水素水を飲む方法として人気が高い水素水サーバーですが、
種類やタイプの違いありすぎて、どれがいいのかわからない。。
と悩んでいる人も少なくないと思います。
うちでも水素水サーバーを導入するまでには、各機種の特徴や導入方法、(レンタルの場合は)契約内容等を把握するのにとても時間がかかりました。
今回は水素水サーバーを選ぶにはどこをどう比べればいいのか?という点についてシェアさせていただき、おすすめの水素水サーバーについてもご紹介したいと思います。
あなたの水素水サーバー選びの参考になれば幸いです。
水素分子の摂取方法として「水素水を飲むこと」の意味については下の記事も参考にしてみてください。
水素水サーバーの比較方法と選び方|8つのチェックポイントで比べよう
水素水サーバーを選ぶときに「どういったポイントを見比べていけばいいのか?」についてのポイントは8つあります。
- 水素濃度
- 設置スペース・設置の手間
- 温水・冷水機能は必要?
- 使用する水(水道水?宅配水?ミネラルウォーター?)
- 水素水ができるまでの待ち時間
- 「購入」か「レンタル」か
- メンテナンスはかんたん?大変?
- ランニングコストはどれくらい?
この8つのポイントをおさえることで、後悔しないサーバー選びができると思います。
8つのポイントについて詳しくみていきましょう。
❶水素水サーバーの水素濃度はどれくらい?→できれば1.0ppm以上
水素医学のパイオニアである日本医科大学の太田成男教授によると、
0.8ppm以上の水素濃度が、水素水のひとつのめやすになる。
とされています。
(『水素水とサビない身体』2013年小学館より)
水素水を人に投与する臨床試験では1.0ppm前後の水素水が使用されることが多いので、最低0.8ppm、できれば1.0ppm前後の水素濃度がほしいところです。
日本トリム・パナソニックの機器は水素濃度低め?
日本トリムの「電解水素水整水器」、パナソニックの「還元水素水生成器」は、もともと「アルカリイオン水整水器」として開発されたもので、一般の水素水サーバーとはすこし種類が違うものになります。
アルカリイオン水の性質上、水素濃度は高くても0.3ppmと低めとなっています。
どちらも有名企業ですが、水素濃度の面では決して高いほうではないので注意が必要です。
❷水素水サーバーの「設置スペース」と「設置の手間」を確認!
水素水サーバーは
- キッチンカウンターの上などに置ける「卓上型」
- 「床置設置型」
大きく分けてこの2種類があります。
▲卓上型(例:ルルド)
▲床置設置型(例:トーエル水素水サーバー)
一般的に性能は「床置設置型」のほうが優れていますが、日本の家やマンションだと、それほどキッチンまわりにスペースがないケースも多いです。
「設置スペースはどれくらいか?」は必ず確認するようにしましょう。
「置くだけでいい」ものから「設置工事」が必要なものまで
また水素水サーバーの「設置の手間」についても
- コーヒーメーカーのように「置くだけで使える」もの
- 水道直結式で簡単な工事が必要なもの
などさまざまです。
「置くだけで使える」なら、導入の心理的ハードルはかなり低いね。
そうだね。工事のある・なしは水素水サーバー選びの大きなポイントのひとつだと思うよ。
❸水素水サーバーに「温水・冷水機能」は必要?
一般的なウォーターサーバーにはつきものの「温水・冷水機能」。
水素水サーバーの場合、「床置設置型」にはついていることがほとんどですが、「卓上型水素水サーバー」は「常温のみ」の製品がほとんどです。
また、温水・冷水機能がついている場合も、「水素水なのは冷水のみ」(温水はただの水)なのがほとんどという点にも注意しましょう。
❹水素水サーバーで「使用する水」は水道直結?ミネラルウォーター?宅配水?
水素水サーバーで使用する水の「種類」「使い方」にも大きな違いがあり、おもに下記の4種類にわけられます。
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分の生活スタイルや好みに合ったものを選びましょう。
一般的な宅配型ウォーターサーバーのように、10L前後の水ボトルを随時購入し、ボトルを取り付けて使う。
メリット→質のよい水から水素水がつくれる
デメリット→水は都度購入する必要があり、注文や宅配受取り、ボトルの置き場・ボトル設置の手間がかかる
水道水(浄水フィルター)やミネラルウォーターをタンクに注ぎ入れて使います。
メリット→水道水が使える製品もあり、設置の手間もないので導入ハードルが低い
デメリット→水を注ぎ入れる手間がかかる
設置時にかんたんな工事をして、水道につなぎます。
メリット→使い始めたら水の補給についていっさい気にしなくていい
デメリット→設置に手間がかかる/気軽に導入しづらい
❺水素水サーバーで「水素水ができるまでの待ち時間」は?
コックをあけると水が出てくるのが「ウォーターサーバー」のいいところですが、水素水サーバーのなかには「水素水をつくるのに時間がかかる」ものもあります。
毎日水素水を飲むうえでの便利さを左右しますので、「水素水生成の待ち時間」にも注意しましょう。
>>「待ち時間ゼロ」の水素水サーバー一覧【水素水サーバー検索データベース】
❻水素水サーバーを「購入」するか「レンタル」するか
水素水サーバーの導入方法としては、「購入」「レンタル」という2つの方法があります。
製品によって
- 購入のみ対応
- レンタルのみ対応
- 購入・レンタルどちらも対応
といった違いがあります。
レンタルの場合は契約内容にも注意が必要で、
- 契約期間
- 契約解除時の費用
なども確認しましょう。
❼水素水サーバーの日々のメンテナンスは簡単?たいへん?
水素水サーバーは水回りの製品なので、衛生面でキレイな状態を維持できるようメンテンナンスする必要があります
そのための日々のメンテナンスがどれくらい手間がかかるのか?という点も水素水素水サーバー選びのポイントです。
❽水素水サーバーのランニングコストはどれくらい?
本体の費用以外にかかるランニングコストにもそれぞれ違いがあります。
水道水が使える浄水機能付きのものであれば「浄水フィルター」の効果が必要になりますし、水素水生成のための「カートリッジ」が交換になる機種もあります。
また、「温水・冷水機能つき」の水素水サーバーであれば、その分毎月の電気代も高くなります。
以上、ここまで水素水サーバーを選ぶときに比べたいポイントについて見てきました。
では次から、具体的にどんな水素水サーバーがあるのか?おすすめの10製品をご紹介していきます。
(順番は私のざっとしたオススメ順です)
- アクアバンク(床置設置型)
- アルピナピュアウォーター+H2(床置設置型)
- ルルドハイドロフィクス(卓上型)
- H2SEREVERピュアラスミニ(卓上型)
- バイオシス(卓上型)
- ルルド(卓上型)
【3,980円(税別)/月】でレンタルできる温冷水機能付きミネラル水素水サーバー「アクアバンク」
価格(税込) | レンタル料金:4,378円/月額 登録事務手数料(初期費用):2,200円 |
---|---|
水素濃度 | 0.2-0.6ppm |
水素水生成までの時間 | 2時間(ただし12L分保存できる) |
水道水の使用 | OK |
冷水・温水機能 | あり |
メンテナンス | ・週1回〜2週に1回:タンク内を清掃 ・年1回有人メンテナンス(無料) |
サイズ | 本体:幅27cm x 奥行き32cm x 高さ 97cm タンク:幅32cm x 奥行き32cm x 高さ 42cm |
レンタルできる水素水サーバーのなかで、もっともリーズナブルなのが「アクアバンク」。
月々3,980円(税別)で、温冷水機能付きの本格的な水素水サーバーを導入できます。
アクアバンクは1年契約で月々3,980円(税別)。導入のハードルが低い
アクアバンクのレンタル契約は1年ごとで、月々の支払いは3,980円(税別)、初期費用も2,000円と、導入のハードルの低さが特徴です。
さらにこの金額には年一回の有人メンテナンス・カートリッジ交換料金も含まれていて、非常にリーズナブルといえます。
アクアバンクは水道水をそのまま使用できる
アクアバンクは浄水フィルター付きなので、水道水をそのまま汲み入れて使用できます。
水素発生方法は電気分解ではなく化学反応式
アクアバンクの水素生成方式は、水素水サーバーのなかではめずらしい化学反応式で、マグネシウムを使った化学反応で水素を発生させます。
その分電気分解式にくらべると水素濃度は若干低めで、0.2〜0.6ppmとなっています。
他にはない「温水にも水素が含まれる」水素水サーバー
床置設置型の水素水サーバーは「温冷水機能付き」のものが多いですが、「温水には水素は含まれない」タイプがほとんどです。
アクアバンクは温水・冷水ともに水素水となっており、私が調べた限りでは他にこのような製品はありませんでした。
アクアバンクは浄水器としての性能が優れている
アクアバンクのカートリッジはたんなる浄水フィルターではなく、ミネラル付与や塩素除去やカルキ除去、殺菌抗菌など総合的に行ってくれるカートリッジです。
野菜をひたしたときの農薬除去率や減菌・抗菌作用にすぐれており、「よりよい質の水を日常的に使いたい」という方にもおすすめです。
宅配水式で4.1ppmの超高濃度水素水が飲める「アルピナピュアウォーター+H2」
価格(税別) | サーバーレンタル(アルピナウォーター):1,572円/月 サーバーレンタル(ピュアハワイアン):1,000円/月 |
【水ボトル代金】 アルピナウォーター:780円(8L)、1,050円(12L) ピュアハワイアン:1,370円(8L)、1,800円(12L) | |
水の補給方法 | 宅配された水ボトルを取り付ける |
冷温水機能 | あり(水素は冷水のみ) |
水素濃度 | 4.1ppm |
水素水生成待ち時間 | 0分 |
サイズ | 横幅43 x 奥行31(+接続部分15) x 高さ97(cm) |
メンテナンス | 2年に1度(税別6,000円) |
カラー | ホワイト |
通常の「宅配水」式のレンタルウォーターサーバーに、「水素発生装置」を取り付けることで水素水サーバーにできるタイプです。
水素濃度は驚きの4.1ppm。
水の種類は、
- アルピナピュアウォーター:RO水(ROろ過フィルターをとおした不純物をほぼ完全に取り除いた水)
- ハワイアンウォーター:ハワイの大自然のなかで生まれたミネラルウォーター
どちらかを選ぶことができます。
水素濃度はおどろきの4.1ppm
横に取り付けた水素生成器内部で水素分子をとりだしてから注入する「気体過飽和方式」という独自技術により、飽和限界濃度(1.6ppm)を超えた4.1ppmの高濃度水素水を可能にしています。
RO水とミネラルウォーター、好きな種類の水を選べる
RO水(ほぼ純水)とハワイのミネラルウォーターという性質の異なる2種類の水を選ぶことができます。
横幅が大きいため設置場所は必要
通常のウォーターサーバー機会の横に水素発生装置をとりつけるため、特に設置スペースの横幅が必要になります。
設置場所には注意が必要です。
配送可能地域も限られているので要注意
残念ながら日本全国には対応しておらず、
「東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城の関東一円のみ」
となっています。
水素吸引にも対応した「ルルド ハイドロフィクス」
価格(税別) | 142,800円 |
水道水 | OK(オプションの浄水フィルター必要) |
水の補給方法 | 注ぎ入れ |
冷温水機能 | なし |
水素濃度 | 1.2ppm |
水素水生成待ち時間 | 30分(0.5L生成の場合は10分) |
タンク容量 | 1.5L |
メンテナンス | 1年に1回カートリッジ交換(税別3,980円) |
カラー | ホワイト |
ルルドハイドロフィクスは30分で1.2ppmの水素水を生成し、追い焚き機能によって長時間水素濃度が維持できる水素水サーバー。
水素水サーバーのなかではいちはやく「水素吸引」にも対応しています。(オプション)
ルルドハイドロフィクスは追い焚き機能で水素濃度維持できる
ルルドハイドロフィクスは「追い焚き機能付き」。
一回で0.5Lから1.5Lまでの水素水をつくることができ、一度に飲みきれなくても追い焚き機能で1.2ppmの水素濃度を維持することができます。
500mlの量なら10分で生成
ルルドハイドロフィクスは少量の水素水生成にも対応していて、500mlであれば10分で水素水ができあがります。
オプションのフィルターを取り付ければ水道水がそのまま使える
オプションの浄水フィルター(税別3,600円)を取り付ければ、水道水をそのまま使うこともできます。
浄水フィルターの交換期間は約4ヶ月と交換頻度は少し高めです。
オプションで水素吸引も可能
税別9,000円の水素吸入セットを購入すると、水素水生成だけでなく水素ガス吸入もすることができます。
水素ガス吸入治療が2016年に厚生労働省の先進医療Bに認定されてから水素吸引は注目が高まっています。
冷水機能付きの卓上水素水サーバー「ピュアラスミニ」
価格(税別) | 268,200円 |
水道水 | 不可 |
水の補給方法 | 注ぎ入れる |
冷温水機能 | 冷水のみ |
水素濃度 | 1.2〜1.6ppm |
水素水生成待ち時間 | 8分 |
タンク容量 | 2.3L |
メンテナンス | たまに水タンクを清掃 |
サイズ | 325mmx325mmx500mm |
カラー | ホワイト |
付属の医療機関をもち、医療現場と連携しながら製品開発をすすめている「ドクターズチョイス」の水素水サーバー「ピュアラスミニ」。
医療機関ではトップシェアをほこり、安心安全な水素水サーバーといえます。
ただ、卓上タイプとしてはサイズは大きめなので、設置場所には注意が必要です。
卓上タイプにはめずらしい「冷水機能」つき
ピュアラスミニのような「卓上タイプ」の水素水サーバーは、「常温のみ対応」の製品が多いです。
ピュアラスミニは「冷水機能」があり、注ぎ入れた水の保存期間は比較的長くなるというメリットもあります。
水素水生成までの時間は8分
水をタンクに注水してから水素水ができるまでの時間は8分。
他の機種(ガウラミニなど)待ち時間0分の機種に比べると、少し見劣りします。
水道水の利用は不可
ピュアラスミニは水道水をそのまま使うことはできません。(水道水を飲んでも大丈夫であれば使えます)
浄水器をとおした水か、ミネラルウォーターを別途購入する必要があります。
水素濃度は高めの1.2〜1.6ppm
水素濃度は水素水サーバー全体の中でも高めの「1.2〜1.6ppm」。
水素濃度的には十分といえます。
水道直結式の卓上水素水サーバー「バイオシス」
価格(税別) | レンタル:4,611円 |
水の補給方法 | 水道直結 |
冷温水機能 | なし |
水素濃度 | 0.99ppm |
水素水生成待ち時間 | 待ち時間なし |
メンテナンス | 1年に1回5本のフィルター交換 |
サイズ | 幅170mmx奥行き440mx高さ405mm |
バイオシスは卓上式ではめずらしい、水道直結式の水素水サーバーです。
水素発生方式は電気分解ではなく、鉱物フィルターをとおす方式。0.99ppmの水素水を待ち時間なしで飲むことができます。
バイオシスは水道直結式の卓上水素水サーバー
バイオシスは水道直結式なので、卓上水素水サーバーにありがちな「水を随時汲み入れる」という作業が必要ありません。
その分「どこにでも置ける」というわけではありませんが、卓上水素水サーバーの選択肢を増やす製品といえます。
電気分解ではなく天然鉱物を使った水素生成方式
水素水サーバーで一般的な電気分解で水素を生成する方法ではなく、天然鉱物を内蔵したフィルターをとおすことで水素を発生させます。
通常マグネシウムを使った水素生成方式の場合水素濃度は低くなりがちですが、バイオシスの場合は「0.99ppm」という水素濃度が第三者期間によって確認されています。
十分な水素濃度といえるでしょう。
レンタルは4,600円(税別)/月
バイオシスはレンタルのみ対応しています。
レンタル費用は月々4,600円(税別)、初回の設置費用が15,000円(税別)です。
メンテンナンスは5本のフィルター交換のみ
水道直結式のためタンクの清掃などの必要がなく、必要なメンテナンスは5本のフィルターカートリッジを年1回交換するのみと非常にシンプルです。
交換用のフィルター代金はレンタル費用に含まれているため、ランニングコストもかかりません。
追い焚き機能付きで水素濃度を維持できる「ルルド」
価格(税別) | 148,000円 |
水道水 | 不可 |
水の補給方法 | 注ぎ入れ |
冷温水機能 | なし |
水素濃度 | 1.2ppm |
水素水生成待ち時間 | 30分 |
タンク容量 | 1.8L |
メンテナンス |
2日に1回オゾン水をつくる(=洗浄になる) 9ヶ月に1回フィルター交換(税別2,830円) |
カラー | ワインレッド・シャインシルバー |
ルルドは水素水を生成するのに30分かかりますが、特徴的な「追い焚き機能」によって「一度つくった水素水の濃度を維持する」能力に優れています。
ルルドは30分で1.2ppmの高濃度水素水を生成
ルルドは30分で1.2ppmの高濃度水素水を1.8リットル生成できます。
一度に1.8リットル飲みきれなくても、ルルド独自の「追い焚き機能」によって1.2ppmの濃度を長時間維持することができます。
ルルドは水素水の他、殺菌・消毒に使える「オゾン水」もつくれる
ルルドは、アルコールの7倍以上の殺菌・消毒効果があるといわれているオゾン水もつくることができます。
オゾン水はその強力な殺菌・消毒効果によって、
- 流し台のぬめり洗浄
- ペットのにおい除去
- 野菜や果物の残留農薬除去
などに使うことができます。
ルルドは水道水は使えないので注意!
ルルドは水道水はそのまま使えません。
別途浄水器などを用意するか、市販のミネラルウォーターなどを購入する必要があるのでご注意ください。