実は日本人男性の「約5人に1人」が、
「ときどき勃たない」「ほぼ勃たない」
という、中度以上のED(勃起不全)だといわれています。
「たまに勃たない」軽度EDまで含めると、ED人口は日本人男性の53%にのぼります。
最近では年齡に関係なく、ストレスや生活習慣によって若い人もEDになるケースも増えているようですね。
男性にとっても女性にとっても辛いそんな「ED」の症状が、水素サプリによって改善したという事例が週刊誌で紹介されていました。
今回は「ED・勃起不全が水素によって改善する可能性」についてご紹介してみたいと思います。
EDはED治療薬で解決できる?
EDといえばバイアグラなどのED治療薬で対策するのが一般的です。
しかしED治療薬は効果が絶大な分、副作用も多いという特徴があります。
「全身の血行を無理やりよくする」ことの副作用
ED治療薬は基本的に「血管を拡張して血流をよくする」ことで勃起を促します。
この強い血行促進作用は全身におよぶため、
- 頭痛
- めまい
- 顔のほてり
- 心臓への負担
といった副作用が出る可能性があるんですね。
また原因は不明なものの「突発性難聴」が起こることがあったり、また急激な血圧低下による酸素不足の影響で「狭心症」「心筋梗塞」をもたらすこともあります。
「副作用なしでちょうどいい効果が出るよう調整するのが難しい」というのは、ED治療薬をつかう上で受け入れるしかない特徴といえます。
「できればED治療薬を使わずに、ED症状を改善したい」
というのが、多くのED患者の願いといえるのではないでしょうか?
水素サプリがEDに影響したのでは?という体験談
実は「水素サプリの継続的な摂取」をしているあいだに「EDが改善した」という体験談があります。
水素サプリを継続し、「25年ぶりに朝勃ち」した60代男性の体験談が週刊文春に掲載
週刊文春10月11日号に次のような記事が出ています。
北海道で工業関係の会社役員を務める64歳のS氏の話です。
背骨のケガが原因で動脈の病気になったS氏。血がサラサラになる薬を飲み続けることになり、32歳にして性機能を奪われてしまいました。
「飲み会で仲間がエッチな話題をしていても話の輪に入れませんでした」と語るS氏。
その難病を抱えながら25年たった2005年、転機が訪れます。水素サプリとの出会いです。
「自分なりに調べてみると、アメリカのパトリック・フラナガン博士は水素で活性酸素を除去できるると言っていました。それで自分でも飲み始めたら『えー、嘘だろ!!』ということが起きたのです」
目が覚めたら、25年ぶりに朝勃ちしていたというS氏。それ以来今でも週に2,3回は朝勃ちするそうです。
「ストレスを抱えている人ほど、体感するのが早い印象があります。誤解を与えぬよう言いますけど、持続性はありません。ただ、夫婦生活が蘇るだけでなく、精神的にも夫婦関係がよくなる。もちろん健康的にもです」
「持続性はありません」ということなので何時間もキープできるわけではなさそうですが、「夫婦生活が蘇る」程度に復活したということはすばらしいですよね。
「青年のように朝勃ち」した50代男性
そしてもう一つ別の体験談。
こちらは神奈川で保育園を経営する59歳の黒澤浩一氏の話です。
黒澤さんは52歳のときに胃がんのため、胃のすべてと十二指腸の3分の2を摘出しました。
その時点であと5年生きられる可能性が50%だったといいます。
「肉体的ダメージだけでなく、精神的なショックが大きかった」
と当時を語る黒澤さんですが、さらに抗癌剤治療の苦痛が訪れます。頭痛、めまい、吐き気・・・そして味覚まで失ってしまいます。
黒澤さんはもともとイタリアンレストランを経営し、自らも厨房に立っていたため、味覚を失ったのが殊の外ショックでした。
「抗がん剤で抑えられてしまったのか、食材をロにした時の触感しかわからない。匂いも味覚もない。これは致命的で、納得のいく仕事ができなくなりました。
自分が自分ではない状態を死ぬまで続けることに耐えきれず、医師に抗がん剤治療をやめると言いました。
猛反対されましたが、押し切ったのが、手術から3年目のことです」
抗癌剤治療をやめた黒澤さんは、インターネットでさまざまなサプリを試し始めます。そんな中水素サプリと出会いました。通常は1日2カプセルのところ、10カプセルを撮り続けました。その3ヶ月後・・
朝目覚めると、青年のように朝勃ちしていたのです。
「がんになって依頼、3年近く夫婦の営みはありませんでした」という黒澤さんは、隣に寝ていた奥さんとそのまま体を重ねました。実に3年ぶりの営みでした。他の面でも体調の変化が続きます。
「今まで起床は遅めだったのに、朝5時半に目が覚めるようになり、まずトイレに行きます。バナナのような一本が出て、腰がすっきりする爽快感があるんです。便秘気味だったのが快便になりました」
そして朝勃ちだけでなく、それからは週2回の夫婦の営みが続いているそうです。
「オスが求めるような20代の性交ではなく、すごく自然な形でお互いを愛し合えるようになりました。
二人でおいしいものを食べに行って感動したり、旅行先の風景を見て感動したりするような、お互いが一緒に心を躍らせるように、自然な形で性に結びついていく。
生きている実感を感じる、二人にとって重要なものとなったんです」
すごい変化ですね。
黒澤さんのようにEDが改善したどころか、生きる実感や喜びまで増したのだとするとすばらしいです。
水素がEDにはたらくなんてありえるの?クリニック院長の見解
「水素がEDにいい」といった医学的な証明はなされていません。
でも仮にこれらの体験談が本当に水素の効果によるものだとしたら、どういった可能性が考えられるのでしょう?
獨協医科大学の名誉教授で赤坂エイジングケアクリニックの森吉臣院長は、そのメカニズムについて「主に2つの水素のはたらきによるのでは?」と説明されています。
❶ 水素の作用によって、血管の内皮細胞から出るNO(一酸化窒素)の量に余裕が生じる。
NO(一酸化窒素)には動脈を拡張して血流がよくする作用があるため、勃起しやすくなる。
❷セックスは脳がコントロールしているので脳が若くないといけないが、水素には
- 脳内の血流をよくする
- 脳内ホルモンを増やして脳機能をアップさせる
- 抗酸化力で脳の老化をふせぐ
このようなはたらきによって脳の若さが保たれる。
ちょっとわかりづらい面もあるので、それぞれ詳しくみてみましょう。
❶ 水素摂取によって勃起をうながす「NO」(一酸化窒素)の量が増える
一酸化窒素(NO)には血管を拡張させて血流を良くし、勃起を促すはたらきがあります。
このNOには「抗酸化作用」もあり、体内に活性酸素がある場合は活性酸素を除去するために優先的に使われてしまうんですね。
もし体内に十分な水素があって活性酸素が除去されれば、NOを「抗酸化物質」として使う必要がないため、NOの量に余裕が生まれます。
その結果、使えるNOの量が増えることで血管がひろがり、血流がよくなって勃起しやすくなる可能性が考えられます。
❷ ガードの固い「脳」にも浸透できる水素が、脳の若さを保つ
脳は人体のなかでも「たいせつな場所」として、外からの異物や不純物におかされないよう固くガードされています。
そのあらわれとして「血液脳関門」と呼ばれる関所のような場所があり、ここで脳に入ってこれる物質を制限しているんですね。
「血液脳関門」をものともしない水素分子
細胞やDNAにダメージを与え、病気や老化の原因となる活性酸素を無害化するさまざまな「抗酸化物質」がありますが、ほとんどの抗酸化物質は「血液脳関門」を超えていくことができません。
しかし宇宙一小さい分子である水素分子は、血液脳関門をものともせずに脳にまで届くことができます。
その結果、脳細胞にダメージを与える活性酸素を除去し、脳を若く、正常に機能できるように保つたすけになることが考えられます。
ただこれらの説はあくまでも「可能性として考えられる」というものにすぎないため、「だから水素がEDに効果がある」ということはできません。
まとめ
以上、今回は水素がED改善に影響をもたらす可能性について見てきました。
医学的な証明はまだなされていないのでなんともいえない部分が大きいですが、水素は副作用がないので試してみるのはありかもしれません。
いずれにしても、はっきりとしたことがわかるような研究が今後すすめられていくことを願いたいですね。
水素サプリについては下記の記事も参考にしてみてください。