簡単にまとめると・・
月額費用5,500円(税込)、申込み時に申込金が27,500円(税込)かかります。
・契約期間は3ヶ月以上で、それ以降はいつでも解約可
・万が一3ヶ月以内に解約する場合は違約金16,500円(税込)
となっています。
商品到着
本体の箱と、水素生成に使う「リタエアー専用精製水」(525ml x 6本入り)が届きました。
初回お届け分には専用精製水が付属してるのね。
内容物確認
内容物もシンプルな印象です。
では実際に使ってみましょう。
リタエアーの使用方法
リタエアーを初めて使うときは、以下のステップで使うことができます。
2回目以降の使用は「STEP4」からでOKです。
「ろうと」を使って専用精製水を注入します。
入れるのは「MIN」(80ml)と「MAX」(240ml) の間であればOK。
メニューボタンを押してモードを「自動洗浄」にしてから、スタートボタンを押します。
1分間の自動洗浄モードが作動します。(自動洗浄は最初に使うとき、または長期間使わなくて久しぶりに使用するときに作動させます)
自動洗浄後はタンク内の水を取り替える必要があるため、いったん排水します。
使用直後は内部の精製水が高温になっているので要注意。
黒いキャップを左にまわすとキャップがとれて排水できます。
STEP1と同じように、専用精製水を入れます。
メニュー(MENU)ボタンを押すとモード選択ができます。
- 水素ガス:通常の水素ガス吸入モード
- 水素ミスト:よくある美容ミストのように、水素分子を含んだ水蒸気を吹き上げます
- アロマ:オプションのアロマパーツと市販のアロマオイルを使って、精油の効果が楽しめます
さらに「DOWN」「UP」のボタンで、作動時間を調整できます。
- 水素ガス吸入:15分、30分、45分、60分
- 水素ミスト:30分、60分、120分、180分
以上がリタエアーの使い方です!
あとは
・電源ONのままなら10日ごと
・OFFにするなら1-2日ごとに
ステップ3と4の「精製水入れ替え」を行います。
使ってみて感じたこと・・・リタエアーの口コミ体験談
私は日頃は「H2ヒーラー」という水素吸入器を使用しています。(注:記事執筆当時)
なので必然的にH2ヒーラーとの比較の上で、という話になる部分もあるのですが、
リタエアーを使ってみて感じたことをご紹介してみたいと思います。
1.水素吸入の体感
まず、これまで水素ガス吸入中の体感の変化を経験してきた私の体感からすると、
「リタエアーはしっかりとした水素吸入の効果が実感できる」
という感想を持ちました。
私はプロフィールにもあるとおり敏感体質なので感じやすいせいもあると思いますが・・・
・目の周りやあたまがすっきりする感覚
・細胞がうずうず(いきいき)してくるような感覚
(抽象的ですみません。。)
この辺りはわかりやすい変化でした^^
2.空気を送ることのメリット・デメリット
リタエアーの大きな特徴のひとつに、
ファンで人工的に空気(風)をつくって、カニューラ(カニューレ)のなかに空気を送り込む
というのがあります。(作動時にファンを動かすモーター音がします。)
普通は自然な流れで届くが・・
私が使っているH2ヒーラーなど多くの水素吸入器は、
発生した水素ガスがカニューラの中を通って鼻まで「自然な拡散作用」で届きます。
特に人工的に空気を送らなくても水素ガスは自然に鼻まで届くんですね。
ただ、水素ガスは「無味無臭」なので、
水素を本当に吸入できてるのかどうか、よくわからない・・(あまり何も感じられない)
という感想をもたれることもけっこうあります。
リタエアーのようにファンで風を送ることで、
空気が送られることで、吸入中に「吸ってる感」が感じられる
というメリットはあると思います。
空気の勢いがけっこうなものだった
私はリタエアーのような「空気を送り込むタイプ」の水素吸入器を使ったのは今回が初めてだったのですが、
けっこう送られてくる空気の勢いはあるんだな・・・
と感じました。
鼻の奥に吹き付けられるのが続くので、長時間吸入し続けるのはちょっと抵抗を感じる人もいるかもしれないな・・・と。
個人差はあるでしょうし、だんだん慣れていくかもしれませんが、リタエアーの特徴として気に留めておいたほうがいいポイントだと思います。
3.場所は固定して使用するイメージ
普段、コンパクトで充電式の「H2ヒーラー」を使っていると、
- 持ち運びしやすい
- 家のなかでもいろんな場所で水素吸入できる
- なので「ながら吸入」(何か他の作業をしながら水素吸入)がしやすい
- 1日の中で「水素吸入の時間」をつくりやすい
このようなメリットを感じています。
それに対してリタエアーは
- コンセント式
- 除菌のためにはコンセントをつないで電源をONにし続ける必要あり
- 重量はそこそこある(2.7kg)
という特徴から「1ヶ所に固定して使う」使用イメージをもちました。
ただその分(コンセント式ということから)水素ガスの出力は安定して高いように感じます。
「毎日固定した場所で、しっかり水素吸入の時間をとれる」という方であれば、リタエアーはかなりおすすめできると感じています。
4.寝ながら使えないのは残念
個人的な話ですが、普段は毎日寝るときに水素吸入しながら眠りについています。
寝るときであれば、1日のなかで水素吸入のための時間がとれなかった日でも確実に吸入時間を確保できるからです。
リタエアーの場合は「使用しながらの睡眠は絶対にしないでください」という注意書きがあり、「水素吸入しながら眠る」という使い方はできないようです。
この点が個人的には残念に感じました。(安全のため、仕方ありませんが。。)
ただ、どちらにせよリタエアーの水素吸入の運転タイマーは最長で60分なので、そこまで就寝中の吸入にこだわる必要はないかもしれません。
父にも使ってみてもらった結果
私と同じく普段H2ヒーラーを愛用している父にも、リタエアーを使ってみてもらいました。
もらえた感想は・・・
- 空気が送られてくるので、「何か吸ってるんだな」という感じは感じやすい
- 10日に1回水を換えるのを覚えておくのはちょっとめんどくさい
とのことでした。
やはり「吸ってる感」が感じられるのはメリットのひとつといえそうですね。
まとめ
以上、今回はレンタルできる水素吸入器「リタエアー」についてご紹介してみました。
これまで見てきたリタエアーの特徴を「メリット」「デメリット」にわけてまとめてみましょう。
- 月額5,500円(税込)というリーズナブルな価格で水素吸入できる(申込金別途27,500円)
- 水素ガスの出力は安定して高い
- 空気が送られてくるので「吸ってる感」が感じられる
- メンテナンスがシンプルで、ランニングコストも低め
- 移動して使うのにはあまり向いていない
- 空気が送られてくるのが気になる人もいるかも(モーター音も)
こんな感じでしょうか。
とにかく初期費用を何十万円もかけずに、ある程度高いレベルの水素吸入を自宅で始められるというのが一番の魅力です。
3ヶ月使用すればいつでも解約できるので、
「いきなり大きな費用はかけられないけど、試しに水素吸入を毎日やってみたい」
という方にとってもよい選択だと思います。
\ オンラインで申し込みできる /
- 月額5,500円(税込)というリーズナブルな価格で水素吸入できる
- 毎分100mlと家庭用として十分な水素ガス発生量
- 空気が送られてくるので「吸ってる感」が感じられる
- メンテナンスがシンプルで、ランニングコストも低め
- 空気が送られてくるのが気になる人もいるかも
- 空気を送るため、作動音が比較的大きい
\ オンラインで申し込みできる /
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