水素水に副作用はないの?|水素の安全性が心配な方へ

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スイスピ管理人 KON(一般社団法人水素健康推進協会認定 水素健康インストラクター)
子供のころから敏感体質・虚弱体質に苦しんできたのですが、水素と出会ったのをきっかけにして体質がかわり、毎日をフルに活動できるようになりました。
そこから水素の医学研究や様々な製品にも興味を持つようになり、一般社団法人水素健康推進協会認定講師『水素健康インストラクター』の資格をとるまでになってしまいました。
当サイト「スイスピ」では私の個人的な体験や主観をもとに記事を作成しており、広告リンクを含む製品の紹介も行っています。

「水素を生活に取り入れるようになって〇〇な良い変化があった!」

といった口コミは多いですが、仮にそこまで効果があるのだとすると「副作用」も心配になりますよね。

今回は水素に副作用があるのか?水素を摂取しすぎることによる弊害はないのか?について確認してみようと思います。

もくじ

水素が「食品添加物として認可されている」ということについて

まず国の認可という面からのお話を。

水素水は「分子状水素(H2)を水に高濃度に溶け込ませたもの」ですが、この分子状水素(H2)は1995年に厚生労働省から「安全な食品添加物」としての認可を受けています。

20年以上前の話ですね。

じつはこの20年のあいだに「やっぱり安全性に問題があった!」ということで、食品添加物としての認可を取り消された物質が20種以上あります。

そんな中で水素分子は20年以上残りつづけているので、その意味で「安全性は認められている」といっていいでしょう。

水素分子は体内でどう反応していくのか?

では次に水素が体内でどう反応していくのか?という面から副作用の可能性についてみてみましょう。

水素はもともと他の物質との反応性が弱い

まず、水素は他の物質と反応する力はもともと弱いため、水素じたいが体内で副作用を引き起こすような毒性をもっていないという性質があります。

たとえば水素と同じように抗酸化力をもつビタミンCやビタミンEと比べても、他の物質と反応する力は弱いことが知られています。

参考:反応性が弱いのに水素が効果をもつ理由

反応性が弱い、つまり抗酸化物質としての抗酸化力も弱いのに、なぜ水素がすぐれた抗酸化物質といわれているかというと、

  • 酸化力が強く細胞を傷つけやすい活性酸素「ヒドロキシルラジカル」のみに反応し、他の「からだにとって必要な」活性酸素には反応しない
  • 宇宙一小さい分子であること・脂溶性水溶性といった区別が関係ないことにより、ガードの固い場所や細胞の奥までも届くことができる

という性質によります。

水素は体内に蓄積しない

水素は体内に蓄積されず、あまった水素分子は呼気とともに排出されるので、「水素の過剰摂取」といった問題が生じる可能性もありません。

いわゆる「抗酸化物質の弊害」も水素にはない

「細胞の老化や病気の原因となる活性酸素を取りのぞく」のがβカロチンやビタミンC・ビタミンEに代表される「抗酸化物質」のはたらきです。

美容やエイジングケアのためにさまざまな抗酸化物質の摂取が推奨されるのはこのためですが、「抗酸化物の取りすぎには弊害もある」という話もあります。

たとえばコペンハーゲン大学病院の研究者が2007年に発表した論文によると、23万人以上の対象者についての68の研究・385の論文を調査したところ、

βカロチンで7パーセント、ビタミンAで16パーセント、ビタミンEは4パーセント死亡リスクを高める

(参照:抗酸化サプリメントが寿命を縮める|Mortality in Randomized Trials of Antioxidant Supplements for Primary and Secondary PreventionSystematic Review and Meta-analysis )

という結果がでています。

抗酸化作用のすべてがいいわけではない

活性酸素はすべてが悪モノというわけではなく、精子をつくったり外から入ってくる細菌を撃退するといった、体内で必要な活性酸素もあります。

そのため抗酸化物質によってこれら役に立つ活性酸素まで取り除いてしまい、からだにとっては逆効果になってしまう可能性があるんですね。

水素はヒドロキシルラジカルのみに反応

それにたいして水素は、こうした役に立つ活性酸素には反応せず、細胞を傷つける強力な酸化力をもったヒドロキシルラジカルのみを取り除くため、「抗酸化物質の摂りすぎによる弊害」も心配する必要がありません。

まとめ

というわけで、水素の副作用の可能性についてまとめると、

  • 厚生労働省に「安全な食品添加物」として20年以上認められ続けている
  • 水素の体内での反応のしかたから考えても、副作用の可能性は考えられない

ということがいえます。

また実際の臨床研究の現場でも、これまでに水素による副作用は確認されていないため、水素の摂取そのものは安全と考えて大丈夫でしょう。

仮に心配があるとしたら、たとえば「水素サプリの成分」や「水素水の水」、「水素吸入時に生成するガス」など、「水素以外」の物質ですね。

この点については、「いかに間違いのない水素製品を選ぶか」が重要になってくるのだと思います。

【参考文献・ウェブサイト】

「スイスピ」の記事は、以下の書籍・ウェブサイトを参考に書かれています。

ウェブサイト

書籍

  • 『水素水とサビない身体』太田成男 著/小学館/2013年
  • 『水素分子はかなりすごい 生命科学と医療効果の最前線』深井有 著/光文社/2017年
  • 『なぜ水素で細胞から若返るのか 抗酸化作用とアンチエイジング』辻直樹著/PHP研究所/2016年
  • 『「水素の力」で創出する健康長寿100歳社会 生活習慣病予防と抗老化で若生き人生』森吉臣著/good book/2018年
  • 『記憶力 集中力 判断力アップ 水素を吸えば「脳」が変わる』竹原タカシ著/矢田幸博監修/幻冬舎/2018年
  • 『ここまでわかった 水素水最新Q&A: 続・水素水とサビない身体 』太田成男著/小学館/2017年
  • 『体が若くなる技術』太田成男著/サンマーク出版/2012年
  • 『【図解】毛細血管が寿命をのばす』根来秀行 著/青春出版社/2017年
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スイスピ管理人 KON(一般社団法人水素健康推進協会認定 水素健康インストラクター)
子供のころから敏感体質・虚弱体質に苦しんできたのですが、水素と出会ったのをきっかけにして体質がかわり、毎日をフルに活動できるようになりました。
そこから水素の医学研究や様々な製品にも興味を持つようになり、一般社団法人水素健康推進協会認定講師『水素健康インストラクター』の資格をとるまでになってしまいました。
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