以前、水素吸入器の「吸入チューブの水滴問題」について、こんな記事を書きました。
▶ 関連記事:水素吸入器の吸入チューブ(カニューレ)の水滴がカビの原因に?見えないリスクと「湿度調整機能」という本質的対策

上記の記事では、
- 吸入チューブの水滴を放置することで有害なカビ等が発生し、吸入時に影響を受けるリスク
- その対策方法
についてお伝えし、その「究極の対処法」として、
「湿度調整機能等の性能により、そもそも吸入チューブに水滴がつきにくい設計の機種がある」
とご紹介しました。
今回の記事では、その「吸入チューブに水滴がつきにくい設計の機種」の代表的機種である「シェルスラン・プロ・ユー」と「Hhuhu【ふふ】」について、販売元さんからレビュー用に機器をお借りできた際に、
管理人KONほんとうに水滴がつきにくいのかな・・? 確かめてみたい!
と思い、実際に実験してみた結果をお伝えしてみようと思います。
とても興味深い結果になったので、水素吸入器選びの参考にしていただけると嬉しいです。
実験の概要
今回の実験の概要は以下のとおりです。
実験に使った機種
今回実験に使用したのは、以下の3機種です。
- Hhuhu【ふふ】
吸入チューブに水滴がつきにくい性能あり(湿度調整機能+気液分離器内蔵)
- シェルスラン・プロ・ユー
吸入チューブに水滴がつきにくい性能あり(湿度調整機能+気液分離器内蔵)
- シェルスラン・プロ(旧モデル・現在廃番)
吸入チューブに水滴がつきにくい性能無し(気液分離器は外付け)
※父が愛用中のものを借りてきました
「吸入チューブに水滴がつきにくい性能あり」の二機種(Hhuhu【ふふ】とシェルスラン・プロ・ユー)に加え、
「吸入チューブに水滴がつきにくい性能無し」(湿度調整機能と気液分離器の内蔵化を持たない)機種である、旧タイプの「シェルスラン・プロ」も比較対象として参加してもらいました。
管理人KON旧タイプのシェルスラン・プロは父が使用しているので借りてきました。
実験の条件
【期間】:14日間
1日あたりの運転時間:8時間
【確認方法】 :毎日、運転終了後にカニューレ内側を目視確認・撮影
【環境】:自宅室内(実験期間中、同一環境)
1日8時間というのは、ヘビーユーザーに近い使い方です。
「これだけ使えば、差が出るなら出るはず」という条件で設定しました。
14日間の実験結果
では実際の実験結果を見てみましょう。
Hhuhu【ふふ】の結果
まずHhuhu【ふふ】の結果はこちら:
14日間(1日8時間)、カニューレへの水滴の付着は一度もありませんでした。
毎日確認しましたが、チューブの内側はいつも乾いた状態でした。


シェルスラン・プロ・ユーの結果
シェルスラン・プロ・ユーの結果はこちら:
14日間(1日8時間)、カニューレへの水滴の付着は一度もありませんでした。


管理人KON2機種とも「ほんとうにつかないのか・・?」と毎日確認していましたが、「やっぱりつかない」という結果でした。
シェルスラン・プロ(旧モデル・廃番)の結果
では、「吸入チューブの水滴がつきにくい性能がない」旧モデルはどうだったか、結果は・・
実験期間中、カニューレに水滴がつく日が複数ありました。

旧シェルスラン・プロはもともと、比較的放熱性に優れた設計だと思います。
そのため、湿度調整機能を持たない機種の中でも吸入チューブ内の結露は起こりにくい部類だと思いますが、それでも水滴が確認される日がありました。
なぜ差が出るのか?「湿度調整機能+気液分離器の内蔵化」という組み合わせ
なぜHhuhuとシェルスラン・プロ・ユーでは水滴がつかなかったのでしょう?
詳しくはこちらの記事でご紹介していますが、ここでも簡単に整理しておきます。
この2つの機種はどちらも「吸入チューブに水滴がつきにくくなる」同じメカニズムを搭載していて、それが「水素ガス湿度調整機能」+「気液分離器の内蔵化」の組み合わせです。
① 水素ガスの湿度調整機能
水素吸入器は、水を電気分解して水素ガスを発生させる際に熱が生じ、ガスに余分な水蒸気が含まれやすくなります。
この水蒸気がチューブ内で冷やされることで、水滴として現れてくる・・というのが、水滴発生のメカニズムです。
Hhuhuとシェルスラン・プロ・ユーには、この水素ガスの湿度を常に50〜65%の範囲に保つ「湿度調整機能」が搭載されています。
送り出す水素ガスの水分量を根本からコントロールすることで、チューブ内での結露が起きにくくなるようです。
管理人KONちなみに50〜65%という湿度は、人の鼻・喉の粘膜にとって快適な範囲でもあるので、長時間吸入しても乾燥感や刺激感が出にくいというメリットも生まれます。
② 気液分離器の内蔵化
一般的な水素吸入器には「気液分離器」「集水ボトル」と呼ばれる外付けのパーツが付属していて、ガスに含まれる余分な水分をある程度取り除く役割を果たしています。

Hhuhuとシェルスラン・プロ・ユーは、この気液分離器が本体に内蔵されており、「水素ガスの湿度調整機能」をあわせて、吸入チューブに水滴がつきにくい設計を実現しています。
▼外側に気液分離器が付いていないHhuhu【ふふ】の形状

外付けボトルがない分、見た目もスッキリしますし、水の入れ替えなどのメンテナンスの手間が減るというメリットもあります。
管理人KON私もHhuhu【ふふ】やシェルスラン・プロ・ユーを使ったとき、「気液分離器」が外側にドーンとくっついていない見た目のよさ以外に、取り回しもしやすくメンテナンスも楽という、たくさんのメリットがあると感じました。
まとめ
以上、今回は「吸入チューブに水滴がつきにくい設計」の水素吸入器について、「ほんとうに水滴がつかないのか、実験した結果」についてお伝えしてきました。
あくまで今回の実験の範囲内ではありますが、「湿度調整機能+気液分離器の内蔵化」という組み合わせが、実際に吸入チューブ内側の水滴付着を防いでいることが確認できました。
もしかすると、1日数時間程度の短時間の使用であれば差は出にくいかもしれません。
ですが、長時間・毎日使う方ほど、この機能の有無は「衛生面」や「メンテナンス面」で違いを生んでくると感じます。
「健康のために水素吸入を続けるなら、その衛生環境にも気を配りたい」
「カビの心配をせずに安心して水素吸入を続けたい」
という方にとって、今回の実験がひとつの参考になれば嬉しいです。
吸入チューブの水滴問題の背景(カビのリスク・一般的な対処法)は、以下の記事で くわしくご紹介しています。
「Hhuhu【ふふ】」「シェルスラン・プロ・ユー」のレビュー記事はこちらからどうぞ。








