水素吸入器の『JHyPA認証』ってどんな認証?意味はあるの?|水素吸入器の選び方

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スイスピ管理人 KON(一般社団法人水素健康推進協会認定 水素健康インストラクター / 日本分子状水素普及促進協会個人会員)
子供のころから敏感体質・虚弱体質に苦しんできたのですが、水素と出会ったのをきっかけにして体質がかわり、毎日をフルに活動できるようになりました。
そこから水素の医学研究や様々な製品にも興味を持つようになり、一般社団法人水素健康推進協会認定講師『水素健康インストラクター』の資格をとるまでになってしまいました。
当サイト「スイスピ」では私の個人的な体験や主観をもとに記事を作成しており、広告リンクを含む製品の紹介も行っています。

市販の水素吸入器には、

『JHyPA(日本分子状水素普及促進協会)』
読み方は「ジェイハイパ」

という団体による認証があるのはご存知でしょうか?

水素吸入器を選ぶ際、何を基準にしていいか迷う人にとって、このような認証の存在は気になるところだと思います。

>>JHyPAの認証を取得している水素吸入器のひとつ「ピュアラスキューブ プレミア」

(参考記事:【5年保証】水素吸入器ピュアラスキューブプレミアを体験してきました!|水素吸入器の口コミ体験談

しかしこの認証が実際にどのような意味を持つのか、はっきりしていない方も多いかもしれません。

今回は、

「JHyPA認証って本当に意味があるの?」
「認証を受けていない水素吸入器は危険なの?」
「なぜ一部のメーカーは認証を受けていないの?」

これらの疑問について考えながら、JHyPAの認証事業の意義と現状についてご紹介してみたいと思います。

YUIさん

水素吸入器の◯◯認証って気になる!

という方は参考にしてみてください。

もくじ

JHyPA(日本分子状水素普及促進協会)とは?

JHyPA(日本分子状水素普及促進協会)は、『分子状水素の正しい理解と適切な普及』を目指して設立された団体です。

正式には一般財団法人日本分子状水素普及促進財団の中の会員制の業界団体としてJHyPAが存在します。

一般財団法人日本分子状水素普及促進財団および日本分子状水素普及促進協会(JHyPA)の目的は、分子状水素が正しく理解され、社会的に適切な普及を促進することです。

一般財団法人日本分子状水素普及促進財団 |日本分子状水素普及促進協会

理事長/会長は太田成男氏

この団体について特筆すべき点は、水素医学研究の第一人者である太田成男氏が理事長/会長を務めているということです。
(一般財団法人日本分子状水素普及促進財団の理事長兼、日本分子状水素普及促進協会会長)

管理人KON

太田氏のような世界的に認められた研究者が理事長を務めているということは、この団体の方針や活動が、最新の科学的知見に基づいていることを表しているといえるでしょう。

水素水や水素吸入器の認証事業を行っている

JHyPAのホームページでは、その役割について次のように述べられています。

本財団と本協会の役割は、必要に応じて社会的な認知の基となる行政的な認可や承認を促進し、それに基づく分子状水素関連産業を育成することです。

一般財団法人日本分子状水素普及促進財団|日本分子状水素普及促進協会

このように、「行政的な認可や承認の促進」をとおして、水素関連産業の育成を目指している団体なんですね。

この理念をもとに、JHyPAは水素関連製品である水素水や水素ガス発生装置(水素吸入器)に対する独自の認証基準を設けています。

この基準を満たす水素製品に「JHyPAによる認証」が付与されるというわけですね。

管理人KON

具体的にJHyPAの「認証マーク」というものも与えられます。

JHyPAの認証マーク

JHyPAによる水素ガス発生装置(水素吸入器)の認証基準

では水素ガス発生装置(水素吸入器)についてJHyPAはどのような基準を設けているのかみてみましょう。

>>水素ガス発生装置の認証|日本分子状水素普及促進協会

JHyPAが設定している水素ガス発生装置の認証基準には、主に以下の3つの要素が含まれています。

① 水素ガス発生量

JHyPAの認証基準では、基本的に「1分間に200mL以上の水素ガスを発生させる能力」が必要とされています。

この基準の背景には、これまでの多くの動物研究と臨床研究で使用されてきた有効水素濃度(1.3〜4%)があるとされています。

②水素ガスの純度

水素ガスの安全性を左右する「純度」についての基準としては、『精製水でPEMモジュールを使用する場合には問題なしとする』とされています。

これは精製水を使用したPEM式の水素発生の場合、水素純度が極めて高くなることが一般的だからだと思われます。

PEM式とは?

PEM式とは水の電気分解によって水素を発生させる方式のひとつで、PEM(Polymer Electrolyte Membrane=固体高分子膜/イオン交換膜)を使った還元反応で水素を発生させます。

特徴として

  • 生成される水素の純度が非常に高い
  • 装置がコンパクトで済む

という点があり、多くの水素吸入器でPEM式が使われています。

PEM式でない機器の場合は、別途水素ガス純度についてのレポートが必要とされています。

③ 安全性

水素は、4%以上では燃焼の可能性がありますので、多すぎれば多いほど良いというわけではありません。

水素ガス発生装置の認証

との表記があり、安全性の観点から

「水素ガス発生量は多いほどよいわけではない」

という警鐘がならされています。

それに伴い、『鼻カニューレで100%の水素ガスを吸引した場合、水素ガスは体内に入るので問題ないが、1分間に600mL以上の水素が発生する場合は、別途安全対策が必要』とされています。

管理人KON

「水素ガス発生量は多ければ多いほどよいわけではない」という話はあまり知られていないかもしれないので、強調すべきポイントかなと思います。

(参考記事:水素吸入器の水素ガス発生量、最適なのはどれくらい?【要注意】多ければいいとは限らない

また、使用時は火気厳禁とすることが徹底されています。

④ 電気製品としての保証

JHyPAは、認証製品に対して1年間以上の製品保証を求めています。

また、電気安全性の観点から、直接100Vに接続する機器の場合、PSE(電気用品安全法)の技術基準試験及び経済産業省への申請が必要です。


管理人KON

水素吸入器については、以上のような基準がJHyPAによって設定されています。

JHyPAによる認証の意義と現状

水素吸入器の市場が拡大する中、JHyPAの認証制度のような形で水素吸入器の「品質」「安全性」についての明確な基準を設けることは、消費者の安心と業界全体の健全な発展につながるという意味で、意義のある活動だと思います。

認証を受けた製品は「JHyPAが定めた基準」を満たしていることが保証されているので、消費者は製品選択の際の一つの指標として活用することができるでしょう。

YUIさん

たしかにこの認証を受けていれば、一定の安心感は得られるね。

現状の課題

ただし、この認証制度には課題がないわけではありません。

実際には、すべての水素吸入器メーカーがJHyPAに、そしてその認証制度に参加しているわけではないという点です。

これは、製品の特性や企業の考え方・方針の違いなど、さまざまな理由によるものと考えられます。

管理人KON

すべてのメーカーがこの認証制度に一致して参加しているわけではないという現状があるんですね・・。

というわけで、JHyPAの認証は水素吸入器の品質を判断する上で価値のある指標の一つではありますが、現状では認証の有無だけで製品の優劣を判断することはできないと言えるでしょう。

私たち消費者の判断基準として「JHyPAの認証基準」を使うこともできる

ただし、JHyPAの認証基準は水素吸入器の「品質」と「安全性」において信頼に値するものです。

たとえそのメーカーがJHyPAに参加せず、その認証を取得していない場合でも、私たち消費者がこの【認証基準】をひとつの参考にして製品を判断することは十分可能だと思います。

管理人KON

JHyPAの認証基準は、それ自体が製品選びの大きなヒントになるという点で、私たち消費者にとって役立つものだと言えるでしょう。

まとめ

以上、今回はJHyPA認証制度の意義と課題についてご紹介しました。

JHyPAの認証制度は、水素医学研究の第一人者である太田成男教授が代表を務めていることから、科学的な信頼性が高く、水素吸入器を選ぶ際の「品質」と「安全性」の重要な指標となっています。

こうした明確な基準があることは、迷いやすい消費者にとって安心材料のひとつと言えるでしょう。

ただ一方で、すべてのメーカーが認証に参加しているわけではなく、各メーカーの考え方や企業方針の違いから、あえて参加しないケースも見受けられます。

そのため、「JHyPA認証の有無」だけで製品の優劣を判断することは難しいのが現状です。

最終的には、各製品の特徴や自分の使用目的、予算などをしっかり見極めながら選ぶことが大切でしょう。

今後、このような認証がさらに広がり、より多くの人が安心して水素吸入を取り入れられるようになることを期待したいですね。

この記事を書いた人
スイスピ管理人 KON(一般社団法人水素健康推進協会認定 水素健康インストラクター)
子供のころから敏感体質・虚弱体質に苦しんできたのですが、水素と出会ったのをきっかけにして体質がかわり、毎日をフルに活動できるようになりました。
そこから水素の医学研究や様々な製品にも興味を持つようになり、一般社団法人水素健康推進協会認定講師『水素健康インストラクター』の資格をとるまでになってしまいました。
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