水素サプリはとくに「発生する水素量の計測が難しい」という特徴があるため、どの製品がいいのか判断が難しいです。
今回はそんな水素サプリのなかでも「医師グループによる監修で開発された」という特徴がある「H2サプリメント」というサプリについて検証してみました。
その結果、これまで飲んでいた水素サプリをやめて「H2サプリメント」に切り替えることにしたので、その判断をくだした理由も含めシェアしてみたいと思います。
「医師グループ監修」の水素サプリってどういうこと?
「H2サプリメント」の開発・販売している株式会社水素のCHIKARAの公式サイトをみてみると、次のような表記があります。
当社では、臨床水素治療研究会医師チームと一緒に、水素におけるより専門的な知識の向上とその活用を行うことで、 医療・健康、美容の発展に務めてながら、商品開発を積極的に進めています。
(出典:水素のCHIAKRAについて|株式会社水素のCHIKARA)
「臨床水素治療研究会」という団体の医師チームといっしょに商品開発をすすめられているようです。
でもこういう「〇〇研究会」って、実体がほとんどない名前だけの団体ってよくありますよね。笑
そこで「臨床水素治療研究会」で検索してみると・・
本当にありました!
実体がないどころか、多くの医師の方が参加されている、かなりしっかりした団体のようです。
活動内容も、
本研究会では水素を用いた各種疾病、治療について調査、研究を行い、水素治療における専門的な知識の向上とその活用を行う。
水素についてのセミナー、講習会を開催
4本柱①基礎編②生理/生化学編③臨床編④臨床応用編に分けて、各セミナー講習会を企画、開催
このような内容で、水素の医学研究とその研究結果にもとづいた製品開発をまじめにやっているのが伝わってきました。
この団体の医師チームと共同開発した水素サプリであれば、安心して試せそうに感じます。
ちなみに代表理事は、水素治療で有名な「辻クリニック」の辻直樹医師でした。
太田教授が開発に関わっている「水の素」に匹敵する信頼性
水素の医学研究の第一人者である太田成男日本医科大学教授が開発に関わっている「水の素」というサプリがあり、信頼性の高い水素サプリの代表といえます。
「H2サプリメント」はご自身のクリニックで水素治療を実践している辻医師をはじめとした医師グループが監修しているということで、製品としての信頼性は「水の素」に匹敵するといえそうです。
「H2サプリメント」各成分の安全性を調べてみた
サプリメントを選ぶときに気になる「成分の安全性」についてはどうなのでしょうか?
H2サプリメントの全成分を確認してみると、このようになっています。
念のため、それぞれの成分の安全性について調べてみました。
ドロマイト
ドロマイトはサンゴなどが海底に堆積して石灰岩になった後、そこに含まれるカルシウムの一部が海水中のマグネシウムに置きかわってできた、生物由来の鉱石です。
カルシウムとマグネシウムを豊富に含むため過剰摂取は避けたほうがいいですが、サプリメントでの微量摂取には問題ありません。
グァーガム分解物
グァーガムとはインド・パキスタン地方で栽培されている「グァー豆」からとれる水溶性食物繊維です。
現地では健康によい生理効果があるとされており、とくに危険性はありません。
臨床試験で便秘の改善や血中コレステロールの低下がみられた例があるようです。
難消化性デキストリン
「脂肪や糖の体内への吸収を穏やかにしてくれる」ということで「トクホ飲料」の多くに使われています。
安全性は高く、アメリカのFDA(厚生労働省にあたる)でも「1日の摂取量の上限を定める必要がないレベルで安全」と評価してます。
精製岩塩
「水の素」「ナチュラ水素」といった水素発生量が多い水素サプリで採用されているのが、この精製岩塩を使った水素生成法です。
安全性に問題はありません。
HPMC
錠剤を形づくるための増粘剤です。
安全性については厚生労働省の依頼による食品安全委員会の評価がでています。
HPMC は、体内動態に関する試験の結果から、ほとんど体内に吸収されないと考えられる。
また、毒性試験の結果から、本物質は遺伝毒性及び発がん性はなく、類縁の加工セルロースを用いた試験結果を参考にすると生殖発生毒性も示さないと考えられる。
ヒドロキシプロピルメチルセルロースの使用基準改正に関する添加物部会 報告書
「ほとんど体内に吸収されず、発がん性もない」という評価ですね。
未焼成カルシウム
貝殻などを乾燥させ、殺菌・粉砕してできる粉末です。主成分は「炭酸カルシウム」で安全性に問題はありません。
ビタミンC
単体でもサプリメントになっている「アスコルビン酸」ですね。とくに問題ありません。
クエン酸カルシウム、炭酸カリウム、二酸化ケイ素
この3つの成分に「炭酸マグネシウム」が加わると、「マイクロクラスター(フラガナン水素)」と呼ばれる水素発生剤になります。
H2サプリメントでは炭酸マグネシウムが入っていませんが、マイクロクラスターの安全性は「かなりの投与量でも毒性をしめさない」というデータが出ているようです。
高級脂肪酸
炭素を12個以上もっている脂肪酸のことで、固結防止剤として使用されています。
とくに危険なものではありません。
ということでH2サプリメントの全成分を確認してみましたが、特に安全性については問題ないといえそうです。
H2サプリメントの費用は?
サプリメントは継続することでその効果が期待できるようになるので、毎月のランニングコストも気になるところです。
H2サプリメントの価格は、
となっています。
これまで私が飲んできた「ナチュラ水素」も安くはありませんが、それでも定期便1ヶ月便価格が「8,130円(税別)」です。
H2サプリメントはかなり値段が高い印象ですね。
H2サプリメントは2ヶ月で1袋なので実はお得
ただ「H2サプリメント」1袋には60粒入っており、1Lの水素水に相当するのは1粒分です。
それにたいし「ナチュラ水素」は1袋90粒入りで、1Lの水素水に相当するのは3粒分。
つまり「ナチュラ水素1袋」が1ヶ月分とすると、「H2サプリメント1袋」は2ヶ月分になるのです。
となるわけで、ナチュラ水素よりも随分お手頃になるんですね。
安い水素サプリは信頼性が不安
水素サプリのなかには3,000円程度で購入できるものもありますが、水素発生方法が水素量にとぼしい「サンゴカルシウムのみ」だったりと、品質には疑問が残る製品が多いです。
水素発生量の多い「精製岩塩」を使用した信頼できる水素サプリ(「ナチュラ水素」「水の素」「H2サプリメント」がこれにあたる)のなかでは、H2サプリメントはリーズナブルなほうだといえます。
- サンゴカルシウム
- マイクロクラスター(フラガナン水素)
- 精製岩塩
この3つが代表的な方法としてありますが、【水素発生量】は一般的に
精製岩塩>マイクロクラスター>サンゴカルシウム
だといわれています。
水素サプリを「H2サプリメント」に変更してみます
これまで私は「ナチュラ水素」と「水の素」というサプリを比較して、成分の安全性から「ナチュラ水素」を選んで飲んできました。
ですが今回「H2サプリメント」を詳しく調べてみると、
- 安全性は問題なし
- 水素発生量も問題なし
- 値段も1ヶ月分でみるとリーズナブル
ということがわかったので、ナチュラ水素を中止してH2サプリメントに変更することに決めました。
水素発生量もナチュラ水素より多い可能性が
水素サプリの水素発生量についてですが、その量を測るめやすとして「酸化還元電位」を調べるという方法があります。
この方法で「ナチュラ水素」と「H2サプリメント」を比較しているサイトがありました。(http://hydrogen-supple.com/ )
こちらのサイトによると、
ナチュラ水素 | H2サプリメント | |
直後 | -171mV | -600mV |
3時間後 | -215mV | -435mV |
このように「H2サプリメント」のほうがかなり数値がかなり低く(還元力が高く)なっています。
酸化還元電位を調べる方法では正確な水素量を測れないので参考程度ではありますが、この数字も水素サプリを「H2サプリメント」に変更する気持ちを後押ししてくれました。
まとめ
ということで今回は医師グループ監修の水素サプリ「H2サプリメント」について調べた内容をシェアさせていただきました。
これまで飲んできた「ナチュラ水素」で十分に水素の恩恵を感じてきたので、さらにリーズナブルなうえに水素量も多い可能性がある「H2サプリメント」にはかなり期待しています。
また商品を飲み始めたら追記してみたいと思いますので、よろしくお願いします。
【追記:飲み始めました!】
>>H2サプリメントに乗り換えました|レビューと口コミのまとめ