今回はスイスピにいただいたお問い合わせについて、私なりの回答をご紹介してみたいと思います。
水素吸入を始めたのですが、効果が体感できずにいます。大丈夫でしょうか?
もしかして医療用レベルの水素吸入器じゃないと効果は期待できないのでしょうか?
という内容のご質問です。
いただいたご質問「水素吸入の効果が体感できてないけど大丈夫?高価な機器じゃないと効果ない?」
以下が今回いただいたご質問です。
こんにちは。
以前もご質問させて頂いた際にはご親切な回答ありがとうございました。
水素の効果、まだ体感できないのですが・・
さて、この度ある水素吸入器を購入して、水素生活を始めたのですが、、、
特にこれといった効果みたいなものはまだ体感できずにいます。
さすがにいきなり何か変わるってことはないものでしょうかね……
毎日続けることが大事なのだとは思いますがちょっと心配になりました。
水素吸入器の値段って、なんでこんなに違うんですか?高価なものじゃないと効果も期待できないのでしょうか?
あと、水素吸入器の値段についてですが、、、
ものすごい差がありますよね!?
医療機関に導入されてるようなものだと、200万を超えるようなものとかあって、、
家庭用でも十分高いとは思いますが、こんなに値段の差があって、何がその値段の差を産んでるのか、、、こんなに違うと家庭用の物では効果がないのではないかとちょっと不安になってきてしまいまして。
水素については、発生させる機械を作るのはそんなに複雑なものでもない、というような話しを何かの本で読んだのですが、だったらどうしてこんなに差が激しいのかと思いました。
もちろん、水素発生量とか違いはあるのはわかるのですが、、
私としてはとても高額な(14万くらいですが)買い物をしたつもりなので、これでもし、医療機関レベルの物じゃないと効果なんかないよと言われたら・・・泣きたくなってしまいます。
冒頭で、特に効果を実感できてないと書きましたが、よく考えてみればですが、若干顔の肌がスベスベしてきたようには感じてはいます。
まあまだ1週間くらいしか試してないので、これからも続けていくつもりではいるのですが、水素をよく知ってらっしゃるスイスピ様にご意見頂けたらなと思い再度質問させていただいた次第です。
お忙しいところ恐縮ですが、なにかアドバイスがあればよろしくお願い致します。
たしかにあれだけ値段の差があると、効果にも違いがあるのか気になるよね・・
ご質問への回答
以下が私の回答です。
補足のコメントを入れながら見ていってみましょう。
私の体験談・・10万円ちょっとの携帯型水素吸入器で感じた効果
いただいた内容について、私なりに思うことをコメントさせていただきますね。
私も初めての水素吸入は10万円ちょっとのH2ヒーラーで始めました。
水素ガス発生量でいうと10ml//分ほどでしたので、今使っているシェルスラン(100ml/分)と比べても10分の1くらいしかありません。
そういうこともあり、(私はかなり敏感体質ですが)当時吸っているときに、それほど体感できるような変化は感じていなかったと思います。
でもそんな水素吸入を始めてから約1年後の健康診断で、1年前に要注意となっていた◯◯◯◯の値が約半分に下がっていたんです。
まさに「体感はできないけど数値で大きな変化が現れていた」ことを実感した瞬間でした。
水素吸入はこういったことは一般的だと思いますので、おっしゃるとおり体感できなくても毎日続けられることが大事だと思います。
水素吸入器の価格が違う要因
次に値段の違いについてですが、一般的にはまず水素ガス発生量の違いがあります。
(水素ガス発生量が低いものは、価格も安い)
単純に多くの水素ガスを発生させるにはそれなりの部品が必要ということもありますし、多くのガスを発生させるとなると、湿度対策や機械の騒音対策など周辺のコストも必要になってきたりで、より多くのコストがかかってくると思います。
あとは機械の耐久性の違いというのもあります。
わかりやすい例でいうと、
・ピュアラスキューブプレミア:水素ガス発生量240ml/分 価格約45万円
・ドクターズマン社のH2JI1:水素ガス発生量250ml/分 価格242万円
この2機種は水素ガス発生量がほぼ同じなのになぜこれだけの価格が違うのか、不思議に思いますよね。
実は水素発生モジュールの寿命に大きな違いがあり、
・ピュアラスキューブプレミア:5000時間
・ドクターズマン社のH2JI1:50000時間
と、10倍の違いがあります。
このような部分が価格差にあらわれてくると思います。
ピュアラスキューブは5000時間で使えなくなるわけではなく、水素発生量が減り始める可能性があるのが「使用5000時間以降」という意味です。
また、水素発生モジュールの交換(10万円程度)により、新たに5000時間の耐久性をもつ水素吸入器として引き続き使用することができます。
水素吸入器のコストが上がる要因としては、上記H2JI1のような機械としての耐久性を高めることの他にも、
生成するガスの安全性を高めるため(水素純度を高め、他のガスが発生しないようにする)
というのもあると思います。
安全性を確実なものにするためには部品や仕組み等にそれなりのコストをかける必要があり、逆にいうと、あまりに安い水素吸入器は安全性に不安がある場合があるということですね。
安い水素吸入器だと効果は期待できない?
最後に、安い水素吸入器だと効果が期待できないのか?という点については、まったくそうではないと考えています。
冒頭の私の例もありますし、またH2ヒーラーを使用されている方々から何度かメッセージをいただき、驚くような変化について教えていただいたこともあります。
(中には◯◯治療中の方がH2ヒーラーを使われて、本当にびっくりするような◯◯について伝えてくださった声もありました)
また水素ガス発生量がさらに少なく(8ml/分)、連続吸入可能時間わずか5分のケンコスでも、筑波大学による臨床試験で一定の効果が報告されています。
https://www.aqua-bank.co.jp/kencos-feature3/
ちまたでは「◯◯への効果には水素ガス発生量が◯◯ml/分以上必要」といった話がもしかしたら出回っているかもしれませんが、現在の研究段階においてはそういったことは一切確定していないと思います。
(慶應義塾大学の研究で、治療効果があった血中水素濃度に達するには250ml/分が適切、という話はありますが、これも水素が効果を発揮する幅広い領域すべてにおいて250ml必要だと証明したわけではありません)
水素が人体に効果をもたらす具体的なメカニズムの多くはまだ未解明で、「こんなに少量で、なんでこんなに効果が出るんだ?」という驚きに満ちたはたらきをすると太田成男教授も書かれていました。
以上のことから、水素は少量でも思いもかけない効果をもたらしてくれる可能性が十分にあると、私個人的には考えています。
上記の回答をまとめると、
- 私自身の経験上、またスイスピに寄せられた体験談やケンコスの臨床試験からしても、少量の水素吸入で効果がないとは言えないと思う
- 「◯◯の効果のためには、毎分◯◯mlの水素吸入が必要」といった確定事項はまだ存在してない
- 水素分子が体にどのようなメカニズムで働きかけるのかについて、そのすべては明らかになっていない
- 水素は少量でも思いもかけない効果をもたらしてくれる可能性が十分にあると、私個人的には考えている
このような感じですね。
まとめ
今回はスイスピに寄せられたご質問についての回答をご紹介してみました。
あくまで現時点の私の経験してきたことや知識にもとづくご回答ですが、いち水素製品ユーザーの経験にもとづいた話としてご参考にしていただければと思います。