水素吸入器の購入やレンタルを検討する際、
できたら購入前に体験できたらな・・
と思う人は少なくないと思います。
実際の機器の取り回しや使い勝手、作動音などの確認はもちろん、敏感な方の場合水素ガス発生量の違いや「水素ガスのみか、水素+酸素混合ガスか」の違いによっても、吸入時の快適さや感じられる効果が違ってくることがあります。
そのような違いを事前に確かめられると安心して購入・レンタルなど次のステップにすすめますよね。
すべての水素吸入機が事前に体験できるわけではありませんが、中には
- 導入済み施設
- メーカーでの無料体験
- お試しサービス
などで実際の吸入体験を試せる機種も存在します。
今回は、「事前の吸入体験」が可能な水素吸入器をピックアップし、実際に水素吸入を体験する方法についてお伝えしてみたいと思います。
水素吸入器を事前に体験してみたい、という方はぜひ参考にしてみてください。
❶ 「水素+酸素混合ガスを吸入するタイプ」の体験方法
水素吸入には大きく分けて
- 水素+酸素混合ガスを吸入するタイプ
- 水素ガスのみを吸入するタイプ
という2種類があるので、まずは①の「水素+酸素混合ガスを吸入するタイプ」について見ていきましょう。
具体的には、がん治療で実績のある『くまもと免疫統合医療クリニック』などで使われている「ハイセルベーター」シリーズです。
❶-1「ハイセルベーター」シリーズ(水素+酸素混合ガス)が体験できる施設
ハイセルベーターシリーズは、がん治療や眼科治療、スポーツ医学など、幅広い分野で活用されている高性能な水素吸入器です。
ハイセルベーターシリーズ一覧
機種名 | 水素ガス発生量 | 価格(税込) | サイズ・重さ |
---|---|---|---|
ET120 | 1300ml/分 | 2,915,000円 | 高760×奥行350×幅390mm/31kg |
ET100 | 1200ml/分 | 2,420,000円 | 高800×奥行360×幅425mm/39kg |
HX90 | 1000ml/分 | 2,189,000円 | 高345×奥行365×幅630mm/36kg |
PF72 | 850ml/分 | 1,760,000円 | 高530×奥行450×幅290mm/23kg |
ハイセルベーターには以下のような特徴があります。
- アルカリ水電気分解方式を採用し、水素と酸素の混合ガス(比率2:1)を生成
- 水素ガス発生量は機種により850ml/分から1300ml/分と豊富
- 医療機関での使用実績が豊富
ハイセルベーターシリーズは高価格帯の製品でレンタルにも対応していますが、導入済みの施設で実際に体験してみることも可能です。
またメーカーであるヘリックスジャパン社直営の「トライアルスペース銀座」では、ハイセルベーターシリーズ全機種の無料体験が可能です。
私が知る限りでは、水素+酸素混合ガスの吸入体験ができるのは、ハイセルベーターシリーズのみとなっています。
❷「 水素ガスのみ吸入するタイプ」の体験方法
次に「水素ガスのみを吸入するタイプ」の水素吸入器を体験する方法についてみていきましょう。
❷-1 H2JI1(株式会社ドクターズ・マン)
H2JI1は、慶應義塾大学水素ガス治療開発センターなど、国内外の研究機関や医療機関で採用されている高性能な水素吸入器です。
▼H2JI1について、詳しくはこちらの記事を御覧ください。
>>ドクターズ・マン社の水素吸入機『H2JI1』を体験!医療・研究用途でも使われている水素吸入機の実力は?
H2JI1スペック表
価格 | 要問い合わせ |
---|---|
水素ガス発生量 | 250ml/分 |
水素ガス純度 | 99.999%以上 |
使用できる水 | 高純度精製水(推奨メーカーあり) |
運転時間 | 24時間365日可能 |
電解セル寿命 | 50,000時間 |
水素水生成は? | オプションで可能 |
サイズ | W230mm×D370mm×H480mm |
重さ | 13kg |
保証期間 | 1年 |
H2JI1には以下のような特徴があります。
- 科学的エビデンスに基づいた設計(血中水素飽和度2.0%を実現)
- 水素ガスのみを生成(水素ガス発生量250ml/分、純度99.999%以上)
- 高い耐久性(24時間365日運転可能、電解セル寿命50,000時間)
- 医療・研究機関での高い評価と採用実績
国内外の医療や研究用途でも使用されているだけあって、高性能な水素吸入機ですね。
H2JI1を体験できる導入施設(クリニック・治療院など)
H2JI1を導入している施設は全国にあり、それらの施設で実際にH2JI1の吸入をすることができます。(要問合せ)
H2JI1を体験できる施設の一覧はドクターズ・マン社のホームページに掲載されています。
>>導入先施設|水素吸入機H2JI1(ページ後半の「導入先施設」参照)
ドクターズ・マン社での無料吸入体験
神奈川県横浜市青葉区のドクターズ・マン社を訪問できる方は、ドクターズ・マン社でH2JI1の無料吸入体験をすることもできます。(要予約)
>>Googleマップ|株式会社ドクターズマン 神奈川県横浜市青葉区
購入を検討中の方には全国対応でデモ機の貸出も
また、本当に購入を検討している方のために、全国対応でデモ機の貸出も行っているそうです。
こちらもデモ機の台数に限りがあるため、要問合せとなります。
>>ドクターズ・マン社での無料体験、またデモ機の貸出に興味のある方はこちらからご連絡ください。
❷-2 ピュアラスキューブプレミア(株式会社ドクターズチョイス)
ピュアラスキューブプレミアは、H2JI1と同じ「水素ガス発生量:250ml/分」の水素吸入器です。
ピュアラス プレミアのスペック表
価格(税込) | 498,300円(税込) ※期間限定キャンペーン価格 448,470円(税込) |
---|---|
水素ガス発生量 | 250ml±10%/分 |
水素ガス純度 | 99.995%(発生する気体中の水素濃度) |
使用できる水 | 精製水のみ |
運転時間 | 10分/30分/1時間/2時間/3時間/8時間/10時間タイマー |
水素水は? | 専用タンブラー(オプション)を接続して生成可。 |
サイズ | 幅145x奥行き145x高さ278mm |
重さ | 約1.85kg |
充電パワー | 充電ではなくコンセント式 |
日々のメンテナンス | 精製水随時補充 500時間ごとにイオンフィルター交換 |
保証期間 | 5年(消耗品/消耗部分を除く) |
水素ガス発生量は価格242万円(税込)のH2JI1と同じですが、電解セルの寿命がH2JI1は50,000時間なのに対し、5,000時間と水素吸入機として一般的な値となっています。
ドクターズチョイス社での無料吸入体験
東京飯田橋のドクターズチョイス社を訪問できる方は、ドクターズチョイス社でピュアラスキューブ プレミアの無料吸入体験をすることができます。(要予約)
購入を検討中の方には全国対応でデモ機の貸出も
また、購入を検討している方のために、(機体に空きがあれば)全国対応でデモ機の貸出も行っているそうです。
こちらもデモ機の台数に限りがあるため、要問合せとなります。
>>ピュアラスキューブプレミアについてのお問い合わせはこちらから|株式会社ドクターズチョイス
❷-3 Hhuhu【ふふ】、シェルスラン・プロ、シェルスラン・エレ
Hhuhu【ふふ】、シェルスラン・プロ、シェルスラン・エレは、すべて『水素ガスのみを吸入するタイプ』の水素吸入器で、それぞれ以下のスペックとなっています。
Hhuhu【ふふ】 | シェルスラン・プロ | シェルスラン・エレ | |
---|---|---|---|
価格(税込) | 880,000円(税込) | 495,000円(税込) | 327,800円(税込) |
水素ガス発生量 | 500ml±10%/分 | 300ml±5%/分 | 150ml±10%/分 |
水素ガス純度 | 99.995% | 99.995% | 99.995% |
運転タイマー | 2時間/8時間 | 2時間/4時間/8時間/インターバルモード | 4時間 |
サイズ | 幅260mm×奥行229mm×高さ280mm | 幅200mm x 奥行250mm x 高さ380mm | 幅116mm×奥行131mm×高さ220mm |
重さ | 5kg | 6kg | 1.5kg |
保証期間 | 1年 | 1年 | 1年 |
神奈川県藤沢市のインタークリスティーヌ社ショールームで体験可能
3機種ともに、販売会社である株式会社インタークリスティーヌのショールーム(神奈川県藤沢市)にて実物を確認することができます。(要予約)
ショールームでは「コンシェルジュ」と呼ばれる水素製品の専門スタッフが各製品の説明や操作方法について教えてくれます。
「水素吸入体験」については
2〜3分の水素吸入もご体験いただけます。
水素ショールーム|株式会社インタークリスティーヌ
とのことで限定的にはなっていますが、一度に上記3機種(希望であれば他の機種も)を体験できるのは貴重な機会といえるかもしれません。
とはいえ、何十分も水素吸入を体験できるわけではないので、この機会に確認するとよいのは、
- 機器の実際のサイズ感や取り回しのしやすさ
- 運転時の音の大きさ
- 操作パネルの使いやすさ
このような点ですね。
長時間の体験はできないため、詳細体験記事を参考に
これらの機種については全国対応のデモ機貸出サービスは行っていないため、じっくりと長時間の体験というのは難しいです。
その代わりになるかどうかはわかりませんが、スイスピではこの3機種についての体験記事がありますので、よかったら参考にしてみてください。
>>医療用レベルの家庭用水素吸入器Hhuhu【ふふ】実機レビュー|水素ガス発生量500ml/分を体験してみた
まとめ
以上、今回は水素吸入器の体験方法についてご紹介しました。
体験するにあたってひとつ注意すべきなのは、
ということです。
体の感じ方や変化の現れ方には大きな個人差があり、水素に対する敏感さも人によって異なるため、体験時に何も感じなくても、それが効果がないことを意味するわけではありません。
体験のときに、体感できる効果を期待しすぎないことが大切ってことね。
そういうことだね。
体験時にはむしろ以下の点に注目することをおすすめします。
- 機器の操作感:日常的に使用する上で、操作が簡単で分かりやすいか
- 使い勝手:設置場所や移動のしやすさなど、生活空間に馴染むか
- 運転音:長時間使用しても気にならない音量か
- メンテナンス性:日々のお手入れや定期的なメンテナンスが簡単に行えるか
つまり、「この機器を生活の中に置いて、毎日ストレスなく使い続けられるだろうか」という視点で体験することが重要です。
水素吸入は継続することで効果が期待できるものなので、長期的に使用できる機器を選ぶことがたいせつです。
体験の機会を活用し、自分のライフスタイルに合った水素吸入器を見つけていただければと思います。