水素吸入器のなかでも「コンパクトさ」「スタイリッシュさ」にすぐれている「ケンコス4」。
今回は「ケンコス4」について、
- 水素ガス濃度はどれくらい?
- メンテナンスやランニングコストは?
- 水素ガス吸引器としてどんな評価になるの?
といった疑問について、詳しくレビューしてみたいと思います。
ケンコス4を検討中の方は参考にしてみてください。
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ケンコス4ってどんな水素吸入器?
ケンコス4のスペックは以下のとおりです。
価格 | 43,450円(税込) |
吸引は口から?鼻から? | 口 |
水素ガス濃度 | 最大0.13% |
連続吸引時間 | 5分まで |
水素水は? | なし |
サイズ | 24x55x132mm |
重さ | 128g |
充電パワー | 1回のフル充電(約2時間)で 水素のみ吸引:40分 通常モード:20分 |
日々のメンテナンス | ・フレーバーカートリッジ 3本入り1箱 2,700円 ・電解液1月分 1500円 ・電解槽(約6ヶ月分) 6700円 |
保証期間 | 1年 |
ではまず、ケンコス4にはどんな特徴があるのかについてみていきましょう。
ケンコス4の特徴❶ 3つの吸引モード。煙が出るのは「フレーバー使用時」のみ。
ケンコス4には3つの吸引モードがあります。
- 水素モード
- フレーバーモード
- 水素+フレーバー併用モード
❶「水素モード」の場合、水素ガスは無色透明の気体なので煙のようなものは何も見えず、「味」もありません。
❷「フレーバーモード」では、白い水蒸気がたばこの煙のように発生します。(※水素は吸えません)
フレーバーは「キシリトールメンソール」「ビタミンレモン」「カテキングリーン」「タバコフレーバー」の4種類。
❸「水素+フレーバー併用モード」は「フレーバ付きで水素ガスを吸入できる」モードです。
メインは「水素+フレーバーモード」かな?
ケンコス4を試した経験からいうと、フレーバーなしの水素モードもありだと思うよ。
タール・ニコチンはゼロ
見た目が電子タバコっぽいところから、「ケンコス4にはタールやニコチンが入ってるの?」と疑問をもたれるケースがありますが、タールもニコチンも入っていません。
ただ「フレーバーモード」使用時は水蒸気の煙が出て、見た目は電子タバコにしか見えないので、まわりの人への配慮は必要になるかと思います。
ケンコス4の特徴❷ 安全性への配慮
ケンコス4はかなり小型なので、電気分解による水素発生時は「本体の過熱」に気をつける必要があります。
そのための安全対策として、
- 本体を75度以上傾けると水素発生がとまる「ジャイロセンサー」内蔵
- 水素を5分以上発生させ続けると自動で停止する「過熱防止セーフティロック」
- 20分なにも操作しないと自動で電源がオフになる「自動電源オフタイマー」
このような機能がそなわっています。
ケンコス4の特徴❸ 2時間のフル充電で20〜40分使用できる
ケンコス4の電源はリチウム式の充電池となっていて、
約2時間のフル充電で
- 水素モードのみの場合は約40分
- 水素+フレーバー併用モードの場合は約20分
の使用ができます。
1回の使用は5分が基本。連続吸引はNG!
ただし、1回の使用は「5分まで」というのが基本で、それ以上の連続吸引はNGとなっています。
(※次の吸引までは最低10分ほどの間隔をあける)
これはおそらく本体サイズが小さいため、連続吸引すると発熱量に耐えられなくなる可能性があるからだと思われます。
ちなみに1日の推奨使用時間は「1回5分 x5回」とのこと。
だいたい1回のフル充電分を1日で使い切るイメージですね。
ケンコス4の特徴❹ スタイリッシュかつ「口から吸う」ので、外出先での水素吸引がしやすい
ケンコスシリーズの最大の強みは「スタイリッシュに水素吸引ができること」だといえます。
水素吸引器は「鼻から吸うタイプ」がほとんどで、この場合鼻から吸うための専用のカニューラをつける必要があります。
外出先でひと目につくところで使うのはちょっと抵抗がある人もいるでしょう。
ケンコス4は電子タバコのような見た目なので、
「外出先でかっこよく水素吸引したい」
というニーズにはもっとも合った水素吸引器といえます。
ケンコス4の水素ガス発生量「8ml/分」の評価は?
「外出先でかっこよく水素吸引できる」といっても、いちばん大事なのは
「どれくらいの水素を吸引できるのか?」
というポイントです。
ケンコス4の水素ガス発生量「毎分8ml」がどんな評価になるのか検証してみましょう。
ポータブル水素吸入器としては充分な量
水素吸入器は大きく分けて
- ケンコスのようなポータブルタイプの水素吸入器
- 家に置いて使う本格的な水素吸入器
に分けられます。
やはりポータブルタイプは水素ガス発生量が低く、現在市販されているものの例をあげると以下のようになります。
- ダブル水素ボトル:5.14ml/分
- ドクター水素ボトル:10ml/分
- ビューティフライ:17ml/分
ケンコス4はポータブル水素吸入器のなかでも最も小さいことを考えると、8ml/分という水素ガス発生量は充分な量といえると思います。
水素ガス発生量が少ないと意味がない?
もうひとつ気になるのが、
本格的な水素吸入器は毎分100mlとかの水素ガス発生量なのに、こんな量でも吸う意味があるの?
という疑問です。
たしかに医療で使用されている水素ガス吸入は「毎分数百ml」というのが当たり前になっていますが、だからといってケンコスのような水素吸入に意味がないとはいえません。
というのは水素分子には
- ごく少量でも大きな効果・変化が観察される
(そのメカニズムのすべてはまだ解明されていない)
という特徴があるからです。
たとえば水素水を飲んでも血中の水素分子濃度はほとんど変わりませんが、脳神経系へのよい影響が観察されたりします。
水素分子は遺伝子スイッチやホルモン分泌へ影響するため、少量でも間接的に効果を及ぼすと考えられています。
実際、スイスピに寄せられた声や一般の口コミをみても、10ml/分程度のポータブル水素吸入器で驚くような変化を体験されるケースも少なくありません。
実際にケンコスを使用した臨床試験結果も
また実際にケンコスを使用しておこなった臨床試験で結果がでていることも、「吸う意味がある」ことの裏付けになっています。
臨床試験で効果があることが示唆されている内容には以下のようなものがあります。
- 副交感神経が優位になり、鎮静・リラックス効果がえられる
- 脳のストレス低下
- 認知/記憶能力の活性化
こんな効果があるとしたら、仕事中にも吸いたくなるね。
ケンコス4のランニングコストはどれくらい?
ケンコス4は「本体価格は39,500円(税別)」と、水素吸入器のなかではかなり低価格です。
ただ、ランニングコストは他の水素吸入器に比べて高くなる可能性があるようです。
ケンコス4で水素吸入を続けるために必要なランニングコストについて検証してみましょう。
❶専用電解液
水素発生に必要な専用電解液は1,500円(税別)。
交換頻度については
1日30分ほどのご使用で約1ヶ月分です。
(株式会社アクアバンク)
(まったく使用しない場合も30日で交換が必要)
と公式サイトにあります。
なので普通に使用すると1ヶ月1,500円+税、1年で18,000円+税となります。
❷専用電解槽
電解水を電気分解するための電解槽は、ひとつ6,700円(税別)。
交換頻度は「1日5分x5回」の使用ペースで約半年となっています。(使用頻度にかかわらず、気泡がでなくなったら要交換とのこと)
1年で約13,400円+税となりますね。
❸フレーバーカートリッジ
水素のみを吸う「水素モード」の場合、いくら吸っても無味無臭なので、よほど「水素を吸うんだ!」という目的意識がある人でないと習慣化できないと思います。
味気なさを防ぎ、電子タバコのような味わいを得るためには「フレーバーカートリッジ」を使用する必要があります。
(「水蒸気の煙」を出すのにのもフレーバーカートリッジが必要です。)
フレーバーは4種類、
- キシリトールメンソール
- ビタミンレモン
- カテキングリーン
- タバコフレーバー
があり、それぞれ1箱に3本のフレーバーカートリッジが入っています。
1箱3本入りのお値段は2,700円(税別)。(タバコフレーバーのみ税別3,000円)
そして1本のフレーバーカートリッジで600回吸引することができます。
仮に1分間で6吸引(10秒で1回吸うペース)とすると・・
1日5分x5回吸引→1日で150吸引。
→1本のフレーバーカートリッジは約4日分
ということになります。
1箱(=3本)で12日分という計算になるので、
- 1ヶ月で2.5箱=6,750円(税別)
- 1年で30箱=81,000円(税別)
となりますね。
ケンコス4の年間のランニングコストは・・
以上❶❷❸を合計すると、年間の参考ランニングコストは
18,000円+13,400円+81,000円=112,400円(税別)
となります。
ただ、もし「味も煙(水蒸気)もなしで無味無臭の水素だけ吸入する」のであれば、
18,000円+13,400円=31,400円(税別)
となり、かなりコストを抑えることができます。
フレーバーも含めてフルに使うと10万円越えてくるのね・・
ランニングコストを抑えたい場合は「フレーバーなし」での使用もいいかもね。
一度ケンコスを試したことがあるけど、個人的にはフレーバーなしのほうが吸いやすかったよ。
ケンコス4はどんな人・用途に適した水素吸入器か?
ケンコス4最大の特徴は
- スマホとそれほどかわらない携帯性
- 鼻からではなく、口から吸入する
という特徴による、
- 「人前や外出先でも水素吸入しやすい」
という点にあると思います。
また、水素ガス発生量もポータブルタイプと考えれば充分なレベルにありますが、
・水素ガス発生量は本格的な水素吸入器に比べると少ない
・吸入できる時間も1回5分と短い
という特徴もあります。
以上のことから考えると・・・
ケンコス4がおすすめな人は・・
ケンコス4が特におすすめなのは
「仕事の合間や外出先でのすきま時間などにリフレッシュ水素吸入をしたい人」
です。
口から吸うため人前でも吸入しやすく、仕事のリフレッシュや気分を変えたいという目的であれば非常に使いやすい水素吸入器といえます。
ストレスのたまりやすいデスクワークの合間のなどにはとくにおすすめしたいですね。
ケンコス4がおすすめできない人は・・
逆に、水素ガス濃度が本格的なものほど高くなく、また吸入時間も限られる(連続吸入は5分までで、最低10分あいだを開ける必要あり)という特徴から、
「水素吸入の長期的な恩恵・効果を最大限受け取りたい人」にはおすすめできません。
そのような目的の方は、もう少し水素発生能力の高い本格的な水素吸入器を検討されたほうがよいでしょう。
まとめ
以上簡単ではありますが、話題の水素吸入器ケンコス4の注目ポイントと、おすすめできる人・できない人についてまとめてみました。
ケンコス4は(水素吸入器としては)本体価格が安いことから、
水素吸入、ちょっと始めてみようかな?
という人にとってとっつきやすい製品です。
「水素ガス発生量が低め」で「ランニングコストも意外とかかる可能性がある」という特徴はしっかり考慮する必要がありますが、いつでもどこでも水素吸入できるというのはやはり魅力です。
日常生活のなかで質のよいリフレッシュ方法を探している方であれば、検討してみる価値があると思います。
\ 期間限定特典あり /
- 外出先でも気軽に水素吸入できる
- ポータブルタイプとして十分な水素ガス発生量8ml/分
- フレーバーも使用するとランニングコストはかなりかかる