現在、私は「シェルスラン」という水素吸入器を使っています。
上の記事でも書いているようにシェルスランは満足して使っているのですが、先日販売終了になってしまいました。(やむを得ない事情により、販売が継続できなくなったそうです)
現在はその後継機として「シェルスラン・エレ」という水素吸入器が発売されています。
今回、シェルスラン・エレの販売元「株式会社インタークリスティーヌ」さんから実機をお借りすることができたので、この記事ではシェルスラン・エレの実機レビューをお伝えしてみたいと思います。
- 「シェルスラン」からどんな点が進化しているの?
- 実際に使ってみてどうだった?
- 上位機のシェルスラン・プロとシェルスラン・エレ、どちらを選ぶべき?
・・といった点について書いていますので、
水素吸入器がほしいけど、いろいろありすぎてどれを選べばいいのかわからない・・
と悩んでいる方は、よかったら参考にしてみてください。
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シェルスラン・エレのスペックや能力について
まず、シェルスラン・エレのスペックについて確認してみましょう。
価格(税込) | 328,900円(税込) |
水素ガス発生量 | 150ml±10%/分 |
水素ガス純度 | 99.995%(発生する気体中の水素濃度) |
使用できる水 | 精製水(日本薬局方)のみ |
運転時間 | 4時間タイマー (ボタンを押せば最長約10時間まで連続運転可能) |
水素水は? | 付属の専用タンブラーを接続して生成可 |
サイズ | W116×D131×H220mm |
重さ | 1.5kg |
日々のメンテナンス | 月1回程度 精製水入れ替え 500時間ごとにイオンフィルター交換 |
保証期間 | 1年 |
シェルスラン(旧タイプ)から進化した点は、
「水素ガス発生量」(100→150ml/分)
「タイマーによる連続運転時間」(2→4時間)
ですね。
シェルスランシリーズとしては上記機種の「シェルスラン・プロ」もありますが、それぞれの特徴を比較すると↓こんな感じになります。
<参考:シェルスランシリーズの比較表>
シェルスラン・エレ | シェルスラン・プロ | シェルスラン(廃番) | |
---|---|---|---|
価格 | (税込) | 328,900円(税込) | 495,000円(税込) | 297,000円
水素ガス発生量 | 150ml±10%/分 | 300ml±5%/分 | 100ml±10%/分 |
運転タイマー | 4時間 | 最大8時間 | 2時間 |
サイズ | 幅116×奥行131×高さ220(mm) | 幅200 x 奥行250 x 高さ380(mm) | 幅130×奥行120×高さ203mm |
重さ | 1.5kg | 6kg | 0.9kg |
▼ちなみにシェルスラン・エレとシェルスラン・プロのサイズの違いはこれくらいあります。
シェルスラン・エレはこうしてみるとかなりコンパクトなのね!
それでは上記のスペックを踏まえながら、水素吸入器としての性能などをチェックしていきましょう。
水素吸入器を選ぶときに重視したい、以下の5つのポイントについて順番にみていきたいと思います。
- 『たくさん吸いたい』・・水素ガス発生量が十分に多いか?
- 『長時間吸いたい』・・連続して使える時間が長いか?
- 『気楽に使い続けたい』・・メンテナンスとランニングコスト
- 『安くて性能も良いのがほしい』・・コストパフォーマンス
- 『安心して使いたい』・・安心して購入/使用できるお店(メーカー)か?
❶ 「たくさん吸いたい」・・シェルスラン・エレの水素ガス発生量は150ml±10%/分
シェルスラン・エレの水素ガス発生量は、
- 水素発生量:毎分150ml±10%
となっています。
水素吸入器の水素ガス発生量についてどのように考えればいいか?という点についてはいろいろな見方があり、
「30ml/分」でいいという話や、「1200ml/分」以上必要という説など、いろんな話があってわけがわからない・・
と困っている方も少なくないと思います。
水素ガス発生量をどう判断するか?については下の記事で詳しく書いており、
- 250ml/分が一つの基準となる可能性(慶応大の研究)
- 業界団体は「200ml/分以上(200〜640ml/分)」推奨
- がん治療では1200ml/分前後が使用されている
- 多ければ多いほどいいとは言えない(個人的見解)
- ちなみに個人的には100ml/分を使用中、将来的には増やしたい
上のような内容となっていますが、シェルスラン・エレの
【水素ガス発生量:150ml/分】
は、「もう少しあればいいな・・」とも思いますが、家庭用としてはまずまず充分な量ではないかと思います。
❷「長時間吸いたい」・・シェルスラン・エレはタイマーで4時間連続吸入が可能
自宅でできるかぎり長時間水素吸入していたいという方にとっては、水素吸入器の「連続吸入可能時間」も大きなポイントになります。
シェルスラン・エレの場合は、
- ボタン1回押すと連続4時間運転(途中で止めてもOK)
- 合計で約10時間まで連続運転可能
となっています。
旧型シェルスランは「2時間タイマー」だったので、長い時間の水素吸入はしやすくなっていますね。
ただし10時間連続運転する際は4時間ごとにボタンを押す必要があるため、たとえば「8時間の睡眠中、水素吸入し続けたい」といったことは難しいと思います。
眠ってる時間に8時間とかフルに吸入し続けたいって人は、シェルスラン・エレはやめといたほうがいいのね。
❸「気楽に使い続けたい」・・基本メンテナンスフリーなシェルスラン・エレの仕組み
シェルスラン・エレはコンセントにつないでいさえすれば、
12時間に1回、「予備運転」が行われ、機器内部の状態を一定に保つ
ということが行われ、機械内部を掃除したりといったメンテナンスは不要になっています。
これはシェルスラン・プロと同じ仕組みですね。
さらに水素吸入中は純酸素が精製水タンク内に注入されるため、タンク内に細菌やウイルス等は生存できない状態が保たれる仕組みになっています。
「脱イオンフィルタ」で精製水の純度も保たれる
また「脱イオンフィルタ」というのが備わっていて、これによりひんぱんに精製水を入れ替える必要がなくなっています。
水素吸入器で精製水を使用する理由のひとつは「水素以外の不純ガスが出ないようにする」ためですが、精製水も「入れっぱなし」にしていると純度が失われていき、不純ガス生成のリスクも高まっていくんですよね。
もし脱イオンフィルターがついてないとどうなるの?
その場合、精製水をひんぱんに取り替える必要がでてくると思うよ。
以上のような、
- 12時間ごとの予備運転
- 吸入中のタンク内への純酸素注入
- 脱イオンフィルターで精製水の純度を保つ
このような仕組みにより、シェルスラン・エレに必要なメンテナンスは
「約月1回、精製水を全部入れ替える」(水素吸入により精製水が減った場合は随時継ぎ足す)
のみでよくなっています。
メンテナンスの簡単さは、シェルスランシリーズ共通の特徴ですね。
ランニングコストはイオンフィルタと精製水費用
またランニングコストとして必要なのは、
- 月1回交換(および減ったら随時継ぎ足し)する精製水:ドラッグストア等で1本500ml 150円程度
- 500時間使用で交換する脱イオンフィルタ:6,765円(税込)
となっています。
脱イオンフィルタは、仮に毎日4時間使用するとすると4ヶ月に1回くらいで交換ね。
❹「性能が良く、低価格のものがほしい」・・ シェルスランのコストパフォーマンスは?
旧型のシェルスランもそうでしたが、シェルスラン・エレも「オンラインでの販売に特化した製品」となっています。
これにより販売価格が抑えられているんですね。
多くの水素吸入器が「代理店販売」なので、「代理店の中間マージン」が上乗せされた価格になっていることがよくあります。
シェルスラン・エレと他の水素吸入器のスペック・価格を比べると以下のようになります。
▼さまざまな水素吸入器の「価格と水素ガス発生量」の関係
品名 | 水素ガス発生量ml/分 | 価格(税込) |
シェルスラン・エレ | 150ml/分 | 328,900円 |
ミンテックMT-A100 | 100ml/分 | 644,600円 |
ピュアラスcube | 80ml/分 | 376,200円 |
ラブリエリュクス | 60ml/分 | 275,000円 |
アロマH2ジェネレーター | 約20ml/分 | 660,000円 |
アイテック水素マルチポッド | 12ml/分 | 291,500円 |
安い製品を探せば他にもあると思いますが、次にご紹介する「メーカー・販売店の信頼性」もあわせて考えると、シェルスラン・エレのコストパフォーマンスはかなり優れいているといえるのではないでしょうか。
❺ 「安心して使いたい」・・ 販売会社・メーカーへの信頼性
ネット販売に絞ってるから安いのはわかったけど・・
ネット販売しかしてないって、やっぱりちょっと不安じゃない・・?
「ネット販売のみ」と聞くと、こんな不安も浮かんでくるかもしれません。
ただこれまでの記事でも何度か書いてきましたが、私が2015年くらいに水素製品について調べ始めたころから、
「この会社はユーザーの評価がすごく高いな・・」
と気になっていたのが、シェルスラン・エレ販売元の「株式会社インタークリスティーヌ」さんでした。
水素製品が出始めた当初から専門的に取り扱っていた会社
株式会社インタークリスティーヌは、水素製品が出回り始めたころから水素製品を専門的に取り扱ってきた会社で、
- 水素製品専門のコンシェルジュ(相談員)に、購入前でも購入後でも相談できる
- 商品を実際に見ることができる実店舗(ショールーム)あり※
- 販売する商品は厳選(「性能表示の根拠はあるか」「アフターの対応はどうか」「誇大表示がないか」など)されている
※コロナ禍以降、現在ショールーム訪問は中止されています
といった特徴があり、
「ネット購入の不安」を取り除くためにできることはすべてやっている会社
というイメージがあります。
たしかに、ショールームがあったり専門の相談員がいるのは安心感があるかも・・
実際にユーザーからどんな口コミがあるのか、例をあげてみると・・
(公式販売ページより)
購入前の質問も、購入後の質問も、とても丁寧に回答・サポートしてくださいます。
届いてすぐ、どう扱えばいいのかちょっと困惑したのですが、電話で丁寧に説明してくれて…。
物分りの悪い私でも安心して設置出来ました!
いつでも電話してきて下さいと温かい言葉で締めくくって下さって感謝してます。
いつも対応が迅速な上、丁寧で、アフターフォローが完璧です!
信頼できる会社様から購入できてよかったです!
誠実なお店だと思います。予約商品でしたが期日通りに配達があったし、梱包が大変丁寧で効果な商品ということもあり安心できました。
また購入後もサポートが徹底されていて信頼できます。
わからない事などの質問や商品の受け渡し時期に関し、親切丁寧な対応を幾度となくして頂きました。
ショップヘは伺っていませんが、お客さんに対する感謝の気持ちが根付いている社風が目に浮かぶようです。
今回は良いショップさんと出会えて心から有り難く感じています。
メーカーは東証一部上場企業の水素発生装置を担当
またシェルスラン・エレは日本製で、東証一部上場企業の水素水サーバーに水素発生装置を提供しているメーカーが製造しています。
上場企業に水素発生装置を提供している会社なので、技術面も心配ないと思います。
信頼できる会社から購入したい
水素は目に見えないこともあって、水素製品をあつかうメーカー・販売店の質は玉石混交です。
特に最近は水素吸入器の人気が高まるにつれ、
といった「今売れればそれでいい」という業者も目につくようになっています。
水素吸入器を検討する際は、
- ほんとに商品表記どおりの水素が発生してるの?
- 吸入するガスの安全性は大丈夫なの?
- 使用中に故障などがあった場合、ちゃんとアフターケアしてもらえるの?
(水素製品は水を電気分解するため、水まわり・電気まわりのトラブル対応力が求められます)
・・といった疑問や不安はつきものなので、メーカーや販売店が「どんな姿勢で仕事をしているか?」という点に目を向けるのは非常に大事だと思います。
シェルスラン・エレで水素吸入するやり方
ではここから実際にシェルスラン・エレの使い方を見ていきましょう。
1.初めて使うときに必要な2時間の「ウォームアップ運転」
シェルスラン・エレを初めて使うとき(または2週間以上使用しなかった後に使うとき)には、電気分解がスムーズにすすむようにするための「ウォームアップ」というプロセスが必要です。
ウォームアップ運転のステップ
まず最初に電源につなぎます。(精製水を入れるときに、注水量が「ピッピッ」という音で知らされるため、先に電源をつないでおきます)
シェルスラン・エレには元々、「精製水500ml」が1本付属しています。
本体のフタをはずし、「ピッピッ」と2回音が鳴るまで、ゆっくり精製水を入れていきます。
精製水を入れたら、精製水の質を維持するための「脱イオンフィルタ」を本体にセットします。
電気分解で水素と酸素が発生するので、それぞれの出口を開いておきます。
本体を前後に5回ほどゆらして水をなじませたら、電源スイッチを5秒以上長押しします。
▲電源スイッチを5秒以上長押し
すると「ピッピッ」と2回音が鳴って2時間のウォームアップ運転がスタートします。
2時間後に自動でウォームアップ運転は終了し、これで最初の準備完了です。
使い始めるときは少し時間がかかりますが、このプロセスは最初(または2週間使用しなかったとき)だけで大丈夫です。
2.カニューラをつなぐ
このあと(2回目以降の使用時も)はとてもシンプルで、
「カニューラをつないでスイッチを押す」だけで4時間の水素吸入が始まります。
▼まず「気液分離コネクター」というパーツを本体の水素発生口にとりつけます。
長時間運転していると、本体があたたまる関係で、内部の水が水蒸気になってカニューラのほうへ上がってきてしまいます。水蒸気が水滴になってしまうとカニューラの内側に水がついてしまうため、その手前で水分を落とすためのパーツが「気液分離コネクター」です。
「長時間連続運転が可能な水素吸入器」には必須の部品といえるかもしれません。
▼続いて気液分離コネクターに吸入チューブ(カニューラ)を取り付けます。
/g
3.電源スイッチを押すと水素吸入スタート(4時間タイマー)
あとは電源スイッチを1回押すだけで、4時間の水素吸入がスタートします。(途中で止めるときもスイッチを1回押します)
ボタンはひとつだけって、操作はすごくシンプルね。
シェルスラン・エレのメンテナンス方法とランニングコスト
シェルスラン・エレの日常的なメンテナンスは、基本的には
- 約1ヶ月に1回、精製水を交換する(残っている精製水を排水し、新しいものと完全に入れ替える)
のみとなっています。
(ただし毎日の吸入にともなって減っていく精製水を随時補充する必要はあります)
精製水はマツキヨ・サンドラッグ等のドラッグストアで150円ほどで売っているので、毎月のコストはかなり低いですね。
精製水を交換するときに便利な「排水用キャップ」
1ヶ月に1回、中の精製水を全部出すときには、付属の「排水用キャップ」を取り付けます。
旧型シェルスランには排水用キャップはついていませんでした。これは便利ですね。
水素吸入器の中にはLED殺菌機能等で精製水の衛生対策をしている機器もあります。
シェルスランの場合、精製水タンク内には純酸素がブクブクと発生し溶け込んでおり(排出口から排出される前の酸素)、純酸素が溶存した水の中では微生物・カビ・細菌・ウイルスなどが存在できないため、精製水は清潔に保たれるそうです。
衛生面も安心なのね。
500時間の使用で脱イオンフィルタ交換
もうひとつ、500時間の使用ごとに脱イオンフィルタを交換する必要があります。
新しい脱イオンフィルタに交換したら、緑のランプが点滅している状態で電源スイッチを5秒以上長押しします。
すると「ピッピッピッ」と3回音が鳴り、フィルタ交換のタイマー(500時間)がリセットされます。
旧型のシェルスランと同じく、(特に2回目以降は)ほぼ「スイッチ押すだけ」で水素吸入ができて後片付けも不要なので、
「かなりシンプルで使いやすい」
という印象です。
ちなみに公式ショップでシェルスラン・エレを購入すると、
・交換用の脱イオンフィルタx1
・交換用のカニューラ(吸入チューブ)x4
を含む、合計1万円以上の特典がついてくるのでお得です。
シェルスラン・エレで実際に水素吸入を1週間続けてみた口コミ体験談【※あくまでも個人的な主観です】
私は日頃から旧型のシェルスラン(水素ガス発生量100ml/分)で水素吸入しているので意味があるのかわかりませんでしたが、一応シェルスラン・エレを使って1週間ほど水素吸入を試させていただきました。
水素ガス発生量が毎分100ml/分(シェルスラン)と毎分150ml/分(シェルスラン・エレ)の違いが体感できるのか?という実験ですね。
プロフィールにも書いていますが、私はけっこう敏感体質でいろいろ感じやすいので、そこは差し引いてもらえればと思います。
① 吸い始めの感覚の違い
まず初めてシェルスラン・エレで水素吸入を始めてたときに気がついたのが、
吸い慣れたシェルスラン(100ml/分)よりも感じ方が強い
ということです。
私が水素吸入する時に感じる体感でよくあるのは、
- 手がじんじんあたたかくなる
- 全身に血流がめぐるような感覚
- 目元や足の方まであたたかみが広がってリラックスしていく感覚
こんな感覚なのですが、それがいつも吸っているシェルスラン(100ml/分)よりも強めに出てるように感じました。
水素ガス発生量が1.5倍で感じられる違いがあるのかな?と思っていましたが、たしかに違いが感じられました。
②(4時間タイマーにより)睡眠中の吸入時間が増えた、その効果は?
あと大きな違いとしてはシェルスランは2時間タイマーなのに対し、シェルスラン・エレは4時間タイマーだということです。
私はいつも睡眠時に水素吸入しているので、タイマーが4時間のほうが長時間吸えることになります。
そのせいか、朝起きたときの体感的にもいつもよりスッキリ感が増している感覚がありました。
シェルスラン・プロで感じた「トゥーマッチな(多すぎるような)感覚」は無し
ちなみに上位機種のシェルスラン・プロは
【8時間タイマーで水素ガス発生量300ml/分】
ということでさらにたくさんの水素を吸えるのですが・・
父のシェルスラン・プロを一晩睡眠中(8時間)試させてもらったときは、「ちょっとトゥーマッチな感覚」(ちょっと多すぎるような、水素吸入を休みたいような感覚)を感じました。
それに比べると、シェルスラン・エレを一晩使ったときには、その「トゥーマッチな(多すぎる)」感覚はありませんでした。
年齢やそのときの身体の状態によっても個人差があると思いますが、私個人としてはシェルスラン・エレくらいがちょうどいいのかもしれません。
③ 静音性が優れている感じ【※個人的な感想です】
睡眠中に水素吸入する際などに気になるのが、水素吸入器の「運転音」です。
水素ガス発生量が多くなればなるほど運転音が大きくなるのは一般的に避けられません。
水素発生量が多くなると熱を持ちやすいので、冷やすための作動音も出てしまいます。(冷却ファンなど)
シェルスラン・エレはシェルスランよりも1.5倍水素ガス発生量があるので「音もうるさくなるのかな?」と思っていましたが、実際に運転してみると、
シェルスラン・エレの運転音は、(水素ガス発生量100ml/分の)シェルスランと同じか、それ以下なような・・
という感想を持ちました。
ただこれはあくまでも個人的な感想であり、また従来のシェルスランとの比較の話ですので、その点ご注意ください。
④メンテナンスの楽さは相変わらず
日々のメンテナンスについては、シェルスランと変わらずやはり楽に感じました。
- 1ヶ月に1回の精製水交換まではほぼすることなし
- 吸いたいときにスイッチ押すだけで水素吸入できる
という手軽さは相変わらずですね。
シェルスラン・エレとシェルスラン・プロの比較|どちらを購入すべき?
さて、多くの方が迷うのが、
シェルスラン・エレとシェルスラン・プロ、どっちを選べばいいの?
という点かもしれません。
シェルスラン・エレとシェルスラン・プロの主なポイントを比べると、以下のようになります。
以下、いくつかポイントになりそうな点について見てみましょう。
① 水素ガス発生量の違い
選択する上でまず大きなポイントになるのは水素ガス発生量の違いですよね。
「どれくらいの量が最適か?」についての完全な答え(エビデンス)というのは今のところ出ていません。
また個人差も小さくないと思います。
たとえば私個人的には「300ml/分も必要ないかな?」という体感がありましたが、「300ml/分で劇的に朝の活力が向上した」という60〜70代の複数の方の体験談を伺ったことがあります。
シェルスラン・プロは毎分の水素ガス発生量が多いだけでなく、「100ml/200ml/300ml/分」と出力を3段階で選べるので、万人に合いやすいというメリットはあるかもしれません。
② サイズ・重量の違い
上の画像からもわかる通り、サイズ感と重量にはかなりの違いがあります。
シェルスラン・エレ | シェルスラン・プロ | |
---|---|---|
サイズ | 幅116×奥行131×高さ220(mm) | 幅200 x 奥行250 x 高さ380(mm) |
重さ | 1.5kg | 6kg |
取り回しのしやすさという点ではシェルスラン・エレに軍配が上がりますね。
ちなみにシェルスラン・プロをお持ちで、家の中の場所を移動して使用する場合、移動用に台車を使う方もいるみたいです。
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③ 4時間タイマーか、8時間タイマーか
シェルスラン・エレは1回ボタン押すと4時間でオフになります。(途中でも止められます)
十分な時間ですが、たとえば「睡眠中ずっと吸入し続けたい」という方にとっては、最大8時間タイマーのシェルスラン・プロという選択になります。
④ 消灯モードのあり/なし|シェルスラン・エレには消灯モード無し
睡眠中に使用する場合、本体から発する光が気になる方もいると思います。
その対策としてシェルスラン・プロには「消灯モード」があり、運転中の本体のディスプレイ表示を消すことができます。
それに対しシェルスラン・エレの運転中はグリーンの光が灯り続けることになりますね。
⑤ 静音性
静音性については、シェルスラン・エレの方が優れていると思います。
シェルスラン・プロも音が大きいわけではありませんが、比較するとやはりエレのほうが静かですね。
それぞれおすすめなのはどんな人?
以上あげたポイントのなかで、「これだけは譲れない・・」というポイントがもしあれば、それが選択の決め手になるでしょう。
一般論として、それぞれがどんな人におすすめなのかを書いてみると・・
こんな感じでしょうか。
個人的な意見なので、参考程度に見ていただければと思います。
シェルスラン・エレの購入方法
では最後にシェルスラン・エレの購入方法について簡単にご紹介しておきます。
シェルスラン・エレは現状では公式ショップのみの取り扱いとなっています。(2023年7月19日現在)
在庫はまだ安定していないようで、「ご予約順にお届け」という表示があります。
公式ショップの特典
ちなみに公式ショップの特典として以下のものがあります。
特典❶ 交換用イオンフィルタ x 1
6,765円(税込)相当
500時間の使用ごとに交換する必要があるイオンフィルタ。
1年に1-2回は交換することになる必需品です。
特典❷ 専用カニューラ(吸入チューブ) x 4
2,112円(税込)相当
カニューラは2週間から1ヶ月で交換するケースが多いです。
また家族で使いたいときにはそれぞれにカニューラが必要になります。
以上2点はシェルスラン・エレを使っていく上で必ず必要になる必需品です。
以上の特典がついてきます。
カニューラが全部で5個ついてくるなら、届いたときから家族みんなで吸うこともできるね。
まとめ
以上、今回は私が使用している「シェルスラン」の後継機、「シェルスラン・エレ」についてレビューをしてみました。
シェルスランより若干値段が上がったものの、これで1.5倍の水素ガス発生量(150ml/分)というのは、シェルスランユーザーとしては正直羨ましいです。
「性能」「価格」「販売元とメーカーの信頼性」という総合的な面からみて、旧シェルスランと同じく高い評価を得ていきそうな印象を持ちました。
「信頼できる水素吸入器で、安心して水素吸入を続けていきたい」という方にとっては、検討する価値のある水素吸入器だと思います。
\ 1万円以上の特典つき /
- コンパクトなサイズ感で150ml/分の水素ガス発生量
- 静音性が比較的高い
- メンテナンスフリーで使い続けやすい
- 軽量で取り回しが楽
- 販売会社とメーカーの信頼性が高い
- タイマーが4時間なため、睡眠時間中フルに吸入するのは難しい
\ 1万円以上の特典つき /